ヒミツは食べる時間とたんぱく質!

2019年11月19日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

賢く痩せる!肝臓ケアテクニック


ヒミツは食べる時間とたんぱく質!


再びさらなるヒミツを脂肪肝にならなかった時田さんの習慣から探ってみることにしました。

それにしてもなぜこんなに食事量が多くても大丈夫なのか

脂肪肝検査をした菊池さんも驚きを隠せませんでした。

「朝に食べているところがポイントなのでしょう。これを夕飯に持ってきたら、ダメだと思います。」(菊池さん)

え?朝食べると良い。夜食べるとダメ?
つまり時間が大事ってこと?

その答えを探して
名古屋大学 大学院 生命農学研究科 准教授 小田裕昭さんを訪ねました。
小田さんは、内臓の働きと体内時計の関係を研究しています。

「最近わかってきたのが、すべての細胞が時計を持っていて各臓器、筋肉や脂肪細胞もすべて皮膚もそうですけども、すべてがそれぞれの時計を持っています。」(小田准教授)

つまり脳には脳、心臓には心臓、肝臓には肝臓の時計があるというのです。

しかもこの複数の時計。リセットされる仕組みが違うと言います。

例えば脳の体内時計は、朝光を浴びることでリセットされます。

一方、肝臓などの体内時計は、朝ごはんによってリセットされると考えられています。

「本来であれば、脳の時計と肝臓の時計が一緒にオ―ケストラのように動くというのが、健康状態なのですけども、脳の時計が狂えば睡眠の障害が起き、肝臓の時計が乱れると脂質代謝が乱れ、つまり脂肪肝になったりとか肥満になったりします。(時田さんは)十分、食べるということで朝食のリセット効果を十分発揮させることができたのだと思います。体内時計がきれいに回ったということで、すごくいいのだろうと思います。」(小田准教授)

一方、脂肪肝と診断された後藤さん。
朝と昼は食べていません。
夕食1食だけというダイエットでした。
そのため、肝臓の体内時計がうまくリセットされなかったと考えられます。

さらなるヒミツが時田さんにはありました。

朝をいっぱい食べるため、夕食は軽めにしているのです。
この日のメニュ―はトマトサラダ。

さらにさらにヒミツが見つかりました。
それは時田さんが毎日とっているプロテイン。

いつもたんぱく質の栄養補助食品を牛乳で溶かして飲んでいるんだそう。

実はこのたんぱく質をしっかりとることも
ダイエット脂肪肝を防ぐポイントなんです。

「朝食は多いけれども、夜は少ない。さらにタンパクをとっているのがポイントです。朝と昼が多く、夜に少ないのは、エネルギーが残りにくい食事の形態ではないかと思います。きちんと運動して、エネルギーも消費しています。ですから、決してエネルギー・オーバーになってる訳ではない、そこら辺が、勝利の方程式になっているのではないかと思います。」(正田教授)

たんぱく質をとれば、どうして脂肪肝にならないのか。
実は、その仕組みにも筋肉が関係しています。

ヒトは、たんぱく質を食べて、アミノ酸を吸収します。
そのアミノ酸をカラダの様々な成分として使っています。

ところがたんぱく質をあまり食べなくなると、体内のアミノ酸が不足してしまいます。

すると大変マズいことが起きてしまうのです。
それが、筋肉の分解です。

「たんぱく質を食べる量がそもそも少ないと、筋肉を壊してアミノ酸に変えてしまいます。こうしてカラダの他のところの修復などに使ってしのいでいこうという風になってしまいます。すると、基礎代謝が先ほどのように落ちます。筋肉の総量が減っているので、その後の余った栄養が、肝臓の脂肪についてしまうという悪循環に。ですから、たんぱく質をとらないとダメなのです。」(西﨑さん)

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