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2006.12.25
文化庁芸術祭でNHKスペシャルが芸術祭大賞を受賞

平成18年度文化庁芸術祭で、各部門の最も優れた作品に贈られる芸術祭大賞を、NHKスペシャルがテレビ部門で受賞しました。また、テレビとラジオ両部門で、5つのNHK番組が芸術祭優秀賞を受賞しました。NHKのドキュメンタリー番組がテレビ部門で大賞を受賞するのは、平成8年のNHKスペシャル「核兵器はこうして裁かれた〜攻防・国際司法裁判所〜」以来、10年ぶりのことです。

コンクール 文化庁芸術祭(第61回)
コンクール概要
開催場所 日本
番組イメージ
番組名 NHKスペシャル
「日中戦争〜なぜ戦争は拡大したのか〜」
2006年8月13日(日) 74分

部門 テレビ部門
受賞名 芸術祭大賞

1937年、盧溝橋(ろこうきょう)事件に始まった日中戦争は、なぜ拡大していったのか。その背景を物語る資料が公開された。中国国民政府を率いた蒋介石の日記から浮かび上がったのは、日中戦争を世界戦争へ連動させ、日本軍を破るという構想だった。一方で、日本政府は不拡大方針を掲げたにも関わらず、なし崩し的に全面戦争に突入していった。蒋介石政権を弱小とみる誤った状況認識があったためだ。世界各国の資料を駆使し、国際的な視野から日中戦争をとらえ直しながら、日中戦争が泥沼化していった経緯に光をあてていく。


番組イメージ
番組名 土曜ドラマ 「マチベン」ファイルNo.4 安楽死を裁けますか?
2006年4月29日(土) 58分
部門 テレビ部門(テレビドラマ)
受賞名 優秀賞

現代の弁護士たちの実像に迫るドラマシリーズの第4回。
都心にある小さな法律事務所を舞台に、個性的な4人のマチベン(街の弁護士たち)が繰り広げる葛藤や、事件に対する眼差しを通じて、現代社会の歪みに立ち向かう弁護士たちの怒り、迷い、喜びなどを描く。
マチベンの事務所にある日、末期がん患者から、自らの安楽死を求めて訴訟を起こしたいとの依頼がくる。がんが脳を冒し、自分らしさや尊厳を失ってしまうことを恐れてのことだった。「患者にすみやかな死を」、日本で前例のない裁判が始まる…。
作:井上由美子 音楽:吉俣良 出演:江角マキコ 山本耕史 沢田研二 中島知子 岸部一徳、原田夏希、竜雷太ほか


番組イメージ
番組名 プレミアム10 「この世界に 僕たちが生きてること」
2006年10月16日(月) 88分
部門 テレビ部門(テレビドキュメンタリー)
受賞名 優秀賞

愛知県の静かな山里に、河合正嗣さん(28歳)のアトリエがある。正嗣さんには双子の弟がいたが、二人は幼いころから筋ジストロフィーを発症し、弟は4年前に他界した。それから正嗣さんは、残っている微かな力を鉛筆を持つ指先にこめながら、110人の「微笑み」の肖像画を描き上げることを目標にしてきた。
今出来ることを懸命にやり抜くこと、そして人と人とのつながりの素晴らしさを日々の輝きとしながら、1枚1枚絵が仕上がっていく。
語り:山本耕史


番組イメージ
番組名 FMシアター 「夕凪の街 桜の国」
2006年8月5日(土) 50分
部門 ラジオドラマ部門
受賞名 優秀賞

広島で被爆した一家の60年、三代にわたる物語。皆実(みなみ)は母親と二人暮らし、被爆から10年経ち、原爆症で亡くなる。同僚の男性から結婚を申し込まれ迷った挙句、ようやく閉じていた気持ちを相手に打ち明けた途端の最期だった。それから50年、皆実の弟、旭(あさひ)が娘の七波(ななみ)と広島を訪れる。原爆が今も決して癒えることのない悲しみと苦痛を与え続けていることを、訴えかけるドラマ。 
原作:こうの史代 脚色:原田 裕文 音楽:長生 淳 出演:夏八木勲 鈴木佳由 斉藤とも子 阿南健治 ほか


番組イメージ
番組名 FMシアター シリーズ ドイツの現代文学「黙って行かせて」
2006年9月2日(土)50分
部門 ラジオドラマ部門
受賞名 優秀賞

現代文学を通じて、戦後ドイツを見つめるシリーズ。原作は、ヘルガ・シュナイダー。戦時中、虐殺行為に加担した母親を、オーストリアのウィーンにある老人ホームに訪ねた娘は、母親の過去に何があったのか問いかけ始める。母はかつてナチスの親衛隊員としてアウシュヴィッツ強制収容所の看守だった。娘が、母への切ないまでの感情と葛藤しながら、戦争の悲劇や真実に目をそむけず近づいていく過程を描いていく。
脚色:横山玲子 音楽:菱沼尚子 出演:樫山文枝 南風洋子 山口果林 入江杏子ほか


番組イメージ
番組名 なにわのチンドン25年
2006年3月21日(火) 40分
部門 ラジオドキュメンタリー部門
受賞名 優秀賞

幕末から続く日本独特の街頭宣伝業・チンドン屋に、25年前になった一人の男の物語を通じて、大阪、なにわの人々の人情や世相の移り変わりを見つめるドキュメンタリー。
林幸治郎は一時期、後継者難で消滅に危機にあったチンドン屋家業に入り、今では総勢25人という日本最大のチンドン屋集団を率いるまでになった。日本全国はもとより、世界中を飛び回っている。巧みな一龍斎春水の講談による解説も加えながら、波乱とウイットに満ちたチンドン屋人生をあたたかく描いていく。


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