「ふくしまに恋して♥」とは? いろんなとこ見てくなんしょ♡スペシャル
ページトップ 放送予定 動画 日記
樹齢350年!桜を守る家族 これぞ会津の心意気!「会津まつり」 歴史に彩られた温泉街で芸妓の文化を体験! 百花繚乱!花木農家の“花咲山” かやぶき屋根の集落「大内宿」 世界に羽ばたけ!大堀相馬焼 元気なやい子ばあちゃんの農園カフェ 高校生がプロデュース!いわきのバスツアー “東北のハワイ”でフラダンスに挑戦! 暮らしを支える大切な“足” 会津鉄道で出発進行! 福島の豊かな農作物をPR!高校生の編集部
お客さんの応援が元気の源!奮闘する飼育員たち
お客さんの応援が元気の源!奮闘する飼育員たち震災の苦難を乗り越えて 復興への希望 アザラシの赤ちゃん被災体験がヒントに 水族館の新しいかたち
会津のお家芸 なぎなたで、いざ勝負! 400年の
	歴史を誇る逸品 会津漆器の魅力を探る 江戸時代から続く酒蔵で 酒づくりの極意にふれる 伝統の蔵座敷で酒蔵の味を堪能! 集落の力で景観と米作りを後世に残す 春の棚田で田植えを体験! 春の山には自然の恵みがいっぱい 山菜採りに挑戦! 糸を紡いでつながる心と技 昭和村・からむし織の里を訪ねて 昔ながらの手作業を体験 黄金色に輝く稲穂を収穫! ひと編みひと編み、思いをこめて 編み組細工の奥深さに触れる
※NHKサイトを離れます
今回の旅は...

綾瀬はるかのふくしまに恋して

奥会津の只見川沿いに位置し、美しい景観を誇る大沼郡三島町へ。暮らしに根差したものづくりを守る人びとに出会いました。

ひと編みひと編み、思いをこめて 編み組細工の奥深さに触れる
ひと編みひと編み、思いをこめて 編み組細工の奥深さに触れる

ここは、三島町の生活工芸館。奥会津の伝統的なものづくりを体験できる施設です。

建物の前に、草を干している女性たちがいました。「こんにちは。これは何ですか?」(綾瀬さん)

「ヒロロです。 ミヤマカンスゲという野草のことで、山からとってきたのを乾燥させているところです。編み組細工の材料にするんですよ」

編み組細工は、奥会津で古くから行われてきた冬の手仕事。その歴史は縄文時代までさかのぼります。素材には、ヒロロをはじめ山ブドウやマタタビなど、山で採れる植物が用いられています。

三島町は2mもの雪に閉ざされる豪雪地帯。人びとは冬の間、家の中で雪靴や蓑、荷縄やカゴなどの道具を編み、技術は親から子へと受け継がれてきました。

しかし、高度経済成長とともに、ものづくりの伝統が途絶え始めてしまいました。人びとは、「自然とともに生きる伝統を忘れてはいけない」という思いから生活工芸運動を発足。生活工芸館の教室で、技術の継承を行っています。

自然素材ならではの素朴な風合いが編み組細工の魅力。現在では、バッグや財布などさまざまなものが作られています。

生活工芸館で編み組細工の先生をしている渡辺ユキ子さん。綾瀬さんも教えてもらうことになりました。

はじめは「縄ない」という作業。ヒロロは1本だとすぐに切れてしまいますが、2本をよじり合わせて縄のようにない、その縄どうしをさらによじって1本の太い縄にすると、切れにくく丈夫になります。

手でくるくると回してよじり、ヒロロをつぎ足して細長くしていきます。意外と難しく、つぎ足したヒロロが縄になっていきません。「よじれていないかなって思っても我慢して。あきらめないで続けてください」(渡辺さん)「お~できた!」(綾瀬さん)

地元の女性たちの巧みな手つきに釘付けの綾瀬さん。バッグ作りも手伝わせてもらいました。

「もともと草だったヒロロが丈夫になって、こういうバッグが作れるってすごい。私も編むワザをもっと習ってみたいです」(綾瀬さん)

渡辺さんは9年前、定年退職を機に本格的に編み組細工の世界に入りました。「渡辺さんは、どうして編み組細工をやろうと思ったんですか?」(綾瀬さん)「私のじいちゃん、ばあちゃんがやっていてね。昔からの伝統を引き継いでいきたくて」(渡辺さん)「楽しいですか?」(綾瀬さん)「楽しいですね。集中できるし、世界に一つしかない品物ができあがる。頭でイメージしたとおりに作れると、すごくうれしいです」(渡辺さん)

伝統の技を習得するために、県外からやってくる人も増えています。西山明代さんは、編み組細工を習うために兵庫県から移住しました。「もともと手仕事がやりたくて、たまたま三島町の編み組細工を知って。やってみると本当に奥深くて楽しいです」(西山さん)

山の暮らしに育まれた手仕事の温かみに恋して――。またひとつ、新たなトキメキに出会いました♥

トップへ戻る