番組詳細 今までのバリバラにもどる
 

5月3日(金) O.A 再放送 5月7(火)深夜0:30〜

  • その他
  • テーマ「コミュニケーション」
    ネガティブのつぶやき
    ゲスト:ROLLY・松本ハウス

障害ゆえに明るくなれない障害者もいる。彼らはどんな生きづらさを抱えているのか?「自分の考えが周りに伝わってしまう」とおびえる統合失調症の青年から「人に迷惑をかけるくらいなら消え去りたい」と遠慮して生きる視覚障害の男性まで、4人のネガティブさんが日常感じている思いをつぶやく。

 

今回の名言

  • 「“サトラレ”ネガティブ」
  • (小林 信規 統合失調症)
  • …本当は人前に出てコミュニケーションをどんどん取っていきたいと思っている小林さん。だが、自分の考えていることが周りに伝わっているのではないかという恐怖が常に頭の中を巡っている。そのため、人前に出るのを避けるように。そんなネガティブな状況を一言で表したのがこちら。
  • 「ハードボイルドに見えますね」
  • (ハウス加賀谷 統合失調症)
  • …他人に迷惑をかけないように生きている谷井さんの日常を見て一言。少し急げば間に合いそうなバスも、自分のために待ってもらうなんて申し訳ない…と考え、途中で立ち止まり次のバスを待つ。そんな一貫した遠慮の姿勢に、妥協を許さない男気を感じての名言。
  • 「どんな頭のいい人でもわからない。親や兄弟でさえわからない。」
  • (ダック山下 強迫性障害)
  • …強迫性障害の症状について周りの人に理解されないつらさを嘆いた一言。自分ではやめたくてもやめられない強迫行為を、周囲は白い目で見たり、うるさく感じて怒ったり。それでも強く雑草のように生きていきたいと思うダックさんだが、こんな人間がいることを知ってほしいと望んでいる。

  • アフタートーク
  • 「ネガティブを活かした創作を」
  • ゲスト ROLLYさん

今回のテーマは、明るくなれない障害者の心の声に耳を傾ける、題して『ネガティブのつぶやき』。収録、おつかれさまでした! ROLLYさんは登場されたゲストの方にとても共感されていましたよね?
「僕はね、この世に人間が誕生して以来、いちばん最低な人間なんじゃないか?とずっと不安にかられていてね。この仮面(衣装やメイク)をかぶったことで、ようやく人前で歌えるようにもなったし、その呪縛がやっと解けてきた感じ。だから今回登場したネガティブさんの気持ちが痛いほど分かる。特に、てっちゃん!」

てっちゃん(谷井哲郎さん)の“遠慮系ネガティブ”はもはや美学、とおっしゃっていましたよね?
「はい、あれは美意識だと思います。絶対に人に迷惑かけないでおこう、という。俺のこと助けろよ!じゃなくてね。ああいうひとにこそ、可能性があると僕は思うね」

どんな可能性だと思いますか? やはり音楽の方向?
「(ネガティブを)解放できるのはイマジネーションの世界! 文章書いたり、音楽を作ったり。創作の世界では何をやってもいいんです! だから今日登場された方には何か表現してほしい。でも実際、その渦中にいると分からないんだと思いますし、僕もその気持ちは分かる。でも、逆にネガティブを活かした創作ができるんじゃないか、と思いますね。だから、もし僕が音楽をやっていなかったら…多分(谷井さんのように)バスに乗れていないと思う。それに森村誠さん(紙芝居コントを披露した“あまのじゃくネガティブ”)はもうすでに創作できている」

たしかに。ちなみに、このバリバラという番組はご存知でした?
「はい。ザッピングしながらテレビを見ていたときに見つけて、なんだこの番組は!と。驚きましたね。それと、今日の収録で、自分のバンドメンバー5人のうち、今2人が障害者手帳を持っていることを途中で思い出した! なにも考えずに来たけど(笑)、そういう意味で、僕はこの番組に適しているヤツだったのかもしれない!」

しかも今回のネガティブ障害者の企画にはバッチリ、だったということですよね。
「(今回の企画は)ネガティブのことをポジティブに話そうぜ! というのではなく、自分がネガティブであることに気付いて、それを認めていること自体、すでにポジティブだと思う!」

  • アフタートーク
  • 「後ろ向きでも進んでいけばいい」(松本キック)
  • ゲスト 松本ハウスさん

収録、おつかれさまでした! 当番組ではおなじみの松本ハウスさんですが、今回は初の司会! とはいえ『ネガティブのつぶやき』ということで、セットのバックに黒い幕を下ろしたり、いつもと雰囲気が違う中での司会でした。いかがでした?
キック「そうですね。立ち位置を掴むのが大変で(笑)。どのテンションでMCをやればいいのか? (ネガティブがテーマだけに)テンポよく、という感じでもないだろうし」
加賀谷「そうですね〜」
キック「でも、いちばん心配だったのは、(加賀谷さんを指して)大丈夫か?と」
加賀谷「僕は、番組の進行用の紙を手に持っていたんですけど、途中から(紙を見るのは)もういいや!と思いまして。キックさんがやってくれるだろう!と」

司会を放棄?(笑)
キック「それなら、もっとROLLYさんに絡んでいけばいいのに…」
加賀谷「あー、そういうことか。そういうことができるんですねぇ、テレビって!」

できると思います!(笑)

加賀谷「でもね、今回僕がいちばんショックだったのが、キックさんが歳でカンペを読めなくなってたことですね」
キック「カンペを見ようとしたら、読めねえ! 字がぼやけてる!って(笑)」

老眼?
加賀谷「そこは、かすみ目で許してあげてください!」

失礼しました(笑)。今回の収録では、キックさんが、ネガティブを無理矢理ポジティブにする必要はない、とコメントされていたのが印象的でした。
キック「そうですね、実はそれは昔から思っていることなんですね。もう十何年前かな、ポジティブで行こう!というのが世間的に流行った時期があると思うんです。けど、もういいよ!そんなの…って思ってましたね。ポジティブとネガティブを分けたがると思うんです。でもそんなのどっちでもいいよ、生きてる限りは進んでいかないといけないわけで。だから、後ろ向きでも進んでいけばいいんだよ。そう思ってますね」

なるほど。加賀谷さんは、人間は多面体だ、とおっしゃってましたね。
加賀谷「人間っていろんな面があるわけじゃないですか。だから二面性って言葉を知ったとき、ゾッとしたんです。それがだんだん経験とともに、その面がどんどん円に近付いていくと思うんです。ずっと完全な円にはならないんですけど。それが人間だと思いますね、はい」
キック「その多面体でも、ひとに見せなくていい面も多々あると思うんですよね」
加賀谷「それじゃ、そこを見せましょうか?」
キック「…なにを見せてくれんねん(笑)」

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