たるみ解消はダイエットより筋トレ

2018年5月15日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

たるみスッキリ!おサボり筋トレ術


たるみ解消はダイエットより筋トレ


肌の露出が多くなりがちな季節になると、気になるのがカラダのたるみ

下腹ぽっこりや、ダルンダルンの二の腕

その、カラダのたるみ対策として、たいていの人がやっているのはダイエットではないでしょうか。
でも実は、その考え方、ダメなんです!

ダイエットとは違う考え方で、
たるんだカラダとお別れした人がいるのです。

外資系銀行の営業職として働く安井友梨さんです。

 

実は、脱いだらすごいんです
どうです?この筋肉

 

安井さんはオールジャパン・フィットネスビキニ選手権大会で、女性らしい美しさを競う部門にて、2015年、16年と日本一に輝いた経歴の持ち主です。

しかし実はこんな安井さんも、長年ぽっちゃりした体型に、悩んできたひとりだったのです。
ダイエットに挑戦しては失敗。リバウンドを繰り返してきたとか。

安井さんがぽっちゃりとお別れできたのは、"ダイエット"から"筋肉"にターゲットを切り替えたからです。

ジムに入会して、間もない頃の安井さんです。それからわずか3年でご覧の通り。

そう、たるみ解消の鍵は筋トレだったのです。しかし、なぜ筋肉が重要なのでしょうか?

・・・・・・・

それを教えてくれるのが、下着メーカーの研究所の研究員、上家倫子さんです。

 

上家さんのチームが、30年以上にわたり女性の体型変化を追跡調査したところ、カラダのたるみの原因のひとつがわかってきました。
こちらの写真は、下腹がスッキリした女性ぽっこりした女性
この違いの原因は、何なのか?

 

MRI画像を並べてみると、青く表示した脂肪の違いはわずかです。
一方、黄色く表示した内臓を比べてみると、右の女性は内臓が下がって下腹を押し出しています

 

ぽっこりの原因のひとつはこの内臓が下がってくることにあったのです。
いったい、なぜ内臓が下がってくるのでしょうか?

カラダの中を支える筋肉の低下が考えられると思います。体型を維持するために大事なことは、筋肉を衰えないようにすることだと思います」(上家さん)

内臓を支えている筋肉は主に、表面にある腹筋と、内側にあるインナーマッスルの2つ。
右の女性は、左の女性と比べて、その2つの筋肉がいずれも細いことがわかります。

 

つまり、筋肉は太いほうが逆にスッキリと見える
たるみを脱出する鍵は筋肉を鍛えることにあったのです!

・・・・・・

おなかのぽっこりは、実は脂肪だけではなく、内臓が出てきているから。

日本における筋肉研究の第一人者、京都大学名誉教授 森谷敏夫さんは
内臓と筋肉の関係をこう解説します。

内臓をガードル的にサポートしているのが、腹筋。腹筋が緩んでくると、全体的に前にはみ出してきます。」(森谷教授)


おなかのたるみといえば、女性が気になるのは出産のあとの体型の変化。例えば、筋肉は、出産の前後でどう変わるのでしょうか。
筋肥大のメカニズムを研究している名古屋工業大学准教授 小笠原理紀さんによると、

「直接は関係ないと思いますが、妊娠中は、脂肪をため込むように、太ってきますし、出産前は、活動量が減ってきます。そうすると、筋肉が減って脂肪が増えてしまうと、たるみになってゆくと思います。」(小笠原准教授)


では、運動しなくなると、もともとついていた筋肉は脂肪に変わっていくのでしょうか?

「筋肉は、そう簡単に脂肪に変わらないと思いますが、周りの筋肉は落ちてきます。昔のようなトレーニングをしなくなると、今のトレーニングに見合うだけの筋肉に変わっていきます。筋肉のボリュームが減ってくると、体重も少し軽くなる場合もあります。」(森谷教授)

さらに、若い人が多くチャレンジしている「部分やせ」については…?

「腹筋であれば、腹筋をすれば腹筋の周りの脂肪がとれると思う人もいますが、腹筋したからといって腹筋の周りの脂肪がとれるということはありません。ただ、腹筋をしたり、腕立て伏せをすると、その筋肉が締まってきますので、見た目は細くなります。部分やせはできませんが、筋肉が引き締まって、やせるように見えることは十分可能です。」(森谷教授)


全身筋肉美の安井さんは、なんと筋トレのトレーニングを始めておよそ3年で、ウエストは80センチから58センチになったそう。相当ハードな筋トレをしているのかと思いきや・・・。

「腹筋は、細く保ちたいところなので、低負荷で軽いトレーニングしかしていないです。」(安井さん)

本当ですか!? そのヒミツ、次の新常識で探っていきましょう!

NHKオンデマンド

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