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ボランティアのチカラ 第3週

2016年6月20日(月)

ボランティアのチカラ
第3週:「6年目のボランティア講座 これが私の1週間の仕事です」

「6年目のボランティア講座 これが私の1週間の仕事です」

今回の塾生は、運営方針に悩みを抱える2つのボランティア団体からの3人。Mr.ボランティアリーダーこと鈴木典夫教授からの指令で一週間仮設住宅に住み込み、ここに暮らす人たちが今、本当に何を必要としているのかを考えてきました。最終日を迎え、塾生たちはお世話になった人たちへの恩返しに、イベントを企画します。しかし、未来塾恒例のいろいろ起きるパターンが!?「ボランティアのチカラ」最終回です!ちゅら、ちゅららあ~♪

塾生3人が1週間住み込んできた北幹線第一仮設には、原発事故で避難を余儀なくされている浪江町の人たちが暮らしています。仮設暮らし最終日前日、塾生たちはお世話になった人たちへの恩返しを企画します。満を持して発言したのは、仮設に暮らす人たちになかなか話かけられなかった宗像遼さん。「浪江町の思い出の“なみえ焼きそば”を作るのはどうか」。塾生たちは焼きそばパーティーを集会所ですることに決めますが、すぐに問題発生です!

「寿会(ことぶきかい)」という住民サークルが、あしたの集会所を押さえていたのです。塾生たちは、寿会の会長さんに相談します。「寿会に所属してない人も誘って合同で、焼きそばパーティーを開けないか」。しかしさすがに、きょうのあしたでは、と断られてしまいます。焦った塾生たちは、鈴木教授に救いを求めます。すると「逆にチャンスだ」と、鈴木教授。そして1週間の総決算として、寿会に参加させてもらい、盛り上げろと指示を出しました。

迎えた最終日。何をすれば良いのか分からないながらも、塾生たちは準備を手伝ったり、一緒にゲームをしたりして、会を盛り上げます。そんななか、塾生の川上大樹さんが、住民にスマートフォンの使い方を教えて感謝されます。さらに、焼きそばの代わりに、塾生たちが用意したホットケーキが予想外にとても喜ばれました。こどもが小さかった頃の話や、離れて暮らすお孫さんの話に花が咲いたのです。4時間におよんだ寿会は大盛況でした。

鈴木教授は、ニーズを探してそれに応えた活動を成し遂げることはそんなに重要ではないと言います。「お互いに気持ちを分かり合える関係になれば、ニーズは向こうから教えてくれる」。塾生たちは、どんなボランティアをすればいいのかを悩み、鈴木教授の未来塾に参加しました。鈴木教授が考える、今求められる支援とは、“心に寄り添うさりげない支援”です。それに気づいた塾生たち、これからの活動の大きなチカラになると自信がついたようです。

鈴木典夫さんのまとめ

「結局は、お互いに気持ちを分かり合える関係になれば、ニーズは向こうから教えてくれるのよ。どういう活動をするかを決めるのは、ボランティア活動にとっては1割ぐらいかもしれない。90%は、その人との関係をどういうふうに築くかっていうこと。向こうに身を任せていくと流れが見えて。どうしたらいいのかなっていうよりも、案ずるより産むがやすしっていう話が出てくるんだよね。」

ゴールデンルール

「エネルギーの90%を関係作りに注げ!その先に流れが見えてくる」

鈴木典夫さん(55歳) 福島大学行政政策学類 教授

1961年福島生まれ。(学生団体)福島大学災害ボランティアセンター顧問。震災直後の2011年5月に同団体を学生たちと設立。ブレーンとして、5年間活動を充実・拡大させ、現在団体には、350人以上のボランティアが登録している。また、2015年6月から始めた「いるだけ支援」は新たな被災地支援の形として、メディアから大きな注目も浴びている。福島大学で教鞭をとる以前は、京都市社会福祉協議会に勤務。「阪神淡路大震災」「中越地震」「中越沖地震」「岩手・宮城内陸地震」4つの震災の被災者支援に関わっている。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

「寿会」のおばあさんたち、みなさん良い人ばかりですね。そして、ホットケーキのすごさを思い知りました(笑)。実は焼きそばより、おばあさんたちの心をつかむのに成功したのではないでしょうか。それもこれも一週間、塾生たちが頑張ったからだと思います。頑張ったといえば、私も今回、タイトルコールを頑張りました!ご覧になった方は一緒に歌ってしまったのでは?ちゅらちゅらちゅららー♪

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【伊達】鈴木教授の「ボランティア活動の90%は人間関係を築くこと」っていう言葉は、「なるほど」って思いましたね。
【富澤】今回の塾生みたいに、困っている人のために何とかしようという若者がいると、日本の未来は明るいよね
【伊達】珍しく良いことを言うね
【富澤】昔から霊感が強いからね。
【伊達】どういうことだよ。

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