the Asian Pitch

「アジアン・ピッチ」とは

アジアの公共放送局4社(NHK、韓国・KBS、台湾・PTS、シンガポール・MediaCorp)が、協力して開催する国際企画提案会議です。
参加対象は、アジアの映像制作者たち。審査員による第一次選考を経て、毎年夏にシンガポールで提案者によるプレゼンテーションが行われます。
最終審査で決定するのは、3~5作品。公共放送局が協力してアジアの映像制作者を支援しようと始まりました。制作された番組は4か国すべてで放送されます。

  • NHK
  • KBS
  • PTS

アジアン・ピッチ2015が実施されました。

今回は、17か国から135件の企画応募がありました。
最終審査を兼ねる公開提案会議(8月4日~5日に実施)までに10本の企画に絞り、最終審査の結果4本の企画が選ばれました。
それぞれこれから制作が始まり、2016年度に日本・韓国・台湾・シンガポールで放送される予定です。

NHKでは、2016年度に放送予定!

Sujit K. Jha
インド最後の?移動映画館 ~インド~Travelling Talkies
「映画大好き国家」のインド。しかし映画館があるのは市街地のみ。
地方に住む多くのインド人が映画を観る場は「移動映画館」。
トラックにフィルムや機材を積み、野外にテントを張った簡易劇場。祭の季節にやって来る「移動映画館」を人々は楽しみにし、国内に多くの業者がいた…かつては。近年は海賊DVDやストリーミング等の普及で移動映画業者の数は激減…数えるほどしかいない。
アナプ・ジャグデール(32歳)の家は3代続く「移動映画館」。映写機は85年間、トラックは75年間使い続けた年期モノ。アナブは名門大卒のエリート。別の道を選ぶ事も出来た。しかし、映画が好き、辺境の地での上映会で喜ぶお客さんが好き、皆で映画を共有する空気感が好き。
今や ほとんど儲けにならない家業を続けられるのか、移動映画は このまま歴史となってしまうのか。奮闘するアナブ青年の映画キャラバンに密着する。
  • ディレクター
  • スジット・K・ジャーインド
  • Sujit K. Jha

Sujit K. Jha

Pan Zhiqi
さすらいの季節労働者 スーさん終の棲家へ?
~中国~24th Street
中国・杭州市の市街地に「24番街」と言われる貧民街がある。住むのは都市建設に携わる「季節労働者」たち。そこで出会ったのはスーさんと呼ばれる初老の男性。スーさんは 地方の名家の出身。村から逃げ、30年以上中国国内を「短期雇用労働者」としてさすらい続けている。
その生活スタイルはユニーク。家宝の大きなベッドを荷台に積み、どこへ行こうがそのベッドを中心に小屋を仮設。基本は自給自足。空き地を利用して「畑」も作り、“道連れ”の愛人チンさんと共に耕やす。 国内の全ての主要都市を巡ってきたスーさんとチンさんは今や「季節労働者界の名物&生き字引」。
そんなスーさんも年を重ねて「郷愁」に悩まされる今日この頃。親は他界、村に残してきた兄弟の安否も気になる。季節労働を引退した後は、どこで何をして生きるのか?スーさんは、終の棲家を求める旅に出る事と決意。その行き先は…故郷の村だった。
  • ディレクター
  • パン・ジキ中国
  • Pan Zhiqi

Pan Zhiqi

Umesh Kumar Vohra
インド 葬式貧乏 狂想曲 ~インド~Death Meal
葬式に呼ぶ客は10,000人。インド北部の村々にはヒンズーの古いしきたりが残る。人が亡くなると死後13日目に いわゆる「葬式」が開かれる。
どんな人の葬儀であれ、そこには数千、一万人の「近隣の人々」が集まる。村中、近隣の村全部から人が集まる。集まるだけならまだ良い。弔問客に「ご馳走」を振舞わねばならない。数千人に。
故に故人の身内、喪主は大変。立て続けに親族が亡くなると、一家破産。古代から伝わる風習を変えようとする人もいる。シャルマさん(45)は村の青年団長。あまりに負担な慣習を変えようと、地域で誰か亡くなる度に「簡素な葬儀」を呼びかける。親族の話し合いにも参加する。
普段は「葬儀の簡素化」に好意的な人達も、いざ喪主になると「大振舞いをしないと、死後、自分も家族も報われない」「文字通り、村八分にされる」としり込み。葬儀改革派のシャルマさんの活動を軸にインドの大規模な葬儀の不思議、その由来の謎に迫る。
  • ディレクター
  • ウメシュ・クマール・ヴォーラインド
  • Umesh Kumar Vohra

Umesh Kumar Vohra

Kamar Ahmad Simon
バングラディシュ PKOを支える女性隊員の苦悩
~バングラディシュ~Blue Helmet
バングラディシュは近年、世界で2番目に多くの人材をPKO-国連平和維持活動の平和維持軍に送り込んでいる。中でも「女性隊員」が多い。女性達が志願してくる背景には、貧困、雇用不安定…等の事情がある。サルマさん24歳は、家庭の主婦だった。
娘が一人。しかし、夫が解雇され、生活に困り、就職先として受けて、PKOに採用された。
バングラディシュの女性隊員の多くは、「つい先日まで普通の女性」。それが数カ月の訓練で身も心も鍛えられ別人に。“青いヘルメット”を着用してアフリカやアラブ圏で活動した後は「世界観」や「人生観」まで変わる。番組では、バングラディシュの新採用女性隊員の入隊~訓練~現地派遣に密着し、PKO活動の内情を伝えると共に、女性達の“成長”“苦悩”そして、戦乱の地で生き抜いた後、どのような人生を選択するのか…その生き様も紹介する。
  • ディレクター
  • カマール・アーマド・シモンバングラディシュ
  • Kamar Ahmad Simon

Kamar Ahmad Simon

“アジアン・ピッチ2016”に参加したい!

アジアン・ピッチ2016の申し込みは、このウェブサイトの英語ページで受け付けます。
企画提案書とプレゼンテーションは英語です。

アジアン・ピッチ2016の応募は締め切りました。

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