放送内容

未来塾 IN 公開復興サポート

2017年5月27日(土)

ジュンコ コシノ with 未来塾 南相馬コレクション2017

未来塾 IN 公開復興サポート

ジュンコ コシノ with 未来塾 南相馬コレクション2017

5月6日、福島県南相馬市で世界的なデザイナー・コシノジュンコさんによる本格的なファッションショーが開かれました。しかし今回のメインは世界のコシノジュンコではなく、デザイナーからモデル、洋服の生地までオール福島で臨むファッションショーなんです!東日本大震災から6年経った今でも、風評被害に悩む福島の役に少しでも立ちたいという思いから、コシノさんは、福島の福島による福島のためのファッションショーを企画しました。

講師

講師

コシノジュンコさん

デザイナー

プロフィール

今回の塾生は、コシノさんたっての希望で、希望者全員にデザイン画を描いてもらい、その中からコシノさん自ら選びます。コシノさんのもとには100枚を超えるデザイン画が届いていました。福島でファッションを学ぶ学生たちが応募してきたものです。さすがは、世界のコシノジュンコ!ものの6分で5枚のデザイン画を選びました。選ばれたデザイン画はさすがに独創的なものばかりです!この5人が今回の「塾生」に合格しました。

選考会から3日後。東京・青山のコシノさんの事務所に、選ばれし塾生たちの姿がありました。コシノさんは、いま一番力を入れているある挑戦を塾生たちに見せようと考えていました。それは、福島の11の企業とコシノさんがコラボした伝統工芸品です。固定概念にとらわれない斬新なデザインを見て目を輝かせる塾生たちに、コシノさんはその土地のもので作る楽しさを説きます。「伝統」を「古い」と切り捨てるのではなく、あえてそこに挑戦する、その心が最も大切なのです。

コシノさんの熱い思いを聞いて福島に戻った塾生たち。早速ガンガン製作!かと思いきや作業はスタート段階で滞っていました。なんと、独創的なデザインにしてしまったため、自分で描いたデザイン画をどう服にしたらいいのかわからないというのです。いきなり大問題発生です。そんな中、塾生たちが訪れたのは福島県会津若松市の織物工場。100年以上続くこの工場では、福島県の伝統生地「会津木綿」が作られています。今回、塾生たちは会津木綿を使って服を製作するのです。

地元の伝統を知り、身が引き締まった塾生たちは、試作品を持って再度コシノさんのもとを訪れます。作品の中間報告をするのです。しかし、「デザイン画と全然違うじゃない!」といきなりお叱りを受けてしまいます。そこで、コシノさんが取り出してきたのは、19歳の時に作り、若手デザイナーの登竜門「装苑賞」を受賞したコートです。今でもこのコートを着たいと言い、自分が着たくないと思うものを誰かが着てくれるはずがない!とデザインをする上で最も大切な心構えを教えてくれました。

コシノさんから厳しい指摘を受けた塾生たち。ほとんどの人がやり直しだと言われてしまいました。塾生たちは、同級生に手伝ってもらいながら、必死で作品を仕上げます。もちろん、コシノさんの教えを胸に自分で着てみて「着たい!」と思うかも確認!せっかくコシノさんに100枚を超える応募の中から選んでもらった作品です。徹夜の日々が続きます・・・果たして間に合うのでしょうか!?

あっという間に迎えた、ファッションショー当日!南相馬の会場は満員札止めの大盛況です。モデルを務めるのは福島出身の若者たち。モデルだけでなく、メイクのアシスタントや審査員も全員福島出身です。ドキドキ、バタバタの中、ついにオール福島ファッションショーの幕開けです!!塾生たちの徹夜の努力の甲斐もあり、お客さんは、福島の伝統生地・会津木綿を使った服を見て「私も着てみたい!」と大興奮の様子です。

ファッションショーが終わり空っぽになった会場には、塾生とコシノさんがいました。実は、どの服が一番魅力的だったか、お客さんに投票してもらっていたのです。お客さんから最も評価が高かったのは、会津木綿をプリーツ加工していた若山凪紗でした。コシノさんがあえて厳しく順位を発表するのには、訳がありました。それは、1位になれなかった塾生たちを悔しがらせるため。コシノさんは「悔しいと思う体験が宝になるのよ!」とエールを送りました。

コシノジュンコさんのまとめ

悔しいってすごくいいのよ。「あのとき、なんであれができなかったんだろう。悔しい!」と思うのは、すっきりうまくいくよりも将来の役に立つ。悔しいと思ったことに、挑戦すること。次は同じ繰り返ししないと思うから。みんな悔しさはどっかにあると思うけど、それは自分の宝だからね。今回、生涯この仕事をしていこうと、後押しされたようなもんだと思うの。

ゴールデンルール

「“悔しい”ってすごくいいのよ。挑戦を後押ししてくれるから。」

ナレーション 吉本実憂のつぶやき

「南相馬コレクション2017」、すごくよかったです。塾生のみんなも悩んでいましたが、デザイン画から洋服を作るのはとても難しいことなんですね。
「絵を形にする、これが仕事」「自分が本当に着たい服を作る、着る」「なんでも挑戦する」「格好よく、生きていく」長い間、世界で挑戦し続けているコシノさんの言葉は自信に満ちていて説得力があり、とてもかっこいいと思いました、そして勇気づけられました。わたしも着たい服を着るのはもちろんですが、やりたいお芝居をする、やるからには120%の力を出す、それが仕事、がんばろう!と思いました。
ちなみに、わたしは上遠野リサさんの「なで肩」ショルダーラインの洋服がよかったです。
袖口にボリューム感があるにもかかわらず、全体的にシュッとして見える感じが好きです。
着てみたいと思いましたよ!

番組応援団長 サンドウィッチマン 今回の一言

【富澤】世界の第一線で活躍し続けるには、批判をしっかり受け止めながらも挑戦しなくちゃいけないってことだね。
【伊達】難しことですよね。我々も単独ライブのお客さんの反響をしっかり僕ら自身受け止めないといけないっていうことですね。
【富澤】おまえは、反響が一番微妙な自作のコントをやめようとはしないけどな!

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