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チームのチカラ 第4週

2015年12月28日(月)

チームのチカラ
第4週「猪子寿之の電脳教室 福岡へ行ってくれ!」

「猪子寿之の電脳教室 福岡へ行ってくれ!」

難題に挑み、アメリカのシリコンバレー行きの切符を手にした塾生3人を衝撃が襲います。出発1週間前、講師の猪子寿之さんからの緊急呼び出しを受けたのです。「シリコンバレーの展覧会なんだけど、オープンが延期になったのね」。そこで急きょ、3人はチームラボの別のプロジェクトに参加し、チームのチカラを体感してもらうことに。場所は福岡。シリコンバレーの代わりに、福岡?!「チームのチカラ」最終回、とにかくスタートです!

福岡に到着した、塾生の笹田奎太さん、久湊美弥さん、有住和華さん。猪子さんのチームが作品を展示する、町の中心部にあるショッピングモールに向かいます。その作品とは「クリスタルツリー」。巨大なクリスマスツリーに、65000個のLEDで立体的な模様を浮かび上がらせるのです。15人のチームで取り組んでいます。今回、曲に合わせて模様を浮かび上がらせる演出があるのですが、その一部を塾生に任せようというのです。責任重大です。

ハプニング発生です。ツリーと連動して水中で光らせるLEDの接続部分に水が入り、回線がショートしてしまいました。改めて、水中のすべてのLEDをチェックすることになりました。点灯式は2日後、時間との勝負です。製作担当ではないメンバーも借り出され、塾生にも胴長が配られます。この日の最低気温は9℃。チームの一員として参加している以上、当然なのですが、当初の予定では暖かいシリコンバレーに行くはずだったのに・・・。

塾生たちは同時にツリーの模様も考えなくてはいけません。思いついたのは、ツリーの下から見ると、大きな輪が降ってくる演出。猪子さんに提案すると想像以上に好感触で、早速試してみることに。メンバーが話し合いながら発想し、作り、また発想する。それが猪子さんたち、チームの流儀です。テスト版では輪に見えず、試行錯誤するうちに時間切れ。塾生たちのアイデアは生かせませんでしたが、今後改良は続けることを約束してくれました。

点灯式当日。クリスタルツリーにきれいな明かりがともりました。アメリカでなく福岡が舞台となりましたたが、塾生たちはチームでものを作っていくことのだいご味を学びました。猪子さんは「クリエイティブって、アイデアや発想は1%くらいで、99%は最後まで仕上げるっていうことが重要」と語ります。そして、最後に「人生長いから、極めて自由に、創造的に、しかも最終的には泥臭く生きてほしい」と塾生にメッセージを送りました。

猪子寿之さんのまとめ

「クリエイティブって、アイデアとか発想みたいなイメージが強い。もちろん、それはすごい重要なんだけど。そうは言っても、創造という行為の1%くらいだと思うのね。99%は、“最後まで仕上げる”ということ、これがすごい大変。メンバーがそれぞれ、自分で考えて、自分で手を動かして、自分で体を張って、やり切る。人生長いから、極めて自由にね、創造的にね、しかも、最終的には泥臭く、生きてもらえたらいいなと思います。」

ゴールデンルール

「発想は自由に 制作は泥くさく それがクリエーション!」

猪子寿之さん(38歳) チームラボ代表

1977年、徳島市出身。2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。チームラボは、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境界を曖昧にしながら活動している。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

選抜された3人が活躍します!アイデアを出し合うときにちゃんと役割分担ができていて、「チームのチカラ」がついていて、すごいと思いました。驚きの展開の中で、よく頑張ったと思います。でも、自分たちのアイデアをプロに即座に形にしてもらって、実際に見られるのは、「お得な体験」です。しかも、あの猪子さんからも良い言葉をいただいて、結果オーライ、だったのではないでしょうか?!何より、福岡は良い所ですよ!

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【伊達】塾生たちも、メンバーとしてプロジェクトに参加することで、クリエイティブの泥臭さを体感できた良い講義でしたね。
【富澤】クリエイティブの泥臭さもいいけど、広大なアメリカも体感したかっただろうなぁ。

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