わかめごはん、食べに来てけらっせ~ん!

2015年4月放送開始
※NHKサイトを離れます

日本で海藻の代表選手といえば、ワカメですよね

北海道から鹿児島まで広範囲に分布し、みそ汁、酢の物、サラダなど、さまざまな姿で日本人の食卓を彩ってくれる海藻、ワカメ。
世界で一番海藻を食べるといわれる日本人の1年間のワカメ消費量は、なんと12万トン!

たこめし

ワカメは昭和30年ごろに確立した養殖技術のおかげで、安定した生産量を得られるようになりました。国内の生産地トップ3は、岩手県、宮城県、徳島県。特に黒潮と親潮がぶつかる三陸の沿岸はプランクトンが豊富でワカメがよく育ち、肉厚でおいしくなるんだそうです。
そこで、岩手県内で真っ先にワカメの養殖が始まったという大船渡の末崎町(まっさきちょう)を訪ねることにしました。

今回おじゃましたのは岩手県大船渡市末崎町

大船渡市の南に位置する末崎町。 大船渡駅から車で約20分。 国指定の名勝に選ばれた碁石海岸があり、多くの観光客が訪れる町でもあります。

まっさきにワカメ養殖を始めた末崎町!

ワカメは日光に弱いので、
漁はあたりが暗いうちから
始まります。出港は早朝の3~4時。
漁をしていると、水平線に朝日が
昇ってきました。

漁師さんたちが海中から
ロープを引き上げると、
元気よく育ったワカメがたくさん!

鎌でワカメを切り取っていきます。
この時メカブも切り分けます。

収穫作業を続けること約2時間。
1~1.5tほどのワカメを乗せて、
港に戻りました。

水揚げしたワカメは、生ワカメとしてそのまま出荷されるものもありますが、
実はほとんどが「塩蔵ワカメ」として加工されています。
塩抜きするだけでご家庭でも手軽に食べられるのは、「塩蔵」といわれる技術のおかげ。

その技術、末崎町での塩蔵の工程をご紹介!

【塩蔵ワカメ 準備編】

まず、水揚げしたワカメをすぐに湯通し。

90~95℃のお湯に入れて1~2分かき混ぜたら・・・

冷たい水が入ったとなりの水槽にワカメを移し、
かき混ぜながら数分かけて冷まします。

冷めたら、ワカメを網の袋の中に入れて・・・

これで塩蔵前の準備が完了です

【塩蔵ワカメ 準備編】

ここから塩蔵の開始です。
最新鋭の塩蔵マシーンに水をはって、先ほど袋詰めにされたワカメを投入。
次に塩を大量に入れ、一定の塩分濃度にして回転させます。

1時間ほど回したら塩蔵完了!

【塩蔵ワカメ 準備編】

塩蔵が終わったら出荷!・・・と思ったら実はそうじゃないんですよ〜。

ここからは、お母さんたちの出番。
ワカメの芯と葉を分けて、さらに葉を部位や長さ、色の良し悪しで選り分けていきます。
これ、全て手作業!

~ワカメは大まかに以下の3つに分けられます~
・元葉(メカブに近い部分。肉厚で食感が良い)
・中芯(茎わかめとして流通)
・葉 (もっとも一般的に流通)

ひたすら、黙々と
ワカメの山に向かいます。

このあとワカメをプレスして脱水

と、ここまではワカメの塩蔵についてご紹介しました。
でも、ここは三陸。今朝取れたばかりのワカメを食べないワケにはいきません。
新鮮な生ワカメを持って、いざ!浜のかあちゃんの元へ〜!

今回の 浜のかあちゃん大船渡市漁協 女性部のみなさん

今回の 浜のかあちゃん大船渡市漁協 女性部のみなさん

大船渡市漁協女性部のみなさんです。
末崎地区・大船渡地区・ 赤崎地区のおかあさんたちが集まってくれました。
大船渡湾は養殖が盛んで、末崎はワカメ、大船渡はカキ、赤崎はカキとホタテと
地区それぞれに特色があります。

市の催しの際には各地区のお母さんが集結し、力を合わせてイベントを
盛り上げるのだそうです。

わかめごはんの作り方

米をとぎ、

・しらす
・昆布だし
・うす口しょうゆ
・砂糖
・塩
・酒

を入れてかき混ぜ、炊きます。

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生ワカメを洗います。

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沸騰したお湯に塩と重曹を入れ、
生ワカメを湯通しします。

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ワカメが緑色に変わったらすぐに取り出して・・・

水にさらして熱を取り、ざるに上げます。

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次は“芯取り”をします。

芯に沿ってワカメを裂いて・・・

芯を取ります。

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芯を取ったワカメをお好みの大きさに切り、
①で炊いたご飯と混ぜたら完成です♪

「生ワカメはなかなか手に入らない」という方に朗報です!
塩蔵ワカメを使えば、ご家庭でもわかめごはんを楽しめます。
すでに芯が取られているので簡単にできますよ♥
是非お試しください!

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