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高校生のチカラ 第3週

2016年7月18日(月)

高校生のチカラ
第3週:「悠さんによる熱伝導則 若者の情熱は伝播(でんぱ)する」

「悠さんによる熱伝導則 若者の情熱は伝播(でんぱ)する」

前回、塾生たちは「原発事故で大きく変わってしまった故郷を盛り上げる企画を考えよ」という課題に挑みました。しかし中間報告で、講師の岩本悠さんから厳しいダメ出しが。今回はいよいよ発表!福島県立ふたば未来学園高等学校1年生たちのプレゼンです。聴衆は、学校や地域の人たち、広野町の町長も。ところが本番前のチェックで、岩本さんも塾生も、番組スタッフも地獄を見ることに。はたしてプレゼンはうまくいくのでしょうか?「高校生のチカラ」最終回、元気出していきましょう!

発表会当日。「すごい楽しみ」と、岩本さんが島根県から福島県へやって来ました。本番まであと1時間半のため、着いて早々に塾生たちの発表をチェックです。微調整のつもりでいましたが、“Future”と“ツナグ”の両チームとも発表はグダグダ。聴衆の顔を見てプレゼンせよと岩本さんから言われているので、塾生たちはカンペを見ることはできません。福島に来て30分で岩本さんから笑顔が消えてしましました。「全然、伝わってこない!」

企画の意図や、やりたいことが伝わってこないのです。さらに、元気がないと指摘。これでは聴衆に伝わるはずがありません。失敗してもいいから、思い切った発表をするよう助言します。しかし本番まで45分。立ち上がる力も出ない塾生たちは、はたして立て直すことができるのでしょうか。「本当にひどい」と言った岩本さんですが、塾生が自分の殻を破れれば45分で変わる可能性はあると言います。会場には、地域の人たちが続々と集まってきました。

まずは、チームFutureから発表です。沿岸部に新しくできる防潮堤のそばのスペース、防災緑地で行う交流イベント「ふらわーろーど」を企画しました。老若男女が参加できるウォーキング大会を行い、その後、一緒に花を植えることで一体感を生み出そうというのです。地域の人は「実現できたらいい」と感想を述べます。一方で、「花を植えた後のことは考えているのか?」という指摘がありました。それは、未来を託す若者だからこその注文だったのです。

続いて、チームツナグの企画は「ツナグカレンダー」。町内や学校のイベントなどを書き込むとともに、役場からの放射線情報も載せます。日常的に使えるカレンダーを通じて、広野町が安全であることを伝えたかったのです。聴衆からは「学校・地域と一緒に作ることで交流もできる」「放射線情報の伝え方には工夫が求められる」など、前向きな反応が返ってきました。こうして、本番前の厳しい状態から一転、両チームとも無事に発表を終えることができました。

岩本悠さんのまとめ

「僕は、高校生が持ってる一番の力は“変化する力”だと思ってます。変化していく、成長していく、学んでいく。そうしたなかで、地域も変化し続けて、成長し続けて、全然見違えるような姿になってる、そういうことを考えると“みんなが未来”なんだと。1人1人が、自分が未来を創るんだ、自分自身がその未来を象徴してるんだ、代表してるんだ、そういう思いで学んでほしいです。これがスタートだと思います、皆さんの学びにとっての。これで終わらないように、ここから始まってほしいなと思います。」

ゴールデンルール

「変化せよ!さらば君が未来となる」

岩本悠さん(36歳) 島根県教育魅力化特命官

1979年、東京都生まれ。大学卒業後、大手電機メーカーで人材育成、組織開発に従事する傍ら、社会貢献事業にも取り組む。2007年に退社し、島根県隠岐郡海士町にある島前高校に、「島前魅力化プロジェクト」と題して、「地域学習」や「島留学」など、高校改革を行い、生徒数のV字回復を果たした。現在、この取り組みを県内全土に広げるため、県庁にて島根県教育魅力化特命官として活動している。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

講師の岩本悠さんが「高校生の一番の力は、変化するチカラ」だと話してくださいましたが、まさにそれを実感しました。高校生はすごい!45分で“成長”したのです。大人の45分と高校生の45分は、全然違うものなのだと分かりました。その“高校生のチカラ”を信じている岩本さんの言葉に感動しました。「みんなが未来なんだ」。すてきな回だと思います!

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】高校生と大人がガチで話し合うと、何か新しいものが生まれそうな気がするね
【伊達】おっ、いいですね。最後にいいこと言うね。それが講師の岩本悠さんがいう「高校生のチカラ」なんですね。

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