あしたブログ | あの日、そして明日へ

2017年08月31日 (木)

【ホヤ③】ホヤが苦手なシェフが作る!絶品ホヤ料理

三陸の夏を代表する海の幸「ホヤ」についてつづるシリーズ第3回。
第1回 【ホヤ①】グロ美味?! 貴公子も夢中の珍味
第2回 【ホヤ②】さばき方 保存版(一般家庭ver.)


さて今回は…

【応用編】ホヤの新境地に迫る!

“ホヤメニューの開発試食会”に参加してきました。国内のホヤ消費を促進すべく、恵比寿の老舗フレンチレストランで開催された集まりです。


シェフの無藤哲弥さんに意気込みを聞くと…


無藤さん
 
ホヤ、苦手なんだよねぇ~。苦いし。」

mutosan.jpg

え”?!


無藤さん 「でも、そういう苦手な人にも、おいしく食べてもらいたくて、今回チャレンジしたんです。」

やるからには徹底的にやる!

無藤さんは、この日のためにホヤと食材の組み合わせを大量に試していったそうです。
そして、披露されたのがこちら!


ドーン

2_menu.jpg

その数、なんと16品!!

ドドドーン

3_alldishesn.jpg

左上から右に、上の黒板のメニュー順です。


これがすべて1つの食材?!というくらいバラエティに富んでます。

ホヤ苦手のシェフだからこそ、独特の苦味やエグミを抑えたメニューはもちろん、ホヤの個性を更に引き出した一品まで。

4_sushismaller.jpgホヤ寿司: ネタの下には、サクランボとミント!

 

まるでホヤのテーマパークや~!!


それぞれ印象深い味わいでしたが、その中でも特に私のお気に入り2品はこちら!



☆ ホニョ(ホヤのニョッキ)
5_honyo2.jpg

「ええっ?これがホヤ!?」
「すっごいリッチな感じ!」
「おいしーい!」
試食会メンバーから驚きの悲鳴が相次いだ、魅惑の一皿。


焼いたホヤの殻を砕き、「ホヤ水」とブレンドしたソースは、とっても濃厚!まるでオマール海老のような高級感あふれる“うまみ”と喉越し。そのソースの下に、これまた「ホヤ水」を練りこんだ、もっちもちのニョッキが…。

廃棄されてしまうホヤの殻を有効活用して、こんなにおいしくしちゃうなんて!試食会メンバー全員大絶賛です。

これをパウチにして商品化してくれたなら、毎日このソースを活用して生きていくのに…と思うほど。パスタにも、パンにも、ごはんにも・・・なんでも合いそう

無藤さん 「宮城産のホヤに合わせて、宮城産のお米を隠し味として、ソースに入れたんです。」

う~ん、もうニクいね、無藤さん!




☆ ホヤの冷汁

6_hiyameshin.jpg

冷汁のさわやかさと、ホヤの苦味との見事な競演!みそとゴマの香ばしさが、ホヤの苦さとマッチします。きゅうりや薬味のシャキシャキした食感と、ホヤの弾力とが、これまた楽しい!

ホニョがホヤ感を表に出さない料理だとしたら、こちらはホヤらしさを活かした料理。いくらでも食べられちゃう!食欲がない時にもぴったりな一品です。



目指せ!ポスト“〇〇〇ー”

「ほやほや学会」の田山さん(くわしくは、第1回を参照)は、ホヤが好きな人とホヤが苦手な人の両方を対象にしたホヤ料理試食・アンケート会の実施など、ホヤの魅力の拡散方法を考え続けています。今回の試食会でも、忙しそうにみんなの意見をメモしていました。

7_tayamaprofile3.jpg#ほやラブ


田山さん 「ホヤは、東北以外ではまだなじみの薄い食材ですが、人気が出る可能性を秘めていると思っています。独特な風味で苦手な人は苦手なパクチーだって、今では大人気ですもんね。」

確かに

田山さん 「まずは、多くの人に食べてみてもらいたいです。ホヤの鮮度が高いのは東北ですが、加工食品も冷凍食品も技術が進み、お住まいの地域でもおいしいホヤを食べることができるようになっています。実は、今回の試食会に使われていたのも冷凍ホヤ。冷凍ホヤなら、夏だけでなく一年中ホヤを楽しめますよ。」

そうだったんですね!とっても美味しかったです。

 

東北のホヤの食べ方はいろいろ!
① 東北に直接行っちゃう!
② お取り寄せをする!
③ 加工・冷凍製品をGET!


みなさんも、ぜひホヤを食べてみてくださいね!ハマる人はハマりますよ~。

( # ´ 3`)-з ゴチソウさまでした。

追伸: 「浜のかあちゃん」の“ほやめし”も見てくださいね!