赤ちゃんに学ぶ リンパ呼吸

2017年9月7日(木)BSプレミアム 午後9時00分~ 午後9時59分

あなたも美脚に!フットケアの極意


<赤ちゃんに学ぶ リンパ呼吸>

赤ちゃんは運動せず、いつも横になっていますが、むくまないんです。
なぜ、赤ちゃんは、むくまないのか?

信州大学 特任教授 大橋俊夫さんが注目したのは・・・赤ちゃんが「腹式呼吸」をしていること。

そこで大橋さんが行った実験は横になっただけの状態と、横になり腹式呼吸をしている状態を30分続けてもらい、ひざ下5cmの脚の太さを計測すること。

結果はこちら。

腹式呼吸をしているほうが平均してリンパ液が流れ、ひざ下が細くなっていました。

「横になって腹式呼吸をすれば、手足のマッサージ以上にリンパ液が流れます。」(大橋教授)


なぜ横になって腹式呼吸をするとリンパは流れるのでしょうか?
そこにはリンパのネットワークが深く関係しているんです。

お腹の奥には、「乳び槽(にゅうびそう)」という、全身の約8割のリンパ液が通る場所があります。


乳び槽は風船のように伸縮し、リンパ液がたまると膨らみます。


この状態で横になり、腹式呼吸をすると、息を吸いお腹が膨らむと「乳び槽」に圧力がかかり、たまったリンパ液が一気に流れるのです。

赤ちゃんがむくまない理由は重力の影響が少ない横になった状態で腹式呼吸をし、乳び槽を刺激していたからなんです。

「乳び槽は、脚のリンパ管が直結しているので、すごく影響するんです。それが働いてくれると、寝ている間に、特に7、8時間ぐらいで、きれいにむくみは解消されていきます。」(佐藤所長)

それでは、寝る前にリンパ液の流れを良くするためにするといいことはあるのでしょうか?

「コップの半分かそれより少ないぐらいの、さ湯か少し温めのお水。それを飲んで寝ていただくと、めぐりが良くなります。コップ1杯とか、もうちょっと飲んでしまうと、逆にお手洗いに行きたくなったり、過剰な水分の摂取になりますので、むくみの原因になってきます。」(佐藤所長)

腹式呼吸というのは寝てないとだめなのでしょうか? 起きた状態でやってはいけないのでしょうか?

「今の(起きた)状態でもできます。どこでもできるので、暮らしのなかで、仕事中でも電車のなかでも、どこでもやってあげると効果的です。」(佐藤所長)

気付いたときに腹式呼吸でリンパ液の流れを良くすることができるんですね!

 

NHKオンデマンド

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