リンパ"ダダ漏れ"対策の食材とは?

2020年1月21日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

肥満むくみに!新リンパの極意


リンパ“ダダ漏れ”対策の食材とは?


“ダダ漏れ”が恐ろしいリンパ管。
実は、大敵になるとわかってきたのが「ストレス」です。

それを実験で見せてくれたのは、ポーラ化成工業研究所研究員 多田明弘さんと山地史哉さんです。

これはリンパ管を作る細胞、リンパ管内皮細胞です。

専用の容器に入れると、細胞同士が隙間なくくっつき、リンパ管を形成するようにきれいに並びます。

ここに加えるのはコルチゾールと呼ばれるホルモン。
私たちがストレスを感じたときに分泌されるホルモンです。

そのコルチゾールをちょっと加えただけで変化が起きていました。

注目は、細胞と細胞の間に、隙間です。

コルチゾールを加えなかった状態と比べると、その差は一目瞭然。
右の状態では、リンパ管に隙間ができ、リンパ液はダダ漏れになってしまいます。

こちらはコルチゾールでリンパ管が劣化した状態を実験でとらえた映像。
青く染めているのがリンパ液です。
左に向かってゆっくり流れていますが、ところどころで青い液が横に広がり、にじんでいます。

さらに5分ほどたつと…。
にじむ範囲はどんどん広がっていったのです。

リンパ管の恐るべき劣化。
ストレスを抱えているだけで、こうした変化が起きてしまうというのです

「ストレス以外にもリンパ管から漏れ出す理由がけっこういろいろ分かってきていまして、例えば、紫外線を浴びた皮膚とか、加齢によってもリンパ管は漏れやすくなります。あとは、皮膚の乾燥もあります。皮膚が乾燥して肌に炎症が起こったりすると、リンパ管が漏れやすくなります。」(加治屋さん)

“ダダ漏れ”が恐ろしいリンパ管。
しかし、その対策も見つかっているといいます。

「はい。実は、ある食材がリンパ管をよくするということがわかっています。」(加治屋さん)

これはすぐにでも試してみたい。
リンパ管のスペシャリストも初の実験にチャレンジしてみました。

参加してくれるのは、むくみに悩む、ものまね芸人の沙羅さんです。

まずは、むくみのチェック。
むくみの指標となる、細胞外水分量を測定しました。

0.4を超えるとむくんだ状態。
0.38以下ならリンパの滞りがない状態ですが、 その値は0.393。

「むくみ気味」と言う判定でした。

リンパを強くする食材のパワーで一体どれぐらい全身のリンパは良くなるんでしょうか?

食材を求めて向かったのは、鹿児島県で農家をしている髙田正行さん。

畑に向かうと思いきや、目の前に現れたのは1本の大きな木!

髙田さんは、この木を、いきなり削り始め…

その木の皮を渡しました。
実は、これが、むくみに効く食べ物だというのです。

その食材の正体とは、シナモン。

普段食べているパウダー状のシナモンは、皮の表面の黒い部分は取り除き、よく洗って粉砕して作っているんだとか。

シナモンには、リンパ管の細胞同士の接着を強める働きがあります。
バラバラになった細胞を再び、くっつけることができるんです。

シナモンに含まれる成分はリンパ管の表面にある細胞で働きます。
成分が届くと、細胞の上にある、タイツー(Tie2)と呼ばれる受容体にくっつきます。

すると、細胞と細胞同士をくっつける「接着因子」が作られ、細胞同士の結びつきが強くなるのです。

つまり、リンパのダダ漏れを防いでくれると、期待できるのです。

というわけで!シナモンを使ったリンパ管強化生活、スタートです!
1日の摂取量が0.9g、小さじ2分の1を超えないようにして、3週間、毎日食べてもらいました。

※肝臓に持病のある方は医師に相談ください。

この日は、カキにシナモン!

ときには、炒め物に、シナモン!

ホットミルクなど、飲み物にも取り入れつつ、続けること3週間。

再び、細胞外水分量の測定すると…

結果は、0.385。
と加治屋さんも驚くほど、顕著に改善しています。

悩んでいたむくみは、どうなったのか。
ふくらはぎを、メジャーで測定してみたところ…
-3.6cm

ウエストは、-2cm。
おなかのむくみも改善されていました。

「ここまで劇的に変化すると思ってはいなかったです。もちろん、むくみがとれたというのもあるんですけど、それ以上に、肌の状態も変わったということがありまして、とても面白かったです。肌のキメも改善されて水分量もアップしました(47.6→49.1AU)。血管とリンパ管の循環機能が活性化してくると、肌の内側から水分量が上がってきますので、そうすると、肌の乾燥自体がおさえられる方向になります。ただ、たくさんとりすぎると、肝臓に負担がかかる可能性があります。目安として、小さじ2分の1ぐらいまでにしてください。」(加治屋さん)

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