脳疲労回復にイミダゾールペプチド

2019年6月11日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

長びく疲れ “脳疲労”は美の大敵!


脳疲労回復にイミダゾールペプチド


長い距離を、疲れ知らずで飛ぶ渡り鳥。

疲れ知らずで、水中を泳ぐ回遊魚。

この2つの生物のカラダに含まれるある成分が、疲れ知らずのもと。

その名も、イミダゾールジペプチド。
聞いたことありますか?

実は、鶏のむね肉や、マグロなどの回遊魚に豊富に含まれています。

こうした食品を食べれば、イミダゾールジペプチドを取り込み、脳疲労に効くことがわかってきました。

理化学研究所の渡辺さんは、その理由は活性酸素の消去だと言います。

「イミダゾールジぺプチドというのは 、今までみなさんがご存じのものではなかなかできなかった、本当にまれな活性酸素を消去することができます。」(渡辺さん)

そのイミダゾールジペプチドが体内に入ると、どう働くのでしょうか?

腸管から吸収されると、イミダゾールジペプチドは、「ヒスチジン」と「β-アラニン」というアミノ酸に分かれて脳に入っていきます。

脳内で、再び酵素によってイミダゾールジペプチドになります。

神経細胞の中に生まれた活性酸素は、脳の疲労を引き起こす毒。

イミダゾールジペプチドが、その活性酸素を消去するのです。

抗酸化効果のある食品を調べた論文では、イミダゾールジペプチドが、最も抗疲労効果があると確かめられました。

効果を期待するには、イミダゾールジペプチドを1日200mg摂取するよう勧められています。
鶏のむね肉でもマグロでも十分に取ることができます。

さらに手軽に取れる方法として、水産食品メーカーが勧めているのが、「鮭缶」。

なぜ、サケ缶がいいのですか?
研究員の高橋義宣さんに伺いました。

「イミダゾールジペプチドというのは非常に水に溶けやすく、調理加工においても流出してしまう可能性が高いと思われます。サケ缶というのはサケをそのままの形で封印しておりますので、その中に含まれているイミダゾールジペプチドも、そのまま鮭に入っているままで食べることができると思います。」(高橋さん)

脳疲労に効くイミダゾールジペプチドの料理。
食べたくなりますよね。

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