デコボコ道の上り下りは脳トレ

2020年6月18日(木)BSプレミアム 午後8時00分~午後8時59分

下りでも効果あり!階段で美をめざせ


デコボコ道の上り下りは脳トレ


「ファイト~!」「ファイトファイト~!」
元気な声を出しているのは、九州・佐賀で活動する山登りグループの皆さん。
毎週欠かさず100人以上が参加しているんだそうです。

こうした山登りでは、舗装されていないデコボコ道を歩きます。
それには、他の運動では得られない特別な効果があると言います。

その研究をしているのが金沢学院大学教授 藤原勝夫さんです。
脳の活性化の視点で運動生理学を研究しています。

実は、ご自身も時々山登りに行くという藤原教授。
山のデコボコ道、つまり不整地を歩くことが脳の活性化につながるのではないかと考えています。

「一歩一歩踏み出すごとに感覚刺激が異なっているため、足からの情報を非常に重視しなければいけないんだと思います。そこで、意図的に調節しなければいけなくなる。そのため大脳皮質を使うので、大脳皮質を活性化する仕組みがあるのではないかと思っています。」(藤原教授)

デコボコの道、不整地を歩くと、どれほど脳が活性化するのか、特別な装置で実験しました。

こちらは、自ら考案した踏み台装置。

不整地を想定し、左右の傾斜が水平から傾斜5度までランダムに動くようになっています。

このランダムに動く踏み台を歩くこと20回繰り返して、 その直後に、点灯したランプを目で追うスピードを測定します。

目の反応速度が速くなれば、脳が活性化し、情報処理能力が高まったと推定できます。

平らな踏み台と比べた結果、ランダムに傾斜が変わる踏み台の方が、反応時間が5%も早まりました。

脳波も測定しました。
こちらもランダムに傾斜が変わるほうが、反応が高まっていました。

「不整地で行いますと、注意がよく向き、脳の前頭葉がよく働き、脳の活性化が持続して起きるということがこれで証明できたわけです。ということで、登山は脳の活性化にはいいのではないかと思います。」(藤原教授)

美しい景色を楽しみながらの山登り。
上り下りも心地よくできちゃいますよね。

下りで筋トレや骨トレ。
上りで持久力とヒップアップ。
それに加えて、デコボコ道を歩いて脳トレまで。

山登りって、一挙にたくさんの効果がある、最上級のウォーキングなんですね。

「私は仕事柄、全国の山岳会の方たちの調査を色々するのですが、皆さん、色艶が非常にいいのです。話のやり取りも、ポンポンポンポンしていて、脳が若いんだなと思います。先ほど出てきた毎週登山されている方の調査を、数年ずっとやっていますが、高血圧とか糖尿病とか脂質異常とかが、非常に少ないです。」(山本教授)

「若さと美しさを保つために、身近にある階段だったり歩道橋だったり、坂道だったりを使えばいいだけなので。階段ありがとう、ということで、気持ちは羽をつけた大地真央さんになったつもりで、下りたいなと思います。」(宇山さん)

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