トマトで発見!肥満防止の成分?

2019年7月9日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

美と若さの宝石箱!トマトの魔法


トマトで発見!肥満防止の成分?


肥満防止につながる成分を研究しているのが、東北大学大学院教授の麻生久さんです。

「トマトにセロトニンが入っているということがわかって、肥満を防止できるのではないか、
これはちょっと大変な発見なのかなと思っています。」(麻生教授)

セロトニン。
カラダにとても大切な働きをする物質です。

例えば、神経伝達物質として、感情や認知など、脳の様々な働きをコントロールするといわれています。

このセロトニンが、トマトにも入っています。
しかも、肥満防止の効果があることがわかってきたんです。

こちらがその麻生教授の実験。
高脂肪の餌を与えたマウスのグループと普通の餌を与えたグループの体重の変化です。

高脂肪の方は、体重がかなり増えています。

そこにもう1グループ、高脂肪の餌にセロトニンを混ぜたものを与えてみました。

すると体重は、高脂肪の餌を食べたマウスを下回り、どちらかといえば、普通の餌を食べたマウスの体重に近づいたのです。

「このセロトニンを食べることによって、脂肪酸を代謝する筋肉に変化するという、筋繊維移行というのですけど、それがわかりました」(麻生教授)

原因は筋肉の質が変化したことにありました。
オレンジ色の部分が、脂肪が燃焼しやすい筋肉の繊維です。

セロトニンを摂取すると、脂肪が燃焼しやすい筋肉が増加。
脂肪が燃焼しやすくなり、肥満を抑制したと考えられています。

ではマウスではなくて人の場合、どれだけトマトをとればいいのでしょうか?

「普通に買える状態の大玉ですと、1日に21個食べることが必要になってきます。」(麻生教授)

それは、さすがに大変ですよね。
そこで大学では、セロトニンをもっと多く含んだトマトを開発中だそうです。

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