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自然と生きるチカラ 第3週

2017年2月20日(月)

自然と生きるチカラ
第3週:ニコル流 自然と生きるチカラ「モリ ガ キョーシツ! モリ ガ キョーカショ!」

ニコル流 自然と生きるチカラ「モリ ガ キョーシツ! モリ ガ キョーカショ!」

いよいよ、「自然と生きるチカラ」最終回!講師のニコルさんは、塾生たちに、子どもたちを相手に森の中で授業をしろと課題を出します。授業をするのは2週間後。「森の学校」始業式の日です!塾生たち、子どもの冒険心をくすぐる授業を行うことはできるのか?そして、ニコルさんが塾生たちに伝える最後のメッセージとは!?お見逃しなく!

ニコルさんから、森で“面白く楽しく”子どもたちに授業をしろと課題を出された塾生たち。さっそく授業を行う場所の下見へ。塾生は2チームに分かれ、それぞれ20分ずつ行うことを決定。Aチームは、子どもたちの背中に森の中の植物や動物を貼り、自分が何かをあてる「生態系連想ゲーム」、Bチームは、ツリーハウスにある木から自分の性格に似た木を探しだす授業を考えました。さっそくアファンの森のスタッフの野口さんに中間報告です。しかし・・・「もっと森の魅力を十分に活かし、子どもたちの好奇心を刺激する授業を」と指摘されました。両チームとも1から考え直しです。

どんな授業をするのか考え始めてから2週間が経ち、いよいよ子どもたちも地元住民も心待ちにしていた「森の学校」の始業式です!塾生たちは直前までリハーサルを繰り返します。 授業を終えた子どもたちが、ツリーハウス前に元気よく駆けつけてきました!「森の授業」1時間目は、Aチーム、内容をガラッと変え、“木の大きさをくらべよう”と題した「算数」の授業です。まず丸太を切り、見た目で大きいと思う順に並べていきます。この順番が本当にあっているかどうか、算数で使う“円柱の公式”を使って体積を求めます。夢中になって計算をする子どもたち。算数を使って、正確な大きさを測ることの大切さを学ぶことが出来ました。

2時間目はBチーム、こちらも内容を変更。“森の土を観察しよう”と題した「理科」の授業です。森の仕組みについて考えるのが狙いです。子どもたちは、小さな生き物がいそうな土を探しに、自由に森の中を歩きまわります。土をとって来たら、顕微鏡を覗いて、小さな生き物を観察。見つけた生き物は、小さなミミズやダンゴムシなどなど。最後に高橋沙希さんは「みんなが見つけた小さい生き物が、落ち葉などを分解して土に返し、それが栄養になってまた木に戻っていきます。支え合っていくことが、いい森をつくるために大事だということを覚えていてください。」と子どもたちに伝えました。

およそ1時間の森の授業。最後まで飽きる子は一人もいませんでした。授業は終わりましたが、子どもたち、うずうずしています。「森に行きたい人!」という呼びかけに、子どもたちは、元気よく「はーい!!!!」と叫ぶと、一目散に森に向かって走り出します。参加してくれた子どもも、「学校では先生の話を聞く授業が多いけど、自分たちが活動して森の授業ができたのが良かった。」と喜んでいます。子どもたちを相手に、様々なワークショップをやってきたニコルさんも授業を見て「すごく良かった。子どもの気持ちをよく分かってやっていた。君達にしかできない授業ができたね。」と塾生たちを褒めていました。

C.W.ニコルさんのまとめ

「よく僕はもう感動するのがね/例えば新芽だったらドングリね。このドングリの中で、この厳しい冬の間に、大きな変わりがあるんです。ドングリの中身はでんぷん、スターチですね。しかし寒さに与えると、厳しさが与えるとでんぷんが糖分に変わる。甘くなるんです。だから糖分がすぐ使えるエネルギー/準備してるんですよ。それで、太陽が当たるようになったら、新芽がドンと出ます/私は人間の心もそうじゃないかとおもうんですね/だから人生の中で、寒さとか、厳しさとか、そういうものがあると自分の心の中で、エネルギーになるんですね。」

ゴールデンルール

「逆境が生み出すエネルギーで新しい芽がドンと出る!」

C.W.ニコルさん 環境保護活動家・作家

1940 年、英国ウェールズ生まれ。17 歳でカナダへ渡り、その後、カナダ水産調査局北極生物研究所の技官として、海洋哺乳類の調査研究にあたる。
この間1962 年、空手修行のため来日。1967 年より2 年間、エチオピア帝国政府野生動物保護省の猟区主任管理官に就任。シミエン山岳国立公園を創設し公園長を務める。1980 年長野県黒姫に居を定め、以後、作家・エッセイストとして執筆を続ける。1975 年には日本国籍を取得。2002 年「C・Wニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に、『ティキシー』角川書店、『勇魚』文藝春秋社、『風を見た少年』講談社、他、多数。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

教室で受ける授業だけではなく、森の中で自然を体感しながら学ぶこともできるって素敵です。塾生のみなさんが考えた“森の授業”、子どもたちもとても楽しそうでした!森に入って土の中を観察するって面白そうです。「気持ち悪い」って言ってる子もいたけど、あのぐらいの虫だったら私大丈夫かも!(笑)ニコルさんの言葉はとても優しくて、とても分かりやすくて、大切なこと教えてもらってるんですが、なんだかとても癒されました。

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【伊達】いやー。理科の授業も面白かったけど、森で算数の授業って意外だっですねー。
【富澤】そうだな。おれも子どもの時にこんな授業をうけていたら、
きっと算数の先生になってたと思うよ。

【伊達】ほんとにそう思う?
【富澤】うそ。
【伊達】うそってなんだよ。
【富澤】やっぱりお前と漫才やるのが一番だよ♥
【伊達】もちろん、おれもそうだよ♥
【富澤】それはいいとして、塾生たち、ニコルさんから学んだことを沢山の子どもたちに伝えていってほしいですね
【伊達】次回は福島をずっとみているテレビです。
【富澤】内容はご覧のとおり。
【伊達】福島の今、そして未来を見つめます。
【富澤】ワタシハモリノミライヲミツメマス・・・。
【伊達】メインMCはクリエイティブディレクターの箭内道彦さんです。
【富澤】お楽しみに。

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