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人と人を結ぶチカラ 第2週

2016年11月14日(月)

人と人を結ぶチカラ
第2週:「松岡朝美の“ネット”講座 若旦那が語る湯布院乃風」

「松岡朝美の“ネット”講座 若旦那が語る湯布院乃風」

今回の舞台は、大分県の温泉街・湯布院。今年4月の熊本地震で被害を受けて、観光客が激減していました。講師の松岡朝美さんは、ここで立ち上げようとしているプロジェクトを紹介しようと、ある旅館に塾生たちを案内します。前回、松岡さんから、“何かしたいけどスキルがない被災者”と“スキルを持ったボランティア”を結びつけて、プロジェクトを成功させる事例を学んだ塾生たち。いよいよ「人と人を結ぶチカラ」実践編が、この地で始まります!

今年4月、大分県湯布院は震度6弱の揺れに見舞われました。松岡さんがこの町を訪れたのは、地震発生から1か月後。“イノベーション東北”として、支援する方法を探るためでした。そのときに出会い、ともにプロジェクトを立ち上げようとしている人を塾生たちに紹介します。温泉旅館の若旦那・高田淳平さんです。高田さんの旅館は壁がはがれ、配管も破損し、休業を余儀なくされました。今は銀行から資金を借り、1年後の再建を目指しています。

高田さんは、近所で旅館経営している若旦那・志津野類さんと定期的に小さな映画上映会を開くことを考えていました。そこに松岡さんが加わり、上映会を盛り上げるプロジェクトが立ち上がりました。そこで塾生たちも一緒に、2人の若旦那から話を聞いたうえで、プロジェクトの内容を詰めていきます。これが今回の課題です。若旦那たちがプロジェクトに期待することは、自分たちのコミュニティーから少しずつ人の輪が広がる上映会になることです。

プロジェクトを進めるために、大切なことがあります。まず、プロジェクトオーナーがどういう人なのか理解すること。そのうえで、よそ者の視点で企画を提案することです。そこで、塾生たちは高田さんに上映会場となる美術館などを案内してもらいながら、故郷への思いを聞きました。そして、夜は飲み会。より親しくなることで、昼には聞きづらかったことを聞いたりします。松岡さんが塾生たちに求めるのは、よそ者が起こす新しい湯布院の風です。

塾生それぞれの企画を聞いた松岡さんは、「全部やりたいけれど、今すぐに始められそうなものを考えてみてはどうか」とアドバイス。結果、上映会にくるお客さんに写真を撮ってきてもらうというプロジェクトを提案します。湯布院の魅力である自然や文化、人のつながりを発信するには、普段の生活を写したものがいいと塾生たちは考えたのです。そして、持ち寄った写真を共有できるサイトを作ることに。若旦那2人も良いねと言い、いよいよプロジェクト始動です!

松岡朝美さんのまとめ

「全部私はいいプロジェクトだと思ったのね。で、それを全部やろうとすると、やっぱり大変じゃない。今できるところから、始めていく。Think big, start small. “湯布院はこういう町になるといいよね”みたいなことを思いながらも、じゃあ、今、自分たちがこのプロジェクト上に落とし込むのは、こういう内容だよね。Start small.夢を、ビジョンを描く。それはThink big.のところ。なんだけど、ジャンプってできないじゃないですか。じゃあ、そのビジョンに到達するためには、今一歩、一歩ここから始めていくんだよねって、自分の胸に刻んでおいてもらいたいなと思います。」

ゴールデンルール

「大きな志をもちながらも、確実な一歩を Think big, start small.」

松岡朝美さん(35歳) グーグル株式会社防災・復興プロジェクトプログラムマネージャー

1981年に熊本県で生まれ、福岡県で育つ。グーグル株式会社防災・復興プロジェクトプログラムマネージャー。「イノベーション東北」や、「未来への学び」をはじめとする、Google の東日本大震災復興関連の各種プロジェクトリードとして、チームを率いる。数多のプロジェクトを成功させてきた。上記に加え、NPOや教育関係者、研究者を対象に Google の各種マッピングツールを紹介する Google Earth Outreach プログラムに従事している。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

講師の松岡朝美さんの人柄がすばらしいと思いました。松岡さんはプロジェクトオーナーの人柄にひかれてマッチングしますが、私は松岡さんにひかれました!塾生たちの意見をすべて受け入れてくれます「良かったね、良かったね」って言ってくれて、優しいです。あと、今回のプロジェクトでは採用されませんでしたが、私はオブジェのアイデアがすてきだと思いました。時間をかけて大きなアートになると思うと、わくわくします。

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】なるほどね。ボーイズビーアンビシャスってことね。
【伊達】似ているようですけど、違いますよ。
【富澤】じゃ、アイハブアペン、アイハブアアッポー、アッポーペン!
【伊達】全然違いますね、それ

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