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農業を活かすチカラ 第3週

2016年5月16日(月)

農業を活かすチカラ
第3週:西辻版「明るい農村」のススメ 勇気があれば なんでもできる!

西辻版「明るい農村」のススメ 勇気があれば なんでもできる!

農業ベンチャー社長の西辻一真さんから学ぶ6人の塾生は、「自分のやりたい農業は何か?」という課題に取り組んでいます。そのヒントを探るため、横浜の体験農園から次は香川県へ向かいます。しかし今回は、西辻さんは同行しません。その代りに、指令が出されるんです。香川で新しい農業をしている農家さんから、課題のヒントを探せ!というのです。西辻さんが塾生に会わせたい農家さんとは?果たして塾生たちだけで大丈夫なのか?

講師の西辻一真さんの指令に従い、塾生だけで香川県にやって来ました。三豊市財田町。人口4000あまりのこの町に、西辻さんが塾生たちにぜひ会わせたいと考える農家さんがいます。まず1人目は、アスパラガスなどを栽培する藤田正さんです。「農業は、もうからなくてはダメ」。会うや否や、いきなり作物の話ではなく、ビジネス論を話し始めた藤田さん。JAを通さずにスーパーに直接作物を売るという、新しい取り組みをしているんです。

従来の仕組みは、JAがスーパーなどの小売店に出荷するため、多くの農家はJAに買い取ってもらいます。その場合、買い取り価格はJAが決めます。しかし、藤田さんはスーパーに直接出荷することで、価格を自身がスーパーと相談して決めています。前職で経営感覚を磨いてきた藤田さんは64歳のとき、大きなビジネスチャンスがあると農業の世界へ。やり方次第で、農業はもっともうかり、もっと楽しくなる、というのが藤田さんの持論です。

もう一人の農家さんは、橋本純子さん。もとは農業とは無縁の会社員として働いていました。ですが、前述の藤田さんの農業に魅力を感じ、縁もゆかりもない香川に移住してきたのです。一人前の農家になるべく勉強の毎日。そんな橋本さんに、実家が非農家の塾生が、農業との関わり方について悩みを打ち明けます。「これからは非農家が農家を目指すことが絶対多くなる」という橋本さん。「それが地域を元気にできる柱になれれば」と熱く語りました。

指令を出した西辻さんとネット中継です。口だけじゃなくて行動に移さないといけないと、2人の農家さんから刺激を受けた塾生たち。西辻さんが塾生たちを香川へ送った意図も、そこにありました。「何よりも行動に移すことが大事」。行動することで、応援してくれる仲間が出てきて、地域も変わろうとしていくという姿を見てほしかった、と西辻さんは塾生たちに語りかけます。今回は講師が不在の中、頑張った塾生たち。次回はいよいよプレゼンです!

西辻一真さんのまとめ

「何よりも“行動に移す”っていうことが、すごく大事だということに気づいてほしかったんですね。そして、行動に移すことで、応援してくれる仲間の人たちが出てきて、地域も変わろうとしていく、という姿っていうのを見てほしかった。“新しいことをなす”っていうときは、そういった行動に移すっていうこと、“勇気を持ってやる”っていうことが、すごく大事なんですね。」

ゴールデンルール

「勇気をもって行動に移せ!新しいことがうまれてくる」

西辻一真さん(33歳) 農業ベンチャー社長

京都大学農学部卒業。2007年株式会社マイファーム創業者、代表取締役社長。全国に広がる耕作放棄地を再生し、一般の人たちが利用できる貸し農園事業を全国120か所で行っている。また、技術、経営、マーケティングなどを学べる週末農業学校を開講、新規就農者への支援にも力を入れている。震災後は宮城県岩沼市で、津波で塩害が受けた農地を土壌改良し「復興トマト」の栽培に地元の農家と取り組んだ。著書に「荒地からの挑戦: 農と人をつなぐビジネスで社会を変える」

ナレーション吉本実憂のつぶやき

今回のキーワードは「行動する勇気」です。私もどちらかというと、言葉より“行動してしまう派”ですが、非農家から農家さんになられた藤田さんと橋本さんの行動力には感心しました。実際に行動に移された方の言葉は心に響きます。あと、「決断する勇気」もすごいと思いました。私のこれまでの最大の決断は、ある“目標”を立てたことです。どんな目標かというと・・・絶対誰にも教えません!

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【伊達】香川の2人の農家さん、農業へのエネルギーを感じましたね。
【富澤】それより俺は、藤田さんが、ガッツ石松に見えてしょうがなかったけどね。
【伊達】似てましたね。
【富澤】OK牧場。
【伊達】次回は、いよいよ塾生たちが「自分がやりたい農業」を発表します!

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