あしたブログ | 明日へ つなげよう

2020年02月14日 (金)

【2/16(日)】証言記録「心の傷に寄り添う〜訪問型ケアの現場から〜」

こんにちは、web担当・咲です!

 

今度の日曜日は第89回目となる「証言記録」。舞台は福島県南相馬市です。

 

東日本大震災後、各地で問題になった心の病。

 

大事な家族や友人、自宅や仕事、そして住み慣れた故郷…。福島県沿岸部では、津波と原発事故によって、それまでの生活を失い、多くの人が心に深い傷を負いました。

長期化する避難生活の中で、うつ病やPTSD、アルコール依存症などに苦しむ人たちも。

しかし、原発から30キロ圏内の精神科病院は、閉鎖や休診を余儀なくされました。

 

そのような中、福島県の精神科医療をはじめ、保険・福祉の関係者が集まり、心のケアチーム「なごみ」が誕生しました。

 

精神科医だけでなく、看護師や作業療法士など様々なエキスパートが集まってサポート体制を築きます。

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日本の精神病床の平均入院日数は298日(2015年)と、先進国中心のOECD(経済協力開発機構)の平均28日と比べて非常に長く、「患者の人権を侵しているのではないか」と指摘されてきました。

 

 これまでの精神科医療への反省も込めて、チーム「なごみ」の支援は、患者の生活を支えながら症状の改善を目指す「訪問型心のケア」を進めてきました。

 

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心に深い傷を負った人たちも、チーム「なごみ」との関係を築く中で、徐々に社会とのつながりを取り戻していきます。

 

特に印象的だったのは、なごみの理事長・大川さんの

 

「精神疾患のある人にとって生きやすい地域は、誰にとっても生きやすい地域」という言葉。

 

自分や周りの人々が当事者でないと、生活の中で見過ごしてしまいやすい「精神疾患を抱える人へのサポート」。実は、地域をつくっていく上でとても大事な要素であることに気付かされます。

 

放送は、

2/16 (日)〔総合〕午前10:05~

明日へ つなげよう 証言記録「心の傷に寄り添う~訪問型ケアの現場から~」

 

ぜひご覧ください!