コーヒーで老化が止まる!?

2019年10月22日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

コーヒーは神秘の美容ドリンク!


コーヒーで老化が止まる!?


コーヒーは、アンチエイジングの効果があるのではないのかという点でも注目されています。

実際に、その効果を研究している人が 老化のメカニズムの研究を行う、富山大学教授 中川崇さんです。

アンチエイジングの秘密とは コーヒーに含まれるニコチン酸です。
※カフェインなしのコーヒーにも含まれる成分です。

そのアンチエイジング効果とはどういうものなのか。
実は、とても難しいので、ざっくりと説明します。

ニコチン酸は、体内に入ると、NAD(エヌ・エー・ディー)という物質に代わります。

このNADが働くのは、細胞の中。

普段生活している中で、細胞にはたくさんの傷ができています。

その傷を、修復するために必要不可欠なのが、NADなのです。

ところが、若いころにはたくさんあったNADは、年齢とともに減ってしまうというのです。

NADが減ってしまうと、細胞の傷は残ったまま。
この細胞レベルの傷の蓄積がつまり、老化なのです。

「老化に伴って、NADのレベルが減ってしまいますと、こういった修復ができないということになってしまいます。そうすると、細胞が死んでしまったり、異常になってしまったりとかして、それによってさらに老化が進んでいくということになります。」(中川教授)

そこで力を発揮するのが、コーヒーに含まれるニコチン酸です。

「NADの材料になるようなニコチン酸であるとか、そういったものを摂取することによって、NADレベルの低下というものを防ぐことができるのではないかと思っています。」(中川教授)

中川教授は、ヒトでいうと60代の高齢マウスに、ニコチン酸を与える実験を行いました。

20代に相当するマウスに比べて、3割もNADが減っている60代のマウスを用意しました。
60代のマウスにニコチン酸を与えると、20代のさらに3倍にまでNADの量が跳ね上がったのです。

「この上がり方が劇的に上がったということで、我々もびっくりした結果になりました。NADレベルを上げてやることによって肌であるとか、そういうものを若いころのように保つことができるのではないかという風に期待されます。」(中川教授)

さあ、コーヒーの実力、カフェインくらいしか知らなかったみなさん。クロロゲン酸とニコチン酸、覚えておいてくださいね。

「タバコなどに含まれるニコチンとニコチン酸はまったく別物です。ニコチン酸というのが、先ほど出てきたNADという物質の材料になりまして、このNADというのが細胞の中、特にDNAですね。長寿遺伝子サーチュインという物質があるんですけど、そういったものを活性化する。NADがこのようなことをすることで、アンチエイジング、抗老化の役割を果たしていると考えられています。」(中川教授)

ニコチン酸を含む食品というのはほかにどんなものがあるのでしょうか。

「一般の食品で入っているのはキノコです。もうひとつが、ピーナッツです。ほかにニコチン酸を含んだ食品はないです。なかでもコーヒーは毎日飲めるので、摂取しやすいですね。」(岡教授)

ニコチン酸のとり方は、長く継続することで効果が期待できるといいます。
無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか。

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