手にはアブラがない!

2019年1月29日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

見られても大丈夫!手の悩み大解決


手にはアブラがない!


手が水に弱い意外なワケ。
いったいなぜなのでしょうか?

教えてくれるのは、虎の門病院 皮膚科部長 林伸和さん。

林さんは、他の場所の皮膚と違って手にはあるものがないためだ、といいます。

実際にどんどんクローズアップしていくと…。
何がないか、わかりますか?

ヒントはこちら。
顔の肌をクローズアップすると・・・

たくさんのくぼみ。
その中央には・・・毛穴!

そう、手のひらには毛穴がありません。

でも、毛穴がないとなぜ問題なのか?

実は、毛穴がないということは、アブラがないことでもあるのです。

「基本的にアブラの腺というのは、毛穴にくっついているのですが、手のひらには毛穴がないので、アブラも分泌されないのです。」(林さん)


皮脂を出す皮脂腺は毛穴にあります。

そこから、分泌される皮脂、つまりアブラが私たちの肌の水分を守るバリアとなり、肌の潤いを保ってくれるのです。

 

ところが、手のひらに毛穴はなく手の甲も顔などに比べて毛穴が少ないため、アブラが不足しがち。

そこで大切なのが、外から加えるアブラ、つまりハンドクリームなんです。

「外から皮脂を補ってあげるハンドクリームというのが、とても大事になります。
まず手を洗う。そして水気を拭き取る。さらに保湿剤(ハンドクリーム)を塗る。この3つの動作が手を洗うことには必要であると思ってください。これは手にトラブルがない方もある方も同じです。」(林さん)

でも、ハンドクリームは種類が多く、実際にどれがいいのかもうわかりません!
専門家に教えていただきましょう。

「ハンドクリームには、分類の仕方はいろいろあると思います。

今回は、大きく3つのタイプ(ビタミン系、保湿系、尿素系)に分けています。どれも保湿成分が含まれ、全部保湿剤ですので、同じように考えてください。

ビタミン系と書いてあるのは、例えばビタミンEの入ったような、そういう保湿剤を考えているのですが、ビタミンEは血行を良くする作用がありますから、冷え性の女性、そういう手が冷たくなりやすい人に向いているだろうと思います。

尿素系のハンドクリームは、かかとがかたくなる方がいらっしゃいます。そういう方には尿素をマメに塗っていただけると、少しやわらかくなります。ただ難点もあって、切れているところに塗ると少ししみます。ですから、あがぎれになりそうな方には尿素はお勧めですけど、すでに切れている方にはお勧めできない、という注意が必要です。

軟膏とかクリームの出る量というのは、ものによって少しずつ違いがあるのは事実で、あまり無理をする必要はないと思います。使いやすい量より、心持ち多いぐらいの量が理想的です。
カラダの場合だと、皮膚にティッシュを当てて、そのティッシュが下に簡単には落ちない位、少しくっついている時間があるぐらい、そのぐらいの厚さで塗るのが良いといわれています。」(林さん)


効果的なハンドクリームの塗り方は今日から役に立つ生活術でご紹介します!

NHKオンデマンド

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