放送内容

これまでの放送へ

地域づくりのチカラ 第4週

2015年9月28日(月)

地域づくりのチカラ
第4週「哲ちゃん館長 熱血教室! 被災地の“再生プラン”とは?」

「哲ちゃん館長 熱血教室! 被災地の“再生プラン”とは?」

熱血カリスマ・リーダー、豊重哲郎さんから学ぶ「地域づくりのチカラ」いよいよ最終回。豊重さんは塾生たちに、「被災した地域を再生する町づくりプランを考え、発表せよ」という課題を出します。この難題に、考える時間は一晩だけ…。鹿児島、そして震災で大きな被害があった東北で、地域再生のカギを学んできた塾生たち。どんなプランを提案するのでしょうか?豊重さんの評価はいかに!?「熱血教室」最終講義です!

最終講義はバスの中から始まります。福島県郡山市へ向かう道。豊重さんはあえて、事故があった原発の近くを通るルートを選択しました。塾生たちに、福島の現状をじかに見てもらうためです。昨年9月に通行可能になった国道6号線を通るのは、塾生全員初めて。街の中に山積みされた黒い袋には、除染作業で出た土や枯れ葉が詰められています。地域の再生どころか、帰りたくても帰れない故郷がある…。その現実を、塾生たちは実感しました。

豊重さんは塾生たちに、教え子の小柴英明さんを紹介します。地域づくりの原点は「身近な人と深くつながること」。かつて豊重さん主宰のリーダー養成講座に参加し、感銘を受けた小柴さん。自分が働いている民間の福祉施設を、地域の人々が世代を越えて交流できる"拠点"にしたいと、日々挑戦を続けています。知恵を絞り、汗を流し、すでにあるものを最大限利用する。小柴さんは、「故郷に戻ってからが大事」だと、塾生たちにエールを送りました。

豊重さんは講義の締めくくりとして、塾生たちに課題を出しました。「被災した地域を再生する町づくりプランを考え、発表せよ!」。なかなか難題ですが、発表は翌日。考える時間は一晩しかありません。塾生たちは、これまで鹿児島や東北の現場で学んだことを思い起こすことから始めました。着目したのは「自主財源」。行政に頼らず、地域で独自に稼ぐ資金のことです。大きく被災した東北の再生プランの中に、自主財源をどう位置づけるのでしょうか?

キーワードは「復光財」。使わなくなった物に再び光を与える財と、震災からの復興を掛けた、塾生オリジナルの言葉です。綿花を植えることで塩化土壌を再生させたり、故障船を歴史館に再利用するなど、自主財源を参考にした再生プランを考えました。この発表に、豊重さんは高得点をつけました。しかし塾生にホッとする間を与えず、切り込みます。発信した以上は、必ず自分も動く。地域づくりの最後のポイントは「実践のみ」だと説いたのでした。

豊重哲郎さんのまとめ

「次はどうする?どうやって生かす?発信して終わりじゃない。発信した以上は、必ず自分も動く。"論で語るより汗で語る"っていうのはこういうこと。せっかく仲間ができたんだから。あとはパートナーを、まず1人ずつ増やすことだね。理解した、納得したパートナーを1人ずつ。できたら、左と右、1人が3人になったら、21人のプロジェクトはスタートできる。そこまで考えようよ。地域づくりの最後のポイトは、やるかやらないか。実践のみだよね。」

ゴールデンルール

「論で語らず 汗で語るリーダーたれ!」

豊重哲郎さん(74歳) 鹿児島県鹿屋市串良町柳谷自治公民館長

1941年、鹿児島県生まれ。東京都民銀行退職後Uターンして故郷の串良町へ。1996年に柳谷自治公民館長就任。人口300人、65歳以上が4割だった過疎集落を、ボーナスの出る"地域再生のお手本"集落に改革。2002年、日本計画行政学会最優秀賞授賞(地域づくりで日本一に認定)、2007年、内閣総理大臣賞受賞(あしたのむら・まちづくり活動賞)など、受賞多数。毎年、志が高い自治体職員らを集め、明日の地域リーダーを育成する「故郷創世塾」を主宰。

ナレーション吉本実憂のつぶやき

塾生たちの堂々としたプレゼンがすばらしいです。同じ世代として私も見習って、頑張ろうと思いました。是非ご覧ください!「やってやれないことはない!」は、やっぱり耳に残りますね。この言葉を聞くと、一歩を踏み出さずにはいられなくなります。豊重哲郎さんはどこを取っても熱かったです!カリスマ・リーダーの熱さは良いですよね。尊敬できますから。でも、自分に近い人、例えば親戚のおじさんが熱すぎるのはちょっと困るかな(笑)

応援団長サンドイッチマン 今回の一言

【伊達】熱血講師のもと、塾生たち頑張りましたね。いつかは、故郷のリーダーとなって東北を盛り上げていってほしいですね。
【富澤】やってやれないことはない!
【伊達】豊重さんの口癖、はまってますね。
【富澤】やばいよやばいよ。
【伊達】それは出川さんですね。

※NHKのサイトを離れます