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花咲くラストメッセージ(2)

2017年3月13日(月)

花咲くラストメッセージ(2)
「喜ばれる野菜を作るために」

「喜ばれる野菜を作るために」

今月の東北発☆未来塾は、塾生のその後を追った特別編。今回はなんと、サンドウィッチマン伊達さんが塾生に会いに行きました。その塾生がいる場所は、宮城県加美郡加美町。去年の4月から専業農家になった本多浩太さん、2016年5月“農業を活(い)かすチカラ”の塾生です。講師は、農業ベンチャー代表の西辻一真さん。本多さんは、西辻さんの教えを胸に取り組んでいることがあります。しかし、悩みもあると言います。それでは伊達さんMCで、本多さんの活躍ぶりと悩みをご覧ください。

伊達さんが音の鳴る方へ歩いて行くと、農業を活(い)かすチカラの塾生・本多浩太さんが機械を使ってネギの出荷作業をしていました。就農してから、およそ1年。順調か訪ねてみると、意外に順調だという答えが返ってきました。その理由は、ネギ部会の60~80代の大先輩たちが、孫をかわいがるように助言してくれたからだと言います。作ったネギを伊達さんに食べてもらおうと、ネギ料理を用意してくれていました。ネギの天ぷらに、ネギ山盛りの納豆やお吸い物。ネギづくしの料理を食べて伊達さんは、「ウマーベラス!」。

伊達さんがネギ料理を食べていると、農家歴40年の大先輩、父・栄一さんが帰ってきました。栄一さんは、息子に「農家としては、まだまだ。順調なのは口だけですよ」と、辛口評価。そんな父を見返そうと、本多さんが取り組んでいることあります。車で移動すること40分。鳴子温泉近くにあるハウスを訪れました。本多さんはこの場所で、温泉水をかけてホウレン草を栽培。講師・西辻さんの「自分にしか作れないものは、世界最強」という言葉を胸に、自分にしか作れない“温泉ホウレン草”に挑戦しているのです。しかし、悩んでいることがあると言います。

作ることは専門でも、売り込み方がわからない。本多さんの悩みを解決しようと、スタッフは西辻さんのオフィスへ。現状を伝えると、売り込む以前に、温泉ホウレン草を作ることが気に入らないようです。消費者がどういう野菜を求めているのか。温泉水を使うことに、魅力を感じてもらえるのか。まずは、そこを把握してほしい。ということで、未来塾恒例の指令です。「スーパーで、ホウレン草の売り子をしろ!」。指令が出た本多さんが訪れたのは、西辻さんが取引している宮城県内のスーパー。若手農家のためならと、快く引き受けてくださいました。

本多さんは、ホウレン草の試食販売をしながら、“温泉ホウレン草”も試食してもらうことにしました。ホウレン草は、1年中作れる野菜。そこに温泉水をかけるという手間暇をかけて、普通のホウレン草より高く売っていきたいと考えています。お客さんに試食してもらうと、味については好感触。しかし、普通のホウレン草より高くても買うと答えた人は、全体の4分の1しかいませんでした。ホウレン草に付加価値を付けて高く売ることは、難しいかもしれない。本多さんは、この結果を西辻さんに報告して、今後のことを相談することにしました。

西辻一真さんのまとめ

「僕の発想は、作りやすさでは選んでないじゃん。何がいちばん消費者にとってメリットがあるのかっていうのを考えながらやってるから。だから今回、販売、試食販売してみてっていうふうに、伝えてその流通、小売りの現場を見てほしかったの。面白くなるために、この、流通のことを知ったりだとかね、小売りのことを知って、新たな自分のトライをするから楽しいんだよね。」

花咲くゴールデンルール

「晴れた日は耕し 雨の日は書を捨て 流通の現場へ出よう!」

西辻一真さん 農業ベンチャー社長

京都大学農学部卒業。2007年株式会社マイファーム創業者、代表取締役社長。全国に広がる耕作放棄地を再生し、一般の人たちが利用できる貸し農園事業を全国120か所で行っている。また、技術、経営、マーケティングなどを学べる週末農業学校を開講、新規就農者への支援にも力を入れている。震災後は宮城県岩沼市で、津波で塩害が受けた農地を土壌改良し「復興トマト」の栽培に地元の農家と取り組んだ。著書に「荒地からの挑戦: 農と人をつなぐビジネスで社会を変える」

ナレーション吉本実憂のつぶやき

生産者になるってとても覚悟のいることだと思います。人が口にするものだから、何かあってはいけないし、美味しくないといけないし、天候にも左右されるし。私は料理を作って誰かに振舞うだけでもドキドキしちゃいます。そんな私の緊張感とは次元の違う(苦笑)重い責任との中で、ネギも作りつつ、新しいことにも挑戦してるってすごいです。西辻さんからはバッサリ切られちゃいましたが、私は“温泉ホウレン草”ちょっと興味ありました、どんな味の違いがあるんだろうって。本多さんガンバレ!
“ビーツ”(Beets)、知ってますよ。今年くるんですね~!?

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】まあ、ビーツとクレソンは今年のトレンドだよね。しくよろ。OKバブリー。
【伊達】なんなんだよ、おい。ビーツとか知らないでしょ絶対、おいしいのかなね、アレね。
【富澤】本多はん、講師の西辻さんにおうたことで、更にもうけられそうでんな~、
うへうへうへ・・

【伊達】何なんだよさっきからお前は、意味が分からない。でもね、
もっと成功して、これから農業を目指す若者の目標になってほしいね。

【富澤】そうですね。