お弁当で野菜のパワーを100倍に

2020年3月24日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

新生活をレベルアップ!お弁当革命


お弁当で野菜のパワーを100倍に


毎日のお弁当生活。
食物繊維をとれるために生野菜を入れたり、コンビニでパックサラダを買ったりする方もいますよね。

でも、その食べ方では、食物繊維が意外と足りなくなってしまうんです。

成人女性が1日に目標とされる食物繊維、18グラムです。

これをサラダでとれろうとすると・・・。
こんな巨大なサラダになってしまうんです!

でもご安心ください!
たっぷりの野菜をお弁当にとりいれる、ヒミツ兵器を見つけました!

訪れたのは、愛知県の運送会社。こちらの女性は片桐千晴さん。

彼女の職業はトラックドライバー。さっそうと10トントラックに乗り込む、通称トラガールです!

工場から工場へ、様々な部品を配送し 手慣れたハンドルさばきでフォークリフトを操ります。

そしてようやくお弁当の時間。

と、バッグから取り出したのはヒミツ兵器。
その名も『スープジャー』!

このポカポカの野菜スープが、心もカラダも癒やしてくれます。

お昼は、この野菜スープだけでもおなかいっぱいなんだとか。

実は片桐さん。高校生と中学生、2人の子どもを育てるシングルマザー。

子どものためにと一念発起。 5年前にトラガールへ転職しました。 暮らしは安定しましたが、カラダが資本のハードな仕事。 その健康を守るヒミツが、野菜スープなのです。

白菜などの淡色野菜と 緑黄色野菜。そしてキノコ類まで。
カルシウムが豊富な大根の葉や小松菜も入った、抜群の栄養バランス。

しかも、煮ることでカサが減るので、サラダよりも簡単に多くの食物繊維がとれちゃいます。

3日分ほどを1度に作って、朝、温め直して持っていくだけ。
1食分の野菜としては、十分な食物繊維。

片桐さんのお弁当は、毎日がこの野菜スープなのです。

お弁当に野菜スープを持っていくようになってから、体調にも大きな変化があったそうです。

「足が冷えて、寝付きが悪かったんですけど、最近は結構ぐっすり寝られるようになりましたね。」(片桐さん)

そう、実はこの野菜スープには、驚きのパワーが秘められているんです。

そのチカラを研究してきたのが、熊本大学名誉教授、抗がん剤研究の世界的権威でもある前田浩さんです。

「野菜は非常に、抗酸化成分の宝庫だといえます。その野菜ですが生で食べるよりも、スープで食べるほうが10倍から100倍、抗酸化力ははるかに良い作用が期待できるのです。」(前田教授)

抗酸化成分って、聞いたことありますよね?
その1つは、皆さんも知っているトマトのリコピン。
ほかにもほうれん草やブロッコリーに含まれるルテイン。
タマネギのケルセチン。
ニンジンやカボチャのBカロテンなど、 ほとんどの野菜には、何らかの抗酸化物質が含まれているんです。

この抗酸化物質は、病気や老化の原因になる『活性酸素』をやっつけてくれる、重要な存在。

ところが、抗酸化物質の多くは、かたい細胞壁の内側にあるため、実は生で食べても、ほとんどカラダに吸収されないんだとか。

それを解決してくれるのが野菜スープ!

熱を加えて煮込むだけで、簡単に細胞壁は壊れ、抗酸化物質がスープに溶け出していくのです。

例えば、野菜をすりおろしたものと、同じ野菜を5分間煮込んだ煮汁を比較した実験で比べてみると 煮汁のほうが、なんとおよそ10倍〜100倍も、抗酸化力がアップ!

野菜の種類や、生産された環境で倍率は変わるそうですが、ほとんどの野菜で、かなりの上昇が見られるのです。

「ガンの予防とか、病気がひどくなるのを抑えるとか、老化を抑えるとか、そういういろんな作用が期待できます。」(前田教授)

アンチエイジングに病気の予防まで!
お弁当に利用しない手はないですよね!

皆さんのお弁当生活にも、ぜひとりいれてみては?!

「植物の細胞の中に閉じ込められたものは、つぶすか何かしない限り、(カラダの中を通って)スポンと出ちゃう。そしたら栄養にならないんです。結局重要なことは、細胞を壊してやることが中の栄養成分を取り込むということ。私がよくやるのは、一口大ぐらいに切った野菜を冷凍庫に入れておくことです。細胞の中はほとんど水で、氷になると体積が10%増えます。つまり、細胞が壊れてしまうので栄養素が外に出てくるのです。お鍋料理のとき、汁を飲まないのは栄養の損失です。だいたい半分、栄養素は汁に出てると思っていいと思いますよ。」(佐藤教授)

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