いかめし、食うにきてけろじゃー!

2014年9月放送開始
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イカようにも料理してください

日本人は大のイカ好き。国内における魚介類の個人消費量をみても、イカはマグロやサケと並び常に1位2位を争っています。イカを使った郷土料理は全国各地で古くから親しまれ、今に伝えられてきました。

ホタテ焼き

イカの種類は、ヤリイカ・ホタルイカ・モンゴウイカ・・・など数多くありますが、日本ではスルメイカが一番多く食べられています。

スルメイカは細長く、縦に走る黒い帯が特徴。身が硬めでうまみがあり、いか刺しや塩辛にして食べるのがおすすめ。でもこれに限らず、煮たり、焼いたり、さまざまな料理に使える万能なイカでなのです。

スルメイカについて調べていくと、新鮮さをとことん追求している漁港が東北にあるという情報をつかみました!早速イカなきゃ!

今回おじゃましたのは~岩手県・大船渡市三陸町綾里小石浜(りょうりこいしはま)~

豊かな自然に恵まれ、ホッキ貝・ごぼう・にんにくの名産地として有名な三沢市は、八戸から車で30~40分、電車なら20分ほど北上したところに位置します。
2011年の大津波で三沢からイカ釣り用の浮桟橋が4つも流され、そのうち1つは太平洋を横断し、アメリカ・オレゴン州の海岸に漂着したことでも知られています。

青森の三沢漁港で発見!
“まだ生きている”三沢の昼イカ!

一般的には「イカ釣りは夜行うもの」だと思われていますよね。でも青森の三沢ではイカ釣りは昼に行われています。今から30年前に大間のイカ漁師たちから昼釣り漁法が伝えられたことから始まりました。昼釣りによって、まだ生きている新鮮なイカを出荷できるようになり、今では「三沢の昼イカ」として知られています。

「昼釣り」を可能にしているのはこちら⇒⇒

とってもカラフルな「ベーク針」。
魚群探知機でイカの群れを見つけたら、ベー
ク針を付けた糸を水深200mまで垂らします。
イカはこの鮮やかな色に反応して近づいてく
るんですって。

イカ

名物「昼イカ」の水揚げだっ!

夕方4時。
朝5時に漁に出ていたイカ釣り漁船が
一斉に戻って来ました。 

名物「昼イカ」の水揚げだっ!

イカ釣り漁船用の浮桟橋は↑すべて船で埋まり、各船から一斉に発泡スチロールの箱が次々と降ろされていきます。

発泡スチロールの擦れる音が
あちらこちらで響きます・・・

イカはきっとこの中に
入っているに違いない・・・

漁港の方がフタを開けてくれました!
出ました!整然と並ぶ立派なスルメイカ。
全体に赤みを帯びており、触れるとそこだけ
うっすら光ります。

遠洋で取れたイカは、船で冷凍され、
大きな氷の塊の状態で水揚げされます。
三沢の昼イカは近海漁。
昼操業して夕方には生きたイカを出荷。
翌朝には築地などの市場に並びます。

三沢の海産物の愛称は「赤とんぼ」!   

三沢市漁協の箱に印刷されている赤いイラストが気になり、たずねてみました。

この飛行機マークを遠くから見ると赤とんぼに見えるので、
築地市場では、三沢の昼イカは「赤とんぼ」と呼ばれているんですって。

市場に向かう昼イカたちを見送り、
いざっ、浜のかあちゃんの元へ~!

水揚げ直後、すぐにトラックに積まれて
各地の市場へ向けて発送!

ミス・ビードル号とは、1931年にアメリカ人操縦士2人が、世界で初めて太平洋無着陸横断飛行を成功させた時に乗った飛行機。
ここ三沢の淋代海岸から離陸し、41時間後にワシントン州ウェナッチ市に無事着陸しました。

今回の 浜のかあちゃん三沢市漁協女性部のみなさん

今回の 浜のかあちゃん宮城県漁協 志津川支所 女性部のみなさん

17名が在籍している三沢市漁協女性部。
「地元でとれたものは地元で消費しよう!」と、三沢でとれた食材を使った料理の講習会やイベント出店などで、“地産地消”を推進すべく活躍されているお母さんたち。津波で漁協の事務所の1階が被災しましたが、2014年11月、国道338号線沿いに新しい事務所兼直売所が完成。とれたての魚や野菜が売られています。

では、お待たせしました~、クッキングスタート!

 いかめしの作り方

イカの足を引っ張りながら内臓を破らないように
取り出し、骨のようなものを外して、胴をきれいに水洗いします。

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足から内臓を切り離して目と口を取り除き、
水洗いしてから細かく刻みます。

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一晩水に浸しておいたもち米を水切りし、
刻んだイカの足・千切りにした人参・みりん・
しょうゆを入れて混ぜます。

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③をイカの胴の中に詰めて、つまようじでとめ、
厚さを均等にします。

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水・しょうゆ・だし汁・みりん・酒と塩少々を入れた鍋の中に
④を並べ入れて煮立て、中火~弱火で50分ほど煮ます。

~新鮮なイカだからこそ出来るこの一品!!~
いかめしを煮ている間に、お母さんたちがササッと作ってくれました!
先ほど①で取り出した内臓を使った「ともあえ」という郷土料理。
これがすこぶるおいしかったのでご紹介します。

新鮮なイカの内臓を油でいため…

細かく短冊切りにしたイカを
投入して混ぜ…

ちょっと多めのみそを入れて
混ぜ合わせ…

イカと同じ長さに切った長ネギを投入してさっと混ぜたら、
火を止めて余熱で長ネギをしんなりさせ…

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わ~!イカがパンパンふくらんでます。
出来上がりました~♪

イカのうまみたっぷりの煮汁が
もちもちごはんにしみこんでいます。
おいしいっ!

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