残穢(ざんえ)
「音」だからこそ怖い!究極のジャパニーズ・ホラー。
※この番組はバイノーラル音声で収録されており、ヘッドフォーンを着用してお聴きいただくと、さらにお楽しみいただけます。
【NHK FM】
2014年1月18日 午後10時~午後10時50分(全1回)
【出演者】
南果歩 平岩紙 伊藤友乃 石河美幸
内田藍子 外山文孝 鈴木惠理 登澤良平
原みなほ 高川裕也
【原作】
小野不由美
【脚色】
井出真理
【音楽】
清水靖晃
【スタッフ】
演出:柴田岳志
技術:緒形慎一郎
音響効果:上温湯大史
(名古屋局制作)
【あらすじ】
現代のマンションの一室から聞こえた、かすかな「物音」が、やがて時代を遡り、戦時中の鋳物工場を吹き抜ける風の音と重なり、さらにもっと前、明治期の炭鉱で働く男たちの熱い息遣いの「音」へと行き着く…。次々と浮かび上がる「音」のイメージ。
それを辿るうちに、かつてこの土地に暮らした日本人たちの心の「闇」や「狂気」の歴史が浮かび上がり、今や忘れ去られてしまった、日本人の土俗的な死生観が明らかになってゆく。
豊かな音のイメージに満ちた、小野不由美のホラー小説のラジオドラマ化。