あしたブログ | あの日、そして明日へ

2020年04月09日 (木)

【4/12放送】明日へ つなげよう「海の町に"おいしい"笑顔を〜天皇の料理番と栄養士〜」

さて、次回の「明日へ つなげよう」は、

「海の町に“おいしい”笑顔を〜天皇の料理番と栄養士〜」

 [総合] 4月12日(日)午前10:05〜

 

タイトルにある“天皇の料理番”とは、上皇ご夫妻の日々の食事や、要人をもてなす宮中晩餐会で腕を振るってきた元・宮内庁大膳課主厨長の高橋恒雄さんのこと。

高橋さんは、2011年3月に退職して以来、ずっと各地の被災地で「食」による支援活動を行ってきました。特に、地元の食材で誰でも簡単に作れるレシピを作り、教えていらっしゃる方です。

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タッグを組んだ、岩渕香菜さんと高橋恒雄さん

 そんな高橋さんに協力を求めたのが、宮城県気仙沼市の健康増進課で働く管理栄養士・岩渕香菜さん。

気仙沼では、震災後の人口の流失に伴い、高齢者など単身世帯が増えていますが、基幹産業である水産業を復興の柱として、食文化の豊かな魅力ある町作りが進められています。

 岩渕さんは、高橋さんに「地元の食材で作る簡単な料理」を市民に教えて欲しいと依頼し、2人のタッグでプロジェクトが始動。去年、気仙沼魚市場の2階にオープンした「クッキングスタジオ」から、町に“おいしい”笑顔が広がっていきます。

 

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気仙沼のクッキングスタジオで開催された料理教室
モナコとスウェーデンの宮殿料理長達も!?

 

どんなプロジェクトなのか?ぜひ番組でチェックしてみてください。

 

 さて、私、花太郎は、先日ナレーションの収録現場におじゃましてきました。

今回ナレーションを務めた稲塚貴一アナウンサーは、初任地が岩手県の盛岡放送局。震災があったときは東京勤務でしたが、すぐに現地の取材に入ったそうです。

そんな稲塚アナに、番組の見どころと被災地への思いを聞いたのでご紹介します!

 

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料理も食べることも大好きだという、稲塚貴一アナ

 

花太郎
今回の番組では、被災地を「食」で支援している人にフォーカスしていますが、いかがでしたか?

 

稲塚アナ
「食」ってすごく、暮らしの根幹にあるものだと思います。だからこそ、他のものがなくても、よい「食」がそこにあれば人は笑顔になれると思うんですね。それを高橋さんが、とても自然な形で体現している。三陸は本当に「食」が豊かな地域です。「食」が「生きる力」になるというのはすごい説得力がありますよね。

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「みんながおいしいものを食べて喜ぶ顔が見たい」と語る高橋さん

 

花太郎
高橋さんは、料理の「形ではなく、味として食べた人の記憶に残る」ところが好きなんだそうです。

 

稲塚アナ
面白いですね。高橋さんは本当に人が喜ぶのが好きなんでしょうね。料理を自然体そのもので楽しんでいる様子も映像から伝わってきました。

 

花太郎
ところで、稲塚アナは震災直後に東京から被災地に入って取材したそうですね。そのときの話を聞かせてください。

 

稲塚アナ
当時は、気仙沼市からほど近い陸前高田市を中心に長期間取材に伺いました。

盛岡勤務時代に何度も訪れていたはずなのに、津波に襲われた地域では目印がなくて道に迷う。それがとてもショックでした。

しかし、そこで見つけたのは、とても粘り強く堅実に自分たちの暮らしを取り戻していく人たちの頼もしさでした。特に、人々の強い結びつきが被災直後のコミュニティを救った例も目の当たりにしました。地区のリーダーと一緒に、咲いた桜を見上げて「春は来るんだね」と語り合った時の気持ちが、いまも忘れられません。

この番組もそうですが、希望を捨てずに歩む人がいることが、多くの人の自信につながっています。そのことは私にも勇気を与えてくれていると思います。

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ナレーション原稿を読み上げる稲塚アナ

 稲塚アナ、おつかれさまでした!

 

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明日へ つなげよう

「海の町に“おいしい”笑顔を〜天皇の料理番と栄養士〜」

[総合]4月12日(日) 午前10:05~
<再> [総合] 4月17日(金)午前1:00〜 ※16日木曜深夜

 

放送当日、高橋恒雄さんのレシピをブログで紹介します!!お楽しみに。