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イノベーションのチカラ 第3週

2016年10月17日(月)

イノベーションのチカラ
第3週:「週刊「ロボットの天才」第3号 心をつくるアプリついてます!(予定)」

「週刊「ロボットの天才」第3号 心をつくるアプリついてます!(予定)」

ロボットの天才、高橋智隆さんから「イノベーションのチカラ」を学ぶのは、東北で最先端技術を使ったモノづくりを学んでいる学生7人。これまで、講師の高橋さんの発想方法を学んできた塾生たちは、「人の心を感じる、ロボットの新しい機能を考えろ」という課題を出されました。早速、ヒントを探しに出発する塾生たち。道場や幼稚園、ペットショップ!?どんなヒントを見つけられたのでしょうか。7人のユニークなアイデアをお楽しみに!

高橋さんが現在開発中の最新ロボットに「人の心を感じる」ちょっとした機能があります。一緒にゲームを楽しめるのですが、実はロボットのレベルがとても弱く設定されています。子供や孫と対戦しているような感覚が味わえると評判です。あまりに弱いので、手加減をしてロボットを勝たせてあげようとするユーザーも現れたといいます。高機能でなくとも、人の心にきゅんとくるものを探すべし。一人1つアイデアを考え、1週間後に発表です。

「番組の企画から、すごいビジネスが生まれるかもしれない。」と高橋さん。ロボットに内蔵されているアプリの企画や制作の担当者らも審査員に加わり、塾生たちのプレゼンスタートです。1番手の緑川慎悟さんは「ロボットと一緒にいろいろな所へ行き、思い出を共有する」というアイデアを発表します。しかし、高橋さんの反応はイマイチ。高橋さんも考えたことのあるアイデアだったのです。ロボットの天才が気づいていないアイデアは出るのでしょうか?

青島広輝さんのアイデアは、「夢をかなえるホン」。ユーザーが自分の夢や目標をロボットに伝えると、ロボットも自分の夢をユーザーに伝えるというもの。お互いに切さたく磨できるようなパートナーを目指す、という内容です。ロボット自体が夢を持ち、一緒に頑張るところがユニークだと、高橋さんのテンションが上がりました。そのほかにも、サイクリングナビアプリや、ロボットに機嫌の変化を持たせるなど、さまざまなアイデアが発表されました。

「期待していた以上に大豊作だった」。厳正なる協議の結果、『夢をかなえるホン』と『サイクリングナビアプリ』が開発へと進むことになりました。発想の面白さと企画の完成度、今後の可能性の広がりを見据えた結果です。これまで常識を打ちやぶってイノベーションを起こしてきた高橋さんは、「アイデアは完成形ではない。ぶっ飛び過ぎているものを少し修正するくらいがちょうどいい。」と語ります。若者たちに求めるのも、枠に収まらない発想の自由さでした。

高橋智隆さんのまとめ

「今回、別に完成形を求めている訳ではなくて。お互いの発表すべてが一つの、ネタっていうか具材なんで。だからそれが、“何考えてんねん、おまえ!”みたいなもののほう、そういうものを望んでますし。たぶん、“ぶっ飛び過ぎてる”ものを少し修正したぐらいでやっていけば、そのほうが可能性があると思っているので。変過ぎても、怒られることはないと。」

ゴールデンルール

『「何考えてんねん!」「ぶっ飛び過ぎ!」に可能性あり!』

高橋智隆さん(41歳) ロボットクリエーター

1975年生まれ。「株式会社ロボ・ガレージ」代表取締役。『ロピッド』、『エボルタ』、『FT』、『クロイノ』、『Gabby』、『タチコマ』などのオリジナルロボットを数多く開発。ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。ロボット技術の限界を塗り替える様々な取り組みは、全世界から注目を集めている。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

私も“人の心を感じる”とはどんなことだろうと考えました。でも、難しいですね。だから、塾生たちのアイデアに感心しました。しかも、7人のアイデアにそれぞれ個性がありました。そして今回は、発表する順番の大切さも学びました。私は、最初は無理です!緊張してしまうので、最後に発表します。でも、自分と同じアイデアを先に言われてしまったら、最後でも緊張しちゃいますね。

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】自転車のナビなんて、ありふれたアイデアだと思ったけど。
【伊達】一緒にサイクリングを楽しむところに、ロボットと人間との新しい関係を、高橋さんは見たんでしょうね
【富澤】おれもお前との新しい関係を夢見てるよ。
【伊達】どういうことですか?
【富澤】俺がちょっと変なことを言うから、お前が素早くそれを修正するという関係。
【伊達】それボケとツッコミですから。それ20年近くわれわれやってますからね。

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