どんこ汁、食いにこー!

2015年11月放送開始
※NHKサイトを離れます

 どんくさくたって、愛されてます♥

目が真ん丸で口が大きく、そしてヌルっとしている一風変わったこの魚、見たことありますか!?
これは「ドンコ」と言って、三陸地方ではポピュラーなお魚です。

ゆっくり泳ぐ姿がどんくさいので、その名が付いたとも言われる「ドンコ」。
標準和名は「エゾイソアイナメ」といい、実はタラの仲間です。味はタラに似ていますが、タラよりもさっぱりしています。その反面、キモは濃厚でくせになる味です。
煮たり焼いたり食べ方は色々ですが、 これからの寒い季節には鍋にもぴったり
なんですって!

ほぼ産地で消費されてしまうため、他の地域に流通することはまれだそう。

三陸に行くたび「ドンコはおいしい」と耳にしていたので、ずっと気になって
いました。秋になり、待ちに待ったドンコの季節が到来!行ってきまーす!

いってきまーす!

今回おじゃましたのは~岩手県久慈市  (くじし)~

岩手県の北東に位置する久慈市はドラマ「あまちゃん」の舞台になった町。
小袖海岸の「北限の海女」で良く知られますが、こはくの産地としても有名で、実際にこはくの採取体験ができる施設もあります。

さらに、久慈駅と宮古駅を結ぶ三陸鉄道北リアス線で12~3月に運行する「こたつ列車」が人気。寒い冬でもたくさんの観光客が訪れます。
小袖海岸の夫婦岩

じぇじぇじぇの町でドンコと出会う♥

久慈駅から車で約10分。玉の脇漁港のすぐそばにある
久慈市漁協二子(ふたこ)漁業生産部におじゃましました。

二子漁業生産部は直売所と食堂を運営しています。
5・6月〜12月の第三日曜には朝市も開催され、
たくさんの人でにぎわいます。

早速、二子漁業生産部部長の
中平武雄さんにドンコを
見せてもらいましょう。

ドンコは一年を通して取れる魚で、脂がのった冬が旬。
定置網漁で取るのが主流で、生きたまま水揚げされることは
少ないそうです。

しかし久慈では、9~11月に沖から磯に移動してきたドン
コを籠漁で取るため、生きたままのドンコが手に入るのです。

地元では、この磯で取れるドンコが人気なんですって!

1本ヒゲがチャーミング♥

が、しかし・・・

かわいく、どんくさく見えても・・・

生きたままの小魚をパクッと
丸飲みしてしまうほど、
食べることに貪欲なんだって!

ドンコ料理はキモがポイント!

「キモあってのドンコ料理」といわれるほど、ドンコ料理はキモが重要!
こってり濃厚なキモの味は、「あ~また食べたい」と思わせてしまうくらい後引くうまさなのだそう。

※1 きもたたきとは…生の身をたたいてキモであえたもの。
   新鮮なドンコじゃなきゃ作れない!

※2 さかさ焼きとは…ドンコの腹から内臓を取り出し、キモとみそを
   混ぜたものを腹に戻して串に刺し、逆さにして焼いた料理。

ということで、
となりの食堂にいる二子漁業生産部のお母さんに、
どんこ汁を作ってもらうことにしました!

久慈市漁協 二子生産部女性部のみなさん

久慈市漁協二子漁業生産部女性部には37名が在籍。
ふだんはそれぞれに職を持つお母さんたちですが、
週末になると「浜のかあちゃん食堂」を切り盛りしたり、
「直売 浜のかあちゃん」の店頭に並ぶ商品の加工から
販売までをこなすなど、精力的に活動しています。
お店に行けば、元気なお母さんたちに会えますよ~♪

サバをひらいたり!

青空の下、
ドンコを天日干ししたり!

くるくる~

商品を並べたり!

接客もおまかせ♪

どんこ汁の作り方

どんこ汁 でえっぷりとしてるのを選びましょう
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ドンコのうろこを取り、

腹を切って、内臓とエラを取り出します。
このとき、キモは別にして取っておきます。

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※尾は使いません

頭と尾を切り落として、
身を適当な大きさに切ります。
(ここでは二等分しています)

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②で切り分けた「頭」と「切り身」に
塩をまぶします。

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鍋に水をはり、コンブを鍋底に敷きます。

③の頭を水洗いして、
コンブの上に置き、
火にかけてだしを取ります。

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豆腐、シメジ、下ゆでした人参と大根、
水洗いした③の切り身を入れます。

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切り身に火が通ったら、
みそを溶かし入れ、5分程度煮ます。

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最後に、①で取っておいたキモと、
斜め切りにしたネギを入れます。

ネギに火が通れば・・・完成♪

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身はほっくほく!

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