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農業を活かすチカラ 第4週

2016年5月23日(月)

農業を活かすチカラ
第4週:西辻版「明るい農村」のススメ 安心してください プレゼンしますよ

西辻版「明るい農村」のススメ 安心してください プレゼンしますよ

日本農業の若きキーマン・西辻一真さんから学んだ6人の塾生がプレゼンに挑みます。課題は、「自分がやりたい農業は何か」を3分間で発表せよ。東北から四国まで、塾生たちは課題のヒントを探しに行きました。本気で日本の農業を良くしようと考える6人のプレゼンを聞くのは、西辻さんの農業学校で学ぶ人たちです。農業に新しい風を吹かせようと意気込む面々に、果たして塾生たちのプレゼンは響くのか?「農業を活かすチカラ」最終回、始まりますよ!

「自分がやりたい農業は何か」を3分間で発表せよ!課題を発表するためやって来たのは、講師の西辻一真さんが主催する農業学校がある名古屋。塾生たちのプレゼンを聞くのは、西辻さんの農業学校で学ぶ、兼業農家や新規就農を目指す人たちです。さまざまな問題を抱える日本の農業の世界に飛び込み、変えてやろうと意気込む塾生たち、気合いは十分。トップバッターは、この春から実家のコメ農家を継ぐ、身長191センチの本多浩太さんです。

本多さんが影響を受けたのは、大震災後に西辻さんが被災地でみせた逆転の発想でした。塩害に強い作物を栽培し、マイナスをプラスに変えました。「ここでしかできない作物をつくる」。その発想から、本多さんは自分の地元、鳴子温泉郷に焦点を当てます。温泉水の地熱をいかし、マンゴーなどの熱帯の果物を作るというのです。さらに、大柄である自身の特徴を生かし、“男気農業”というブランドを立ち上げると発表。本多さんにしかできない農業です。

農業者の卵たちによる“やりたい農業”。それぞれが自分のこれまでの経験や今回の未来塾での学びをいかし、6人6様です。なかでも、その髪型に勝るとも劣らない独特なプレゼンをしたのは川名功千さん。「おいのやりでー農業は、命ど仲間を大切にする農業をやりでーなど思ってます」。宮城の方言で語りかけ、聴衆を引き寄せました。農業体験つきのゲストハウスを開くことを考えついたのは、西辻さんが経営する体験農園を見学したのがきっかけでした。

熱いプレゼンを終えた塾生たちに、西辻さんはエールを贈ります。発表したプランを全員が実行できれば絶対に農業は変わる、けれど「みなさんが一歩踏み出したら、そこは泥沼を歩くかのような感じ。思い描いていた内容に対して、1日に“こんだけしか進まんのか!?”ってくらい、進まないんですよ」。そんなときは仲間を思い出してほしい、と西辻さん。「この6人も大切な仲間ですけども、僕も仲間ですから」。塾生たちのこれからが楽しみです。

西辻一真さんのまとめ

「みなさんが今から踏み出す一歩っていうのは、不格好で不細工で泥沼のような感じで当たり前なんです。僕も起業したころは、泥沼の中にはまって、全然自分の思ってる未来とは違うところだったんです。けど、どうやって解決出来たかっていうと、仲間がいたからです。今回この6人のメンバーも大切な仲間ですけども、僕も仲間ですから。苦しいときとか、悩んだときとか、泥沼にはまって抜け出せないと思ったときには、遠慮なく聞いたらいいですよ。仲間ですから。」

ゴールデンルール

「たとえ泥沼でも 一歩踏み出せ!いざとなれば仲間がいる」

西辻一真さん(33歳) 農業ベンチャー社長

京都大学農学部卒業。2007年株式会社マイファーム創業者、代表取締役社長。全国に広がる耕作放棄地を再生し、一般の人たちが利用できる貸し農園事業を全国120か所で行っている。また、技術、経営、マーケティングなどを学べる週末農業学校を開講、新規就農者への支援にも力を入れている。震災後は宮城県岩沼市で、津波で塩害が受けた農地を土壌改良し「復興トマト」の栽培に地元の農家と取り組んだ。著書に「荒地からの挑戦: 農と人をつなぐビジネスで社会を変える」

ナレーション吉本実憂のつぶやき

方言でプレゼンするのって、アイデア勝ちだと思いました!「やりたい農業」が塾生全員違っていて、実現すれば新しい農業がたくさん生まれます。しかも、どれも実現しそうな気がしました。今回の塾生は全員「農業をもっと良くしたい」という気持ちにあふれていて、“仲間”という言葉がすごく合うと思いました。しかも、西辻さんも6人の中に入ると違和感が全然なくて、講師と塾生というより仲間っぽいですよね。

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【富澤】塾生たちの農業への気持ち、伝わってきたよねぇ
【伊達】よかったですねぇ。モッヒーのアグリハウスですか?完成したら泊りに行きたいですね
【富澤】いや、おれはちょっと・・・。
【伊達】なんでだよ。一緒に行きましょうよ。
【富澤】一緒ならいいけどね。

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