| 2006年11月19日放送内容 (再放送:2006年11月20日) | |
| 司 会 | 長田渚左 ・ 中江有里 |
| 出演・書評 | 青山南 ・ 荒川じんぺい ・ 藤田弓子 |
| 特 集 | 伊東乾 「さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生」を中心に |
| ■おすすめの一冊 | 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。 |
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書 名 | フィリップ・マーロウのダンディズム |
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| 著 者 | 出石尚三 | ||
| 出版社 | 発行 綜合社 発売 集英社 | ||
| 書評する人 | 青山南 (翻訳家) |
| 本の内容 |
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服飾評論家の著者が、ハードボイルドの名作にちりばめられたおしゃれの極意を、鮮やかに読み解きました。 「フィリップ・マーロウの物語を知らずしてダンディズムを語るなかれ(本文より)」 20世紀ハードボイルドの巨匠レイモンド・チャンドラーが生み出した、名探偵フィリップ・マーロウ。その物語を「おしゃれ教本」「着こなし教本」として読み解いていくと、「短い描写の中に男の美学が隠されている」と、著者は言います。 フラノ、パジャマ、シャークスキンなど、32のキーワードで語られるその極意の数々。名作の秘められた魅力を、存分に語り尽くした一冊です。 |
| 青山南さんの「おすすめの本」(上記以外) | ||
| 書名 | 著者 | 出版社 |
| カメレオンのための音楽 | トルーマン・カポーティ著 野坂昭如訳 | ハヤカワepi文庫 |
| コミック文体練習 | マット・マドン著 大久保譲訳 | 国書刊行会 |
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書 名 | 夜の朝顔 |
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| 著 者 | 豊島ミホ | ||
| 出版社 | 集英社 | ||
| 書評する人 | 荒川じんぺい (ブックデザイナー) |
| 本の内容 |
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夏休み、クラスのいじめられっ子、バレンタインデー・・・。小学生の女の子を主人公に、6年間のほろ苦い日々を7つのエピソードで綴った、連作短編集です。 「洸兄(こうにい)っ、待ってた待ってた」(本文より) 田舎の小学生・センリは、とても『からだが弱い』」妹・チエミがいるので、夏休みになってもみんなと海に遊びに行くことが出来ません。でも、「イチノセキの一家」が来れば、チエミを預けて「夏休み限定・兄」の洸兄と遊びに行ける! 思う存分、遊びまわるセンリでしたが、洸兄のわずかな変化に、こんな楽しい夏休みも、もうやって来ないかもしれない、と感じてもいたのです。 知らず知らずのうちに変わっていく自分にとまどいながらも、一生懸命生きていく姿がみずみずしく描かれた作品です。 |
| 荒川じんぺいさんの「おすすめの本」(上記以外) | ||
| 書名 | 著者 | 出版社 |
| 鳥類図鑑 | 本山賢司/絵・文 上田恵介/本文監修 | 東京書籍 |
| ニンジンより大切なもの | ボリス・フォン・スメルチェック著 清水紀子・訳 松岡芽衣・絵 | 主婦の友社 |
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書 名 | 悪党芭蕉 |
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| 著 者 | 嵐山光三郎 | ||
| 出版社 | 新潮社 | ||
| 書評する人 | 藤田弓子 (女優) |
| 本の内容 |
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旅好きとして知られる著者が、同じく、旅に生きたとされる俳人・松尾芭蕉の、真の姿に迫ろうとした一冊です。 「芭蕉は危険な人物であったのだ」(本文より)芭蕉の弟子たちは「裏切り者あり、斬殺犯あり、獄中俳人あり」で、芭蕉自身、スキャンダルまみれでした。しかし、いまや芭蕉は「風雅の守護神」としてまつられる存在となったと、著者は言います。 「老人アイドルと化した芭蕉を、俗人と同じレベルで、(中略)芭蕉もひとり、私もひとり、読者もひとりの地点に立つところから考える。」(本文より」 弟子たちとの愛憎、ライバル井原西鶴への嫉妬など、人間・松尾芭蕉の姿が著者独自の視点で描かれています。 |
| 藤田弓子さんの「おすすめの本」(上記以外) | ||
| 書名 | 著者 | 出版社 |
| アースダイバー | 中沢新一 | 講談社 |
| 憲法九条を世界遺産に | 太田光・中沢新一 | 集英社新書 |
| ■特集 | 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。 |
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書 名 | さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生 |
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| 著者・ゲスト | 伊東乾 | ||
| 出版社 | 集英社 |
| テーマ |
| 「さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生」を中心に |
| 内容 |
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特集は今年度、開高健ノンフィクション賞を受賞された伊東乾さんをお招きしました。伊東さんは1965年東京生まれ。作曲家・指揮者として活躍される一方、東京大学大学院助教授も務められています。受賞作「さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生」は、著者の大学時代の同級生で、地下鉄サリン事件の実行犯である豊田亨被告の証言や、学生時代の姿を回想しながら、事件の本質に迫った作品です。 【本の内容】 『私とビニール傘と缶コーヒーを乗せた「中目黒発東武動物公園行」は、定刻通り静かに発車した。』(本文より) 伊東さんは、『10年前の「彼」と同じように』電車に乗り込むところからオウム事件への思索を深めて行きます。なぜ、未来あるエリート化学者の卵が、あんな荒唐無稽な教団に走ってしまったのか? 再発防止のために最初にしなければならない事は何か?オウムの施設跡を巡り、マインドコントロールに用いられたビデオなどのメディア、そして薬物の歴史を探る。 「オウム」とは何だったのか、と言う探求の先に、日本の過去と未来が垣間見えてきます。 |
| ■ベストセラーレビュー | 様々な切り口で本に関するランキングをお伝えしていきます。 |
| テーマ | 新書・ノンフィクション週間ベストテン |
| 調 べ | トーハン調べ |
| 書 名 | 著 者 | 出版社 | |
| 1 | 若者はなぜ3年で辞めるのか? | 城繁幸 | 光文社新書 |
| 2 | 世界の日本人ジョーク集 | 早坂隆 | 中公新書ラクレ |
| 3 | 美しい国へ | 安倍晋三 | 文春新書 |
| 4 | 格差社会 何が問題なのか | 橘木俊詔 | 岩波新書 |
| 5 | 憲法九条を世界遺産に | 太田光・中沢新一 | 集英社新書 |
| 6 | 国家の品格 | 藤原正彦 | 新潮新書 |
| 7 | 人は見た目が9割 | 竹内一郎 | 新潮新書 |
| 8 | 労働ダンピング 雇用の多様化の果てに | 中野麻美 | 岩波新書 |
| 9 | 現代語訳 般若心経 | 玄侑宗久 | ちくま新書 |
| 10 | 愛国の作法 | 姜尚中 | 朝日新書 |
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