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放送済みの作品(2002年)
今だからあなたへ
〜60歳のラブレター〜(2夜連続)
【放送日】
8月17日 22:00〜22:50(第一夜・土曜日)
8月18日 22:00〜22:50(第二夜・日曜日)

原作:「夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター」
脚色:高谷信之
音楽:池辺晋一郎
演出:真銅健嗣
技術:奥村玲子
音響効果:原大輔 木村充宏

出演:倍賞千恵子 高橋長英 平野啓子

あらすじ:新静かなブームと深い感動を呼んだ「60歳のラブレター」長年連れ添った夫から妻へ、妻から夫へ宛てられた愛の手紙集を再現ドラマと朗読で綴る。熟年カップルならではの、ユーモラスな日常の1コマや、波瀾万丈の1コマ。人生の終末を意識する年代ならではの、深く実りある情愛をしみじみと語り上げる。また、手紙文に込められたゆったりと美しい日本語を耳で楽しめるよう「語り」の味わいを大切に構成する。慌ただしく日常を送っている人には、癒し度満点の必聴番組である。
 
放送文化基金賞・ラジオ番組賞
ニッポン・ラジオ・デイズ(再)
【放送日】
8月18日 09:00〜10:55(日曜日)

原作:吉村ゆう
音楽:中村勝彦
冗談音楽監修:神津善行
演出:保科義久
技術:星野勇一
音響効果:加藤直正

出演:加勢大周 茂森あゆみ 栗田貫一 柳生博
小林のり一 柳澤愼一 名古屋章

あらすじ:新戦後まもなく登場したNHKラジオ番組「日曜娯楽版」は風刺の効いた冗談音楽で一世を風靡した。この「日曜娯楽版」の光芒を間近に見ながら、作家グループの一員として台本を書いた(架空の)若き放送作家を主人公に、人も若く放送も若かった時代、放送という新しいメディアに夢と希望を賭けた青春群像を描く。
昭和22年(1947)に始まった「日曜娯楽版」は、東京浅草に住む少年・島田啓二を虜にした。昭和25年、啓二は作家集団「三木鶏郎」グループに入り多くの同士を得る。芸大声楽科の榊原洋子に出会い、恋仲になる。やがて朝鮮戦争が始まり世の中の「逆コース」とテレビの登場は「日曜娯楽版」終焉の序曲でもあった。
 
『戦争童話集』(2夜連続)
【放送日】
8月10日 22:00〜22:50(第一夜・土曜日)
8月11日 22:00〜22:50(第二夜・日曜日)

原作:野坂昭如
脚色:佐藤ひろみ
音楽:北爪道夫
演出:保科義久
技術:山中義弘
音響効果:石川恭男 米田達也

出演:藤田弓子 笹野高史 稲垣隆史 松井範雄
真山章志 佐々木睦 山口崇 二木てるみ 常磐祐貴
金尾哲夫 伊崎充則 立石涼子 谷川俊 大出勉
井渕俊輔  佐々木すみ江 三村ゆうな 冨樫真
小野賢章 久保晶 松田智恵子 中條左栄子
江守正明 辻つとむ

あらすじ:戦災で孤児となり、栄養失調で幼い妹を死なせた作家・野坂昭如氏がその残酷な体験をファンタジーに昇華させた名作短編集「戦争童話集」をドラマ化する。童話だから子供や動物が多く登場するが、弱くて寂しい、声高に物言わぬ彼らの姿から伝わってくるものは戦争の悲惨さと、人の心の美しさである。21世紀に入ってもなお、戦火が地上を覆っている。こんな時だからこそ、この美しくも悲しい童話を多くの人に聞いてほしいと願う。

「干からびた象と象使いの話」(第一夜)
動物を処分するよう命令が下ったが、小父さんは象と山に逃走。季節が巡り、小父さんと象はどこかへ消えていく…。
「凧になったお母さん」(第一夜)
猛火が迫る空襲の中、子供を守るためお母さんは、自分の汗を涙をお乳を血を子供に塗りたくります。そして炎を含んだ突風が押し寄せ…。
「赤とんぼと、あぶら虫」(第二夜)
南の島で特攻を命じられた少年航空兵は、不時着したサンゴ礁に友達の油虫と赤とんぼ(練習機)を残し、日本に向かって泳ぎだしました…。
「年老いた雌狼と女の子の話」(第二夜)
満州。置き去りにされた幼い女の子を助けた年老いた狼が人間に射殺されますが、骨になっても女の子の墓のそばから離れませんでした…。
『赤い月』(再)
【放送日】
2002年3月27日-3月29日 23:20〜24:20
【初回放送】
2002年1月2日〜1月4日

原作:なかにし礼
脚色:東多江子
音楽:樋口康雄
演出:保科義久
技術:糸林薫・奥村玲子
音響効果:岩崎進・野村知成

出演:松坂慶子 近藤正臣 益岡徹 榎木孝明 寺田農

あらすじ:直木賞作家・なかにし礼氏、今年最大のベストセラー小説「赤い月」の完全オーディオドラマ化。「赤い月」は、なかにし氏の実母をモデルに自らの満州体験をもとにした、自伝的大作である。母であり、女である一人の女性が強靭な魂で大正から昭和までの激動の時代を生き抜く姿を描いている。極限状況下の満州で、「国家」「戦争」「正義」「愛」そして「生きる意味とは何か」を鋭く問いかける。このメッセージは主人公の生きざまとともに強烈に、また深い感動を伴いながら、時代を越えて伝えられる。オリジナル主題歌に原作者であるなかにし氏本人が作詞、歌は主演の松坂慶子が挑む。
 
『ラ ヂ オ』(再)
【放送日】
2002年3月26日-3月29日 18:00〜18:40
【初回放送】
2000年8月21日〜8月24日

原作:阿久悠
脚色:東多江子
音楽:坂田晃一
演出:保科義久
技術:星野勇一・嶋岡智子
音響効果:太田岳二・山田正幸

出演:近藤正臣 國村隼 尾崎光洋 中村大輝 宮田圭子
石塚さと子 岩井大 島田麻依子 長井梨紗 中野敬祐

あらすじ:作詞家・作家の阿久悠氏の自伝的小説『瀬戸内少年野球団』『飢餓旅行』(映画『瀬戸内ムーンライトセレナーデ』の原作)に続く第3作を、オーディオドラマ化。
昭和22年、合田走(10)は、淡路島の国民学校5年生。クソ真面目な駐在の父・周平と母・とき、少し離れた警察署に勤務する姉・千世(17才)、妹・百代(4才)の五人家族。兄は戦死していた。この年の7月、初の連続放送劇『向う三軒両隣り』が始まり、次には、戦災孤児たちの物語『鐘の鳴る丘』も放送され、大人も子供も夢中になった。その面白さにとりこになった走は自分も放送劇を作りたくなる。秋の新学期が始まると、疎開の子らは都会に帰り、東京から転校生・井本卓を迎える。卓は東京空襲で母が目の前で炎につつまれて以来、失語症になっていたのだ・・・。
 
『ネオ・ファウスト』(再)
【放送日】
2002年3月20日 9:00〜10:30
【初回放送】
2000年12月28日〜12月29日

原作:手塚治虫
脚色:富永智紀
音楽:長谷部徹
演出:吉田努
技術:山中義弘
音響効果:林幸夫・篠遠哲夫

出演:永林泰文 白島靖代 増田未亜 明石良 納谷悟朗
大平透

あらすじ:50年間生化学に没頭してきた一ノ関教授は新しい人生を得る代わりにメフィストフェレスに魂を売るという契約をするが…。
ゲーテの「ファウスト」を大胆に翻案した手塚治虫の遺作をオーディオドラマ化。昨年12月特集『ガラスの地球を救え』の中で前後編に分けて放送したドラマ「ネオ・ファウスト」をまとめて、一挙放送する。
 
『赤い月』
【放送日】
2002年1月2日〜1月4日 21:00〜22:00

原作:なかにし礼
脚色:東多江子
音楽:樋口康雄
演出:保科義久
技術:糸林薫・奥村玲子
音響効果:岩崎進・野村知成

出演:松坂慶子 近藤正臣 益岡徹 榎木孝明 寺田農

あらすじ:直木賞作家・なかにし礼氏、今年最大のベストセラー小説「赤い月」の完全オーディオドラマ化。「赤い月」は、なかにし氏の実母をモデルに自らの満州体験をもとにした、自伝的大作である。母であり、女である一人の女性が強靭な魂で大正から昭和までの激動の時代を生き抜く姿を描いている。極限状況下の満州で、「国家」「戦争」「正義」「愛」そして「生きる意味とは何か」を鋭く問いかける。このメッセージは主人公の生きざまとともに強烈に、また深い感動を伴いながら、時代を越えて伝えられる。オリジナル主題歌に原作者であるなかにし氏本人が作詞、歌は主演の松坂慶子が挑む。
 
 
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