米こうじ甘酒で保湿力UP

2019年7月30日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

夏バテも!美肌も!甘酒パワー活用術


米こうじ甘酒で保湿力UP


最近ス―パ―でこの飲み物を見かけませんか?

そう、甘酒!
でも甘酒って冬に飲むものと思っていません?

違うんです!
実は甘酒は江戸時代、夏の風物詩だったのです。
その証拠に、甘酒という言葉は、俳句では夏の季語!

甘酒は、夏の暑さに負けないよう、いわばエナジードリンクとして 当時の人々に親しまれていたんです。

その甘酒、実は2種類あります。
米こうじ甘酒と酒かす甘酒。
ご存じでしたか?

この2つ、それぞれすごいパワーがあるんです!
甘酒の効果が期待できるというのが、美肌、疲労回復、冷え、便秘の4つ。

米こうじ甘酒と酒かす甘酒、それぞれの得意分野。
では、その効果、一つ一つ見ていくことにしましょう。

まず、訪ねたのは東京にある、神田明神。

その門前には、創業170年あまり、江戸時代から続くお店があります。

この店の定番といえば、あったか―い米こうじ甘酒です

でも暑い夏の一番人気は、こちら。
氷甘酒。

かき氷には甘酒がたっぷり。
ほどよい甘さで世代を問わず親しまれています。

切り盛りしているのは女将の天野寿美子さんと、妹の史子さん。
毎日、米こうじ甘酒を飲んでいます。

甘酒がお肌にいいって本当でしょうか。
お姉さんの寿美子さんは、86歳。

妹の史子さんは72歳。
とてもとても72歳のお肌とは思えません!

そんな美肌のお二人が、毎日飲んでいる米こうじ甘酒。

昔から毎日、お店の裏手で行われている米こうじ甘酒作りをのぞいてみましょう。

まずは、蒸したお米に、こうじ菌を混ぜていきます。

そしてできるのが、米こうじ。

この米こうじに、さらにお米とお湯を入れ、60℃で発酵させます。

1日発酵を続けると、米こうじが米を溶かして、米こうじ甘酒の完成です。

米こうじ甘酒は美肌とどんな関係があるのか。
佐賀大学教授の北垣浩志さんは、ある美容成分が関わっているといいます。

その成分とは、米こうじ甘酒の発酵の過程で生まれる、グルコシルセラミド

「グルコシルセラミドを肌の細胞に与えると、肌の健全性やバリア機能がアップするということも我々は明らかにしています。そうすると肌が元気になり、水分量等をアップしてくれるということになります。」(北垣教授)

このグルコシルセラミドが持つ美肌のメカニズムがわかってきました。

グルコシルセラミドは肌全体の細胞を活性化させるスイッチを押す働きを持ちます。

細胞が活性化すると増えるのが、保湿成分。

保湿成分は、肌の水分とくっつき、内側に保つ働きを持っています。
このため肌内部の水分量を増やしてくれると考えられています。

甘酒を飲んだときの効果を実際に確かめたのは、 味噌メ―カ―の研究員、植田愛美さんです。

植田さんは乾燥肌に悩む女性に 1日125mlの米こうじ甘酒を飲んでもらい、肌の保湿機能を調査しました。

調べたのは肌から蒸発していく水分の量。
上に行けば行くほど水分が多く、逃げていることを表します。
米こうじ甘酒を飲む前と比べると、4週目には蒸発量が減っていました。

水分の蒸発が減ることで肌の乾燥を防ぐことができるんです。

「乾燥肌の女性は、もともと肌の水分量が低かったり、バリア機能が低い傾向がありますが、甘酒を飲むことによって肌の水分量がしっかりと保持されたという結果になりました。」(植田さん)

さすが江戸時代から続く米こうじ甘酒の美肌パワー!
皆さんも手軽なこの方法で、美肌を手に入れてみては?

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