ものがたり

大好きな飼い主の翔太と一緒に、岩手・遠野にやってきたチャロ。そこで目にした天狗(てんぐ)に引き寄せられるように森に入ったチャロは、やがて民話の住人たちが暮らすパラレルワールドへ。そこでは災いをもたらす妖怪・手長足長が長い眠りから覚めようとしていた。その復活を防ぐために、伝説の「八ツ星の札」を探して旅に出るチャロ。はたして無事に札は集められるのか?

ちょっと寂しげな座敷わらしのマコ、人間に不信感を持つカッパのサチ、自分に自信を持つことが出来ない鬼のマゲ、美しい白馬に恋した少女・サラ。それぞれに悩みながらも懸命に生きる民話の住人たち。そして物語のカギを握る「魔を封じる白き力」とは?

人も神も妖怪も動物も、ともに生き、ともに泣き笑う。

チャロは、日本人の心の故郷を旅しながら成長していく。

リトル・チャ東ロ北編の舞台は?

今回の舞台は、東北。実際の地名、その風景が舞台となっています。でもそこにはコンビニもなく車も走っていません。

チャロが森の中で迷い込んだのは、どこか雰囲気が違うパラレルワールド。このパラレルワールドは、およそ100年前、遠野物語が書かれた時代の東北地方をメインモチーフとした、時空がゆがんだ不思議な世界。そこでは、動物と妖怪と神様がともに生きています。この世界ではチャロも、妖怪や神様などと自由に話すことができます。

不思議でありながら、どこか郷愁を誘う懐かしい風景。チャロが旅するのは、そんな世界です。

八ツ星の札とは?

人心を惑わし、世を乱す伝説の妖怪・手長足長。これをつぼに封じこめるために、欠かせないアイテムが「八ツ星の札」です。

八ツ星の札は、その名の通り、八枚のお札。太陽の周りを回る惑星「水」「金」「地」「火」「木」「土」「天」「海」の八つからなっています。妖怪を封じこめるだけでなく、化け物の変身を解いたり、幽霊を人の姿に戻したり、悪い妖力を封じたり、不思議な魔力を兼ね備えています。

チャロははたして八ツ星の札を無事集めることができるのでしょうか。