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イノベーションのチカラ 第2週

2016年10月10日(月)

イノベーションのチカラ
第2週:「週刊「ロボットの天才」第2号 なお お客様のリクエストには応じておりません」

「週刊「ロボットの天才」第2号 なお お客様のリクエストには応じておりません」

ロボットの天才、高橋智隆さんから学ぶ「イノベーションのチカラ」!これからのロボット産業にはイノベーション、つまり大きな革新が必要だという高橋さん。どういった発想からイノベーションは生まれるのか、そのヒントを探しに、塾生たちはいろんな場所へ潜入。東京大学に、ベンチャー企業。さぞや優秀なイノベーターが待ち構えているのかと思いきや、東大にいたのはなんと子どもたち!?一体彼らにどんな秘密があるのでしょうか?

講師の高橋さんから塾生たちに、「自分が作りたいロボットを発表せよ!」という指令が出されます。原発内で作業するロボットや、リハビリの補助をしてくれるロボットなど、東北の学生ならではの意義のあるアイデアを出す塾生たち。しかし、高橋さんはノーリアクション。「ニーズに応えようとするものを提供しても、ユーザーには喜ばれない。」というのです。塾生たちの固い頭をほぐそうと、高橋さんはある場所へ連れて行きます。

東京大学の安田講堂。さぞや有名なイノベーターがいるのかと思いきや、そこにいたのは小学生たち。ブロックを使った自作のロボットを披露するアイデアコンテストが開かれていました。彼らに共通しているのは、何かのために作るのではなく“自分が楽しめるものを作っている”という点。この“楽しむ気持ち”こそが、時代を動かすイノベーターには必要だと高橋さんは考えているのです。でも、好きなものを作っていたのでは商売にならないのでは?

次に高橋さんが塾生たちを案内したのは、電気自動車を作るアメリカのベンチャー企業の展示場。“遊び心”がイノベーションにつながり、さらに新しいビジネスにつながっている例を見せるためです。他の企業がいかに安く、いかに運転しやすい実用的な車を作るかでしのぎを削る中、この会社は、誰も欲してはいなかったスポーツカーの電気自動車を売り出しました。面白いものは話題になり、利用者が増え、世の中を動かす大きなうねりになるのです。

ロボットの天才として、イノベーションを起こし続けている高橋さん。しかし、ここまでの歩みは決して平たんといえるものではありませんでした。う余曲折ある中で、高橋さんがいつも心がけている姿勢があります。それは、いつでもユニークな選択をするということです。「何も起きないほど、恐ろしいことはない」。リスクや苦労は当然あるが、無難な選択をしている中では何も起こせない、イノベーティブなことはできない、と塾生たちに熱く語りました。

高橋智隆さんのまとめ

「YouTubeとか、Twitterとか、もともとあれが必要だと思ってた人、ほぼいないわけです。とりあえず、役には立たないけれど面白いということで、たくさんの人が使い始めたんですね。そうすると、後になってから使い道が生まれるんですね。ニーズがないところからどうやって生み出すのか。それは、少年の心というか、遊び心とか、わくわく感だと思うんですね。素直にものを作れば、結果的に他の人のわくわく感に響くと思ってます。」

ゴールデンルール

「自分のワクワクが 多くの人に響いた時、新たな扉が開く!」

高橋智隆さん(41歳) ロボットクリエーター

1975年生まれ。「株式会社ロボ・ガレージ」代表取締役。『ロピッド』、『エボルタ』、『FT』、『クロイノ』、『Gabby』、『タチコマ』などのオリジナルロボットを数多く開発。ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。ロボット技術の限界を塗り替える様々な取り組みは、全世界から注目を集めている。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

今回は、見ていてとても幸せな気持ちになりました。子どもたちとロビは似ていると思います。どちらも純真なんです。子どもの感性は、ほんとすばらしいです。思いつかない、というより、大人になると忘れてしまうんですね。講師の高橋智隆さんの「リスクの低い選択肢を選べば何も起きない」という言葉が、心に響きました。私も、常に挑戦していたい体質です(笑)。高橋さんと話が合うかも?一度お話ししてみたいです!

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】イノベーションを起こすために必要なのは、リスキーでユニークな選択ね。まあ、おれもそうして生きてきましたよ。
【伊達】どういうこと?
【富澤】相方として超リスキーなお前をあえて選んで、お笑い界にイノベーションを起こしてきたからね。
【伊達】なんでおれが超リスキーなんだよ!

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