血管の浮き対策!超カンタン呼吸法

2019年1月29日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

見られても大丈夫!手の悩み大解決


血管の浮き対策!超カンタン呼吸法


歳を重ねると気になる手の血管の浮き。
解決策を教えてくれるのは、血管外科のスペシャリストで東京大学非常勤講師 阿保義久さん。

阿保さんに診てもらう女性は、いわゆる"老け手"に悩んできました。
確かに、手の甲をみると、血管が浮き上がっています。

長年の治療経験から、血管を目立たなくする方法を編み出したという阿保さん。
さっそく教えてもらいましょう。

「吸って、吐いてで、フーッて感じでね、でまた、フーッ。吸うほうがちょっと時間がかかりますけど、吐くのはフーッという感じ」(阿保さん)

と呼吸方法を指示する、阿保さん。

いったい何をしているのか?

実はこれ、阿保さんが考案したひじ上げ深呼吸法。

ひじを大きく上げながら、大きく息を吸い、前に突き出す動作をしながら、息を吐く。

なぜこの深呼吸で、手の甲の血管の浮きが目立たなくなるのでしょうか。

実はこうした目立っている血管は静脈です。

その太さは血液の流れと深い関係があります。
静脈は、心臓に戻るルートの血管。

ところが年齢を重ねると、その血液の流れが滞りがちになります。
特に、手の甲など末端の血管では、滞った血液がたまり、血管自体を膨ませてしまいます。
血管が浮いてしまうのは、そのためです。

そのたまった血液を効率よく心臓に戻そうとするのがこのひじ上げ深呼吸法だといいます。

「しっかりと息を吸って、しっかりと強く吐く。通常の呼吸の行為が、血液循環、いわゆる静脈の血流を心臓に引き上げてくれる効果があるということが分かっているんです。」(阿保さん)


ひじを上げながら深く息を吸うと、肺の下にある横隔膜が下がり、胸の空間が広がります。

すると、その中にある大静脈は拡張することができます。

大静脈が広がれば、そこにつながる末端の血管の流れもスムーズになります。

そのおかげで、血液の滞りが抑えられ、血管の浮きが目立たなくなるのです。


血管の浮きに悩む女性に、ひじ上げ深呼吸を10回やってもらいます。

その後の手がどうなったかというと、こちら。
右側、深呼吸したあとのほうが、血管の浮きが目立たなくなったように見えませんか?

超音波を使って、静脈の太さを比べてみると

画面、左右に走っているのが静脈です。
呼吸法を行なう前は3.5ミリでした。

ところが呼吸法を行なったあとは、2.3ミリ!

「この呼吸は、心臓を補助する補助ポンプとして、非常に重要だと思いますので、ご高齢の方もしっかりと意識して深呼吸をやっていただければ、健康に役に立つと思います。」(阿保さん)

阿保さんが考案したひじ上げ深呼吸法は今日から役に立つ生活術でご紹介します!

NHKオンデマンド

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