ほっきめし、食いに来な~!

2016年2月放送開始
※NHKサイトを離れます

寿命が長~い、ホッキガイ

通称「ホッキ」と呼ばれる「ホッキガイ(北寄貝)」。殻が10cmを超えるほど大きくなるこの貝は、太平洋側では茨城県以北の浅い砂地に生息しています。寿命は、なんと30年と長く、歳をとるにつれて貝の色が白く変化していきます。その姿が「姥(うば)=老婆」をほうふつとするためでしょうか、正式名称は「ウバガイ(姥貝)」といいます。

ほんのり甘く、とても上品なお味のホッキガイ。
都会のスーパーでも時々みかけますが、ちょっと高級なイメージですよね。
そんなホッキガイの名産地として知られる青森県おいらせ町を訪ねました♪

今回おじゃましたのは~岩手県久慈市  (くじし)~

女神像 おいらせ町。2006年に下田町と百石町が合併して、町を流れる奥入瀬川(おいらせがわ)にちなむ名称で誕生した町。北の三沢市と南の八戸市のベッドタウンとなっています。 アメリカのニューヨーク市と同じ緯度にあることから、本物の1/4縮尺の自由の女神像が立っています。本体は11.5mあり、これはパリに住んでいるアメリカ人たちが、フランス革命100周年を記念してフランスに寄贈した自由の女神と同じサイズです。 町には他に、高さ32m、幹周16mもの「根岸の大いちょう」があります。なんと、樹齢1100年以上で、日本一長生きのいちょうなんですって。母親が祈ると母乳がよく出るようになるご利益があると言われています。

百石漁協のホッキガイ漁に同行!

おいらせ町では、12月~3月のとっても寒い時期に
ホッキガイの漁が行われます。
産卵期となる夏場は卵に栄養が取られて味が落ちるため、
おいしいホッキガイが取れる冬の4か月間に漁期を限定し、
毎日の水揚げ量も制限しながら大切な資源を守っているんですって。

百石漁協の漁師さんたちに、早朝のホッキ漁に連れて行ってもらいました。

朝6時半に出港し、
漁場をめざします。

ドンコ料理はキモがポイント!

15分ほど沖合へ出たところでアンカーを海へ投げ入れ、
そこからさらに150mほど離れたところまで船をすすめたら、
こんな装置を海に投げ入れます。

その名も「噴射式マンガン」。
この装置を海底に投げ入れて、アンカーがある地点まで海底を引きずっていきます。
その際、ポンプでくみ上げた海水を高圧で噴出!
砂やゴミを吹き飛ばしながら、爪が貝を掘り起こし、
袋網にゴロゴロと入っていく仕組みです!

これはマンガン漁法(噴流式桁網漁)と言われ、貝を傷つけずにとれるんですって。

噴射式マンガンをアンカーまで
引きずっていって、
引き上げてみると・・・・

再びマンガンを投じて海底を引きずっている間に、
ホッキガイをサイズ別に選別して、
どんどん箱に詰めていきます。

1人当たりの漁獲量が決まっているため、
2~3回マンガンをひきずったら漁は終わりです。

漁港へ戻って水揚げしたら、あっという間に出荷されていきました。

おいらせ町のホッキガイがおいしい理由

百石漁協副組合長の工藤徳康さんに、おいらせ町のホッキガイについてお聞きしました。

奥入瀬川は、青森県と秋田県に挟まれた十和田湖を源流とし、
おいらせ町で太平洋に流れ込みます。
奥入瀬川が運ぶミネラルたっぷりの冷たい水で育つから、
おいらせ町のホッキガイは身が引き締まっておいしくなるんです!

百石漁協女性部のみなさん

津波で船が流され、震災後に新しい船を探しても
なかなか見つからない。そんな状況からの再出発。
ホッキガイ漁はその年の12月から再開しましたが、
とれたのはやせて小ぶりの貝ばかり。
においもきつく、市場に出しても高値はつきませんでした。
それでも、「何十年もずっと漁師をしているから、
これしかないんだ」と皆で励んだといいます。
震災から5年が経過して、ようやく「かなり復興したなあ」
と思えるようになったそうです。

ホッキガイのブランド化を目指すおいらせ町に、
2015年、日本初!?の「ホッキ小屋」が誕生しました!
とれたてのホッキガイを炭火焼で味わえるほか、
百石漁協のかあちゃんたちが作る自慢の「ホッキ味噌」も
ふるまわれるんですって!!
営業は2月の毎日曜日。要予約です。(2015年情報)

おいらせ町のホッキガイがおいしい理由

茶色いホッキガイは「茶ボッキ」といって、
生まれて3年あまりのもの。

黒いのは「黒ボッキ」といって、3年~5年もの。

白いのは「白ボッキ」または「白コンボ」という
年老いたもの。特に10年以上育つと味が落ちます。

クッキングスタート

ほっき飯の作り方

うるち米ともち米を9:1の割合で混ぜてとぎ、
水を切っておきます。

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さばいたホッキガイを包丁を斜めにして切ります。

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フライパンに、白だししょう油・八方だし・みりん・酒・砂糖・塩を入れ一度煮立たせ、①を加えてさらに中火で煮ます。

貝がピンク色に変わったら、
すぐに火を止めます。

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③をざるにあげて、煮汁と身を分けます。

身の粗熱をすぐに取ります。

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ニンジン、ゴボウをささがきにします。

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炊飯器に米と④で取った煮汁を入れ、
水を足して米と同量にします。

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⑥に昆布と⑤を入れたら、スイッチオン。

炊き上がったら・・・

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ごはんに炒め煮しておいたホッキガイを混ぜ合わせて・・・

出来上がり♪

貝の甘みがとってもやさしい
一品です♥

こちらは、かあちゃんたちが作ってくれた
「ほっきみそ」と「ほっきのお吸い物」を加わえた「ほっきづくし」!!

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土地・食材・母ちゃん情報は近日公開!お楽しみに〜♪
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