これまで書評した本
2009年05月02日放送内容    (再放送:2009年05月02日)
司        会 児玉清 ・ 谷口真衣
出演・書評 奥本大三郎 ・ 辺見じゅん ・ 横山広美
特        集 四方田犬彦    著作刊行100冊!四方田犬彦の世界
■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
教室へ 書    名 教室へ 奥本大三郎
著    者 フランソワ・ベゴドー著 秋山研吉訳
出版社 早川書房
書評する人 奥本大三郎 (フランス文学者)
本の内容
教師をしながら執筆活動を続けてきた著者が、自身の体験を元に描いた長編小説です。
フランス・パリ19区。主人公の“私”は日本の中学校にあたるコレージュでフランス語の教師をしています。生徒にはアフリカやアジアからの移住民の子どもが多くいて、日常的なコミュニケーションもままなりません。“私”は毎日憂うつを抱えながら教室に向かいます。出口の見えない、教室という密室での日々。フランスの教育現場の抱える問題が淡々と、しかし克明に写し取られています。
奥本大三郎さんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
フランス詩のひととき 読んで聞く詞華集 吉田加南子 白水社
中国の五大小説(上下) 井波律子 岩波新書
自伝詩のためのエスキース 書    名 自伝詩のためのエスキース 辺見じゅん
著    者 辻井 喬
出版社 思潮社
書評する人 辺見じゅん (ノンフィクション作家)
本の内容
第27回現代詩人賞を受賞した連作長編詩です。
巨大百貨店の二代目経営者として知られた著者は、現代詩の第一線を走り続ける詩人でもあります。
あとがきに“記されるべきは、矛盾に満ち、無責任でもある多重人格者の迷いの記録でしかない”と記されています。二つの顔を持つ著者が歩んできた道を“自伝詩”という試みで、飾ることなく語っています。
辺見じゅんさんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
利休にたずねよ 山本兼一 PHP研究所
アメリカの黒人演説集 荒このみ編訳 岩波文庫
小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力 書    名 小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力 横山広美
著    者 立花 隆
出版社 朝日新聞出版
書評する人 横山広美 (東京大学大学院理学系研究科准教授)
本の内容
去年12月にノーベル物理学賞を受賞した小林誠さんと益川敏英さん。二人の理論が予言したのは、すべての物質の元となる素粒子の種類と振る舞いについてでした。そして実験施設“Bファクトリー”のスタッフは、その理論の正しさを証明するために実験を開始するのです。
全長3キロメートルの超ど級マシーン、Bファクトリーでのあまりにも小さな素粒子の探求。アメリカの実験施設とのし烈な研究競争も印象的な一冊です。
横山広美さんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
天使と悪魔(上中下) ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫
まず歩きだそう 米沢富美子 岩波ジュニア新書
■特集 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
濃縮四方田 書    名 濃縮四方田 四方田犬彦
著者・ゲスト 四方田犬彦
出版社 彩流社
テーマ
著作刊行100冊!四方田犬彦の世界
内容
1980年「リュミエールの閾」を1冊目とし、ついに著作が100冊をむかえる批評家・四方田犬彦さん。
その記念すべき100冊目「濃縮四方田」は500ページを超える全著作のダイジェスト・解説本です。
自作の完全年譜や今後の書物刊行計画など、まさに四方田犬彦決定版ともいえる1冊についてお話をうかがいました。
■ベストセラーレビュー 様々な切り口で本に関するランキングをお伝えしていきます。
テーマ 文庫本週間ベストテン
調   べ 大盛堂書店駅前店 調べ
  書 名 著 者 出版社
1 天使と悪魔(上) ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫
2 天使と悪魔(下) ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫
3 名探偵の掟 東野圭吾 講談社文庫
4 天使と悪魔(中) ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫
5 鴨川ホルモー 万城目 学 角川文庫
6 DUST 山田悠介 幻冬舎文庫
7 向日葵の咲かない夏 道尾秀介 新潮文庫
8 トワイライト(上) ステファニー・メイヤー著 小原亜美訳 ヴィレッジブックス
9 D坂の殺人事件 江戸川乱歩 創元推理文庫
10 ルパンの消息 横山秀夫 光文社文庫
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