生のりの天ぷら、食べさございんね~!

2015年12月放送開始
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「のり」のこと、実はよく知らなかったかも

「焼のり」や「のりの佃煮」など、日本の食卓ではお馴染みの海藻「のり」。
7世紀に著された「風土記」にも記載があり、古来から食べられている
食品なのですが、ちょっと「のり」に思いを馳せてみると・・・

・・・こ~んな疑問が浮かんできました。

取れたての「生のり」はあまり流通することがないため、「のり」のこと実はよく知らなかったんですよね。
そこで、のり養殖が盛んな宮城県松島湾に浮かぶ浦戸諸島を目指しました。

今回おじゃましたのは~宮城県塩釜市浦戸桂島(かつらじま)~

松島湾の湾口部に浮かぶ浦戸諸島。桂島、野々島、寒風沢、朴島の4つの有人島と多くの無人島からなり、日本三景「松島」の一部を構成しています。七ヶ浜半島から地続きだったところ、貞観の津波で現在のような島々ができたと言われます。
桂島は塩釜港旅客ターミナル「マリンゲート塩釜」から汽船でおよそ20分。解放感抜群の海水浴場があり、夏休みには絶好のスポット。ゆったり流れる島じかんをのんびり楽しむ島めぐりがおすすめです。高台へのぼると素敵な小道や美しい松島湾の景観が迎えてくれますよ。
松島湾

汽船に乗って、ノリノリで桂島へ♪

塩釜から汽船に乗って桂島へ。
人口200人弱の小さな集落があります。

塩釜から帰ってきた女性たちに会いました。
東日本大震災で島にあった3つの店舗が閉店し、
買い物は塩釜まででかけるんだそうです。

島を歩くといたるところに何百年も前にできた「洞(ぼら)」と呼ばれる洞窟を見かけます。戦時中は防空ごうとして使われ、いまは漁具や野菜の倉庫になっています。

松島湾の中ではカキ養殖が、
湾の外ではのり養殖が盛んな桂島。
明日は早朝からのりの収穫です!

いてつく寒さの中を突き進み、のり漁へ!

朝5時半。
早朝のいてつく寒さの中をボートで漁場へ。

8月末に種付けをした網がこちら。
海中でゆらめく成長したのりを、
ボートの上に取り付けたカッターで
刈り取って収穫します。

ブーン!というモーターの音が響き、
のりは見る見るうちに刈り取られていきます。

生のりを万丈(ばんじょう)というカゴ一杯に入れては
港へ戻って水揚げします。

10月下旬から翌年3月まで、冬期に行われるのり漁は、
とにかく寒さとの戦いなんだそうです。

生のりの加工を見せてもらう

桂島では取れたての生のりが乾燥のりに加工されています。
震災以来、加工は女性たちの仕事になっていますが、
以前はのり漁に出ていた方もいらっしゃるんですよ。

さて、取れたての生のりは加工場へ到着すると、
女性たちの手でかくはん機の中に投入されます。
さまざまな機械を通り、数々のプロセスを経て、
乾燥のりに加工されていきます。

かくはん

洗浄

いろんな機械を通過

すき

脱水

乾燥(3時間)

乾燥完了!

検品
破れやゴミがないか
丁寧にチェック!

完成した乾燥のりは別の提携工場へ運ばれて
「焼きのり」になるのです。

作業の合間にちょっと一息。
楽しく語らう女性たち。

今回の浜のかあちゃん 内海英子さん

野々島でのり漁を営む両親の元に生まれ育った内海英子さん。
震災前までずっとご主人と一緒にのり漁に出て、収穫から加工まで
携わっていたという、根っからの浜のかあちゃんです。

震災で商店が無くなったこともあり、
家庭菜園で仙台白菜や大根など、
見事な野菜を自らの手で育てています。
海藻を肥料に使うんですって!

震災のときは、のりの漁場にも被害が出ましたが、浸水した作業場の機械を
復旧し、被害の大小にかかわらずみなで力を合わせて作業を続けたといいます。
その後、のり漁師の仲間で合同会社を作り、国の後押しもあって加工場を建設。
桂島ののり漁は徐々に元の姿を取り戻しつつあります。

では、お待たせしました~、クッキングスタート!

どんこ汁の作り方

どんこ汁 でえっぷりとしてるのを選びましょう
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キッチンペーパーで水気を取ります。

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3cm幅くらいに短く切ります。

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②で切った生のりにかたくり粉をまぶし、
ダマができないようにほぐします。

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③を衣につけ、しゃもじの上にのせて
余分な衣を落とし、平らにして油の中に入れます。

1分ほど揚げたら・・・

出来上がり♪

サックサクの食感~☆

海の塩味がついているので、
何もつけずに食べるのがおすすめ!

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