毛ガニのから揚げ、つくってみらいん!

2015年9月放送開始
※NHKサイトを離れます

毛ガニの旬は・・・いつでしょう?

全身かたい毛に覆われ、ずんぐりとした形の毛ガニ。日本では、北海道沿岸、茨城県以北の太平洋沿岸、島根県以北の日本海沿岸の海底に生息しています。
かつては大量に漁獲されていた毛ガニですが、数が激減してしまったため、地域によって漁期を制限しているのだそうです。

という訳で、毛ガニが取れる時期は、地域によってバラバラ。つまり、各地域ごとに設定している漁期が、その地域の毛ガニの旬ということなんですね。

今回おじゃましたのは~宮城県・南三陸町 歌津(みなみさんりくちょううたづ)~

石巻と気仙沼の中間地点にある歌津地区。2005年に志津川町と合併して南三陸町になりました。
歌津は魚竜の化石の宝庫!世界最古と考えられているウタツザウルスの化石など、貴重な化石が様々発見されています。魚竜の化石をひと目見ようと年間6万人が訪れていた「魚竜館」は、2011年の津波で被災し現在は閉館中。魚竜の化石に会いたい方は、歌津の多目的施設「平成の森」にある「コミュニティー図書館・魚竜」へどうぞ。
岩手県釜石市尾崎白浜

大きくなるには「殻」を破らないとね!

みなさんは毛ガニが脱皮を繰り返して大きくなるってご存知でしたか?オスは年に1回、メスは2~3年に1回のペースで脱皮を繰り返しているそうです。

脱皮したばかりの毛ガニは殻が柔らかく、脱皮にエネルギーを消耗するために身がスカスカです。

これまでスカスカの毛ガニは捨てられてしまい、流通にのることはありませんでした。でも、「殻が柔らかくて子どもでも食べやすく、しかも身が甘い!」と、最近は若ガニ、水ガニ、軟甲ガニなどと呼ばれて販売されています。

「脱皮したての毛ガニをおいしく食べる方法なんてあるのかなぁ?」とぼやいていたら、「あるよー!教えてあげっからおいでー!」と、宮城県南三陸町歌津地区のかあちゃんから呼び声がかかり、さっそく北を目指しました。

阿部きくみさん

歌津で生まれ育った生粋の浜のかあちゃん、阿部きくみさん。
家族ぐるみで海面養殖などの漁業に従事しています。

大津波で、自宅、加工場、船が流された阿部さん。
仲間と一緒に「南三陸直売所 みなさん館」を
作ったり、おかあさんたちで「なでしこの会」を結成
して「みなさん館」で食事の提供を始めるなど、
その時にできることをみなで懸命に取り組んできました。

「みなさん館」でなでしこの会のみなさんが運営する
食堂「むすび庵」では、地元の食材を使った定食や
弁当など、手作りの家庭料理が味わえます。

※ガフガ二
脱皮したての毛ガニは柔らかくて
ガフガフしていることから、地元
ではこのように呼ばれています。

タコ漁で取れる毛ガニたち

夜8時。
真っ暗闇の中、南三陸町漁協歌津支所の
みなさんと金華山沖を目指します。

数日前に籠を仕掛けておいた
スポットに到着すると、
籠を次々に引き上げていきます。

この籠漁の一番の目当ては、実は「タコ」!
傷をつけずに生け捕りするために籠を使うんですって。

ところが、タコの他にとにかく色んなものが掛かるんです。

ツブガイに・・・

ドンコに、タラに・・・

毛ガニがようやくあがり始め、
脱皮したての毛ガニ “ガフガニ” も取れました!

ガフガニかどうかは、
触ればすぐに分かるそうです。

では、お待たせしました~、クッキングスタート!

毛がにのから揚げの作り方

脱皮したての
柔らかい毛ガニを使います。

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毛ガニの脚を
すべて切り落とします。

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胴を裏返して、ふんどしをはがし、

甲羅を外して

エラ(ガニ)とカニみそを取ります。

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胴を、食べやすい大きさに切ります。

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①で切り落とした脚を、
食べられる部位と食べられない部位に分けます。

硬くて食べられません

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水でサッと洗い、ザルにあげます。

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キッチンペーパーで水気を取ったカニに、
かたくり粉をまんべんなくまぶします。

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油で揚げます。

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少し冷めたら、さらにかたくり粉をまぶし、もう一度揚げます。
色が変わったら完成!

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取っておいたカニみそを水に溶いて火にかけ、
煮立つ前にみそで味つけ。
刻んだミョウガをたっぷり加えてでき上がり。
だしは一切使いません。

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