お酢の第2のパワー「酢酸菌」

2020年7月9日(木)BSプレミアム 午後8時00分~午後8時59分

内側から美しく!お酢の健康パワー


お酢の第2のパワー「酢酸菌」


お酢の第2のパワーが、最新研究によって明らかになってきました。
その最前線の研究をしているのが、東京農業大学教授 前橋健二さんです。

「最近見つかったお酢の第2のパワーがあります。お酢の酢酸も素晴らしい効果があるんですが、実はこの酢酸菌自体にも健康効果があることが最近わかってきたんです!」(前橋教授)

カギとなるのは、製造過程で取り除き、ろ過されていた酢酸菌。

実はこの酢酸菌自体にも、独自の健康効果があることがわかってきつつあるのです!

それは、免疫の暴走を止めること。

このグラフは、ある症状に悩める人たちを、酢酸菌の成分を摂取した人と、そうでない人に分け比較をしたもの。

酢酸菌の成分を摂取した人は、その症状の不快感が和らいでいました。

「この症状というのは、花粉症の不快感です。鼻づまりなどの不快感が酢酸菌成分の摂取によって和らぎました。」(前橋教授)

この不快感とは、花粉症などのアレルギー症状。

では一体なぜ、アレルギー症状が和らいだのでしょうか?

そのヒミツが、免疫のスイッチを調節する機能。
実は私たちのカラダには、異物が入ってきたことを感知し、過剰に反応してしまうスイッチがあります。

本来、カラダに害はないはずの花粉。

しかし、これがカラダに入ると、免疫のスイッチがオンに。

異物をカラダに入れまいと、鼻づまりなどのアレルギー症状を引き起こすんです。

そこで、この免疫の暴走を止める、酢酸菌の成分が注目されました。
LPSというのは、酢酸菌の細胞壁にある成分のこと。

「酢酸菌に含まれるLPSが、アレルギーで反応する免疫のスイッチを押して、免疫を整える働きがあります。」(前橋教授)

このLPSがオンになったスイッチをオフにし、過剰な反応を制御することができるんです。

免疫機能のスイッチを押し、花粉症の不快感を和らげるのも、お酢を作る酢酸菌のすごいパワーだったんです!

でも製造過程で酢酸菌は取り除いてしまっていましたが...
普通のお酢には、入っているのでしょうか?

「研究の結果、昔ながらの伝統的な方法で作られたお酢には、酢酸菌の有効成分であるLPSが溶け出していることがわかっています。」(前橋教授)

昔ながらのお酢づくりは、長時間かけじっくり自然発酵、熟成させて作ります。
この長い期間に、酢酸菌の細胞壁から、LPSがお酢に溶け出していたんです。

アレルギー症状を抑える「酢酸菌」。
これこそが、お酢の第2のパワーだったんです!

昔ながらのお酢は、例えば黒酢とか、長時間かけて熟成しているものが多いです。でも実は、酢酸菌が死んでしまってはいるんですが、そのまま入っているお酢もあるんです。それがにごり酢です。」(宇山さん)

普段使っているお酢は透き通ってますが、 これがにごり酢。
色がついています。

酢酸菌が残ったままのお酢で、菌は死んではいるものの、LPSを取り入れることができるんです。

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