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専門家ゲスト:山崎美津江さん、久間栄子さん、井田典子さん(相模友の会)
ゲスト:原千晶さん(タレント)、金子貴俊さん(俳優)
リポーター:内藤裕子アナウンサー
生活術の達人・スーパー主婦の知恵と力を借りて、暮らしのお困りごとを解決するシリーズ。
今回は今まで放送したスーパー主婦の技の中から、年末に役立つ「掃除」「捨てる」「スッキリ」の3つのテーマでピックアップしてお送りしました。生放送でお送り頂いたファックスの質問にもお答えいただきました。
画像左から:久間栄子さん・井田典子さん・山崎美津江さん(相模友の会)
家庭の汚れについては、主に2つのタイプを知っておくと便利。
どちらの汚れかを見極めて、重曹やクエン酸(酢)を活用すれば、大抵の汚れには対応できます。
お風呂などには皮脂も水アカもあるので、わからない時は両方試してみてもいいようです。
油汚れ:重曹水・・・水200ミリリットル+重曹小さじ1
水アカ:クエン酸水・・・水200ミリリットル+クエン酸小さじ2 または酢水・・・酢1:水1
濃度が高いと、重曹水は白く跡が残ったり、クエン酸水は酸が強くなるので、濃くしすぎないのがお勧めです。
汚れの場所にスプレーして、ぞうきん(山崎さんは超極細繊維のぞうきんを愛用しています)でふきとれば落ちます。
重曹水をスプレーして、せっけんをつけたブラシでこすります。
クッションフロアの黒ずみ、ざらざらしたドアの手アカなどにも有効。
ブラシで傷めることのない面に行ってください。
・パックする
汚れた場所をティッシュペーパーなどで覆い、そこに重曹水やクエン酸水をスプレーして、乾かないようにラップなどで覆って時間をおくと、汚れがゆるみます。その後ブラシやアクリルタワシ、ぞうきんなどでこすり落とします。パック時間は10分程度で落ちる物もありますが、時間を掛ければ掛けるほど落ちやすくなります。
・重曹せっけんペースト
ガスコンロ周りで油汚れが焼き付いた、などのかなり手強いものにお勧めなのは、重曹をパワーアップした重曹せっけんペースト。同量の重曹と粉石けんに、水を加えて混ぜて作ります。水も大体同量程度になりますが、ジェラート程度の堅さになるよう調節してください。
これを油汚れに塗って、こすります。こちらも手強いものはラップを被せてパック、時間は多い方がより落ちますが、とりあえずは2時間程度を目安に。
・削り落とす
スポンジ研磨剤(1500番)
便器や洗面台などの陶器にお勧めなのが、1500番のスポンジ研磨剤。紙やすりがスポンジ状になったもので、紙やすりよりも扱いやすいことから山崎さんは愛用しています。1500番というのはやすりの荒さで、プラスチックを磨く時などに使うかなり細かい部類です。こちらは掃除売り場でなくやすり売り場に並んでいることが多いです。
きれいをキープするにはこまめに掃除すること。でも面倒くさいと続かないので、山崎さんは「使ったその時についで掃除」を推奨、それが苦にならないようにものの置き場所を工夫しています。
例えば、洗面所には2種類の布(山崎さんは超極細繊維のぞうきん)を常備。1つは濡らしたもので、1つは乾いたもの。
洗面所を使った時、歯磨き粉を含んだ水滴など、鏡や蛇口、洗面台に飛び散ります。なので使った後に、最初は湿った布で拭き取り、その後乾いた布で水気をぬぐい取ります。汚れは溜めると汚く掃除も大変になるので、使った時にこれだけはやるというくせをつければ、いつもきれいな状態を保てます。
また、こまめに拭くのが面倒にならないように、台の上には最低限の物しか置きません。歯ブラシや化粧道具などは、使う人ごとにまとめてカゴに入れて、使う時だけ洗面台に出せるように戸棚の中に収納してあります。
山崎さんは毎日起きてすぐ、フローリングモップで全体の床のホコリをぬぐい取ります。この間数分。夜の間に舞い降りて溜まったホコリをこれで取ってしまいます。掃除機を掛けるとホコリが舞い上がってしまい、それがまた降りてくることになります。またホコリは隅の方に溜まる性質があります。フローリングモップなら狭い家具の下まで入り、舞い散らせることもなく取れるのです。
こうしていれば、掃除機かけは週に1~2回で済んでいると言います。フローリングモップで取りきれない大きめの粒などを吸い取るのが掃除機の役目で、ホコリ取りではありません。
山崎さんは掃除機を掛けながら、掃除用の手袋(超極細繊維で出来たもの)を着用して、家具やドアのノブ、幅木やいすなどのホコリを撫で取っていきます。
この掃除用手袋は、指の形になるので複雑な形の物や狭いところも楽に掃除出来るので愛用しています。
長野県の伊那友の会で開発され飯田友の会にも広がって重宝されている手作りのおそうじ手袋。アクリル毛糸で直径7センチのポンポンを15コ作って、作業用手袋の手のひら側に留めます。
窓ふきは半乾きぞうきんで軽く拭けば週1回でいつもぴかぴか。また、家具や棚、床などにも使える優れものです。ぬれぞうきんだと汚れは落ちますが水跡が残るのでから拭きが必要となります。半乾きぞうきんはぬれぞうきんのように汚れを取り、すぐ乾くのでから拭きいらず。力も入れず軽く拭くだけでいいので楽です。
※半乾きぞうきんの作り方
1.薄手のタオルを半分に折り、下の輪の部分を半分だけぬらす
2.濡らした部分をきつくしぼる
3.湿った半分を内側にして折りたたむ
4.全部まとめてもう一度きつく絞る
※この微妙な湿り具合がポイント。感覚で覚えておくといいです。湿度の高い雨の日などは、ぬらす範囲を3分の1にします。
洋服を減らして、自分にとって必要充分な適量で気持ちよく暮らせるようになるための洋服ダイエット法です。
1.持っている服を全部出す
1年分の洋服(小物・靴下・下着を除く)を全部外に出しましょう。夏物・合い着(春秋)・冬物と大きく分けておきます。そこで総量を目で見て実感しましょう。
2.服を数える
季節ごとに、スカート・パンツ・シャツ・カーディガン・コートといった種類ごとに何着あるか数えてメモし、総合計を出しましょう。数で認識することで、頭の整理が出来、さらに心の整理も出来てきます。
3.「着る服」「着ない服」で分ける
直観で、着る服(これからの1年で着たいと思う服)と、着ない服(着ないだろう服。似合わない・着心地が悪い・着る機会がないものはこちら。迷うのもこちら)で仕分けしていきます。この時、「捨てる」「捨てない」で分けるのではないことがポイント。今この1年で着るか着ないかで分類します。もっている服の総量を把握して心と頭の整理ができているので、判断が楽になっています。
4.まずは「着る服」だけを収納します。
今着る服(例えば夏物)を、クローゼットの一番使いやすい場所(ゴールデンゾーン)に収納します。続いて、季節外の服(例えば冬物)は余った場所に収納します。春秋物は常に定位置に、衣替えの時は夏物と冬物を交換します。
5.「着ない服」をまとめて、「考え中」というラベルを貼る
とりあえずケースに押し込んで、不便だが目に付くところに置くのがお勧め。「着る服」だけで暮らしていくうちに、処分する気になれば減らしていきます。着たいと思ったら「着る服」の方に戻してもよし。衣替えの機会に見直してみるといいでしょう。
・それを着ている(使っている)自分の姿を具体的に思い浮かべる
そのことで、これから自分が本当に使うかどうかが見えてきて、判断に役立ちます。
・どうしても捨てられないものは、「思い出の品」として、大切な持ち方をする
着ないけれど、どうしてもとっておきたいものは、もはや「服」ではなくて「思い出の品」。クローゼットやタンスに入れるのでなく、思い出の品としての相応の場所にしまったり、飾ったりするようにします。役割が変わったと意識することが、捨てられないストレスからの解放になります。
・「熟成箱」を作ってその中に入れ気持ちを熟成させる
使わないことはわかっているけれども、気持ちの上でどうしても処分に踏み切れない、でもその理由がなんだかわからない、そんな品物は、「熟成箱」という箱を作り、そこに入れておくようにします。そうすることで、その品物に対する自分の気持ちが熟成して、捨てられるものなのか、大事なものなのか、別のものとして使うものなのか、見えてきます。
・スーパーに入ったら、最初に肉・魚コーナーに直行!
お店では入り口近くにカラフルな野菜や果物が陳列されていることが多いのですが、普通にそこから見ていくと、使い道の決まっていない→お蔵入り候補となる物を買ってしまいがち。最初に肉・魚コーナーでメインの食材を選んで、メニューをイメージしてから必要な野菜や果物を選べば、無計画に買うのを自動的に防ぎ、さらに店内を行ったり来たりするムダな動きも防げます。
・Wカゴでスッキリ
井田さんはお店に入る時にカートに最初からカゴを2つセットします。そして、上の段に「冷蔵庫に入れる物」下の段に「それ以外の物」を入れて行きます(買うものが少ない時は1つのカゴで場所を区切ります)。こうすればレジ後も袋が2つに別れ、帰ってから1つの袋の中身をそのまま冷蔵庫にしまえばいいので、ムダな手間を省くことが出来ます。さらに、レジでは前のお客さんの会計が終わった時に、空いたカゴにマイバッグをセットします。プロの手で種類ごとに分けて、くずれたりつぶれたりしないようにセットしてくれるので、自分で買い物袋に詰め替える手間が省けます。また、こうしてWカゴにしておくと、レシートも自動的に種類ごとにまとまるようになり、家計簿を付ける時拾い出す手間が省けて楽なのです。
ムダを出さずに使い切るポイントは、冷凍を上手に使って長持ちさせることと、楽に使いやすい状態にして、使い忘れや面倒からくるお蔵入りを防ぐこと。そのためには、買ってきたその日に一手間かけておきます。
・野菜
大根やにんじん・たまねぎなどの野菜は、買ったその日に全部ざぶざぶ洗って、すぐに切って使える状態にしておいて、すのこ入りの保存容器に。ふたで密閉されるので乾燥を防ぎ、すのこが水分を切るので傷むのを防ぎます。
・青菜
ほうれん草や小松菜など、使う時にゆでていると手間もかかるし忙しいと使わずに済ませてしまいがち。井田さんは買ってきた日に一気に全部ゆでて、水分を切って根を落とした状態にします。
100円ショップで購入したすのこ付きの細長いふた付き保存容器で冷蔵庫に保存、3~4日で使い切るようにしています。
・レジ袋のたたみ方画像:レジ袋
図のように8分の1サイズに折ると、開かなくてもサイズがわかり、縦に取り出しやすく収納できます。
雑誌『婦人之友』の読者の集まり。「全国友の会」には80年の歴史があり、およそ2万人の会員がよりよく暮らし、社会に貢献することを目指して、調査・研究・実践活動を行っています。日本各地に支部があり、山崎美津江さん・久間栄子さん・井田典子さんは神奈川県の「相模友の会」の所属です。
「全国友の会」
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