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<アレルギーのギモンお答えしますSP>
専門家ゲスト:上出良一さん(東京慈恵会医科大学附属 第三病院 皮膚科)
ゲスト:つるの剛士さん(タレント)、室井佑月さん(作家)
<【番組冒頭】なぜ減らない?振り込め詐欺>
専門家ゲスト:西田公昭さん(VTR出演:立正大学心理学部教授)
リポーター:内藤裕子アナウンサー
11月20日(日)に放送し大反響だった、NHKスペシャル「アレルギーを治せ!」とのコラボ企画。
これまで、あさイチやNHKスペシャルで、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの治療法や最新情報をお伝えしたところ、4000通を超える質問や疑問が寄せられました。そこで今回は、多くの方から寄せられた質問や、代表的な質問を例に取りながら皆さんの疑問にお答えしました。
専門家によれば、アレルギー体質を根本から治療するということはできませんが、湿疹のない肌にしたり、“かゆみ”をなくしたり、薬を使うことなく日常生活を送れるくらいまで改善させることは十分可能です。
ステロイド薬を使う際は、人差し指の先から第1関節まで(約0.5グラム)で、大人の手のひら2枚分に塗るのが、正しい量の目安です。
根強い炎症を完全になくすためには、ある程度の量を塗ることで、一気に炎症を抑え込むことが必要です。
≪ステロイド薬 ぬり方のポイント≫
・すり込まないで“のせる”ように
・皮膚が完全にキレイになるまで
・再発した場合はできるだけ早く
番組内でお伝えしたステロイド薬の副作用は
・使いすぎると、皮膚が薄くなる。
・肌の色を白くする作用がある。
・免疫を抑制する薬なので、他の感染症にかかりやすくなる場合がある。
しかし、副作用がおきたとしても、いったん、ステロイド薬を止めれば回復する副作用である事をお伝えしました。
また、どのくらいの量や期間でこうした問題が起きるかは、その人の皮膚の状態と、使っている薬の強さによって、個人差があります。
ステロイド薬で、そのような副作用がでることはありません。
ただ、専門家によると、こうしたケースは、薬を「チョロチョロ」使う場合に起こることがあるといいます。本人にとってはステロイド薬をずっと使っているつもりであっても、薬に対する不安から、少量しかステロイド薬を塗らないため、正しい量を塗っていないため薬は効かず、炎症は治まらず悪化していきます。この状態を、ステロイド薬を使ったから炎症が酷くなった、効かないと錯覚してしまうこともあるとのことです。
ステロイド薬は、もともと人の体で作られている「副腎皮質ホルモン」を、人工的に合成したものです。ステロイド薬を使いすぎると、副腎皮質は自らホルモンを作らなくて良いと受け取ってしまうのではないかという質問がよせられましたが、外用薬(塗り薬)と内服薬を混同して考えてはいけません。
外用薬では患部の表面のみに塗っているので体内にある副腎皮質ホルモンが生成されにくくなるという現象は報告されていません。
一方、内服薬は全身に広がるため、長期にわたり使った後、急に薬を止めてしまうとそうした副作用がおこる可能性がありますが、徐々に薬を減らすなど、適切に薬をコントロールしていけば、そのリスクは防げると考えられています。
ステロイド薬は、成分が『体内に蓄積する』のでは?ステロイド薬は、もともと人の体で作られている「副腎皮質ホルモン」を、人工的に合成したものです。アトピー性皮膚炎が重症な人は、この「副腎皮質ホルモン」の量が少なくなっています。体内に蓄積したり、依存症になる心配はありません。
アトピー性皮膚炎は乾燥肌を放置しておくことでも発症に繋がると考えられています。
肌の乾燥を予防する為のスキンケアのポイントは、
・せっけんをよく泡立てて「きめ細かい泡で洗う」こと
・強くこすると肌を傷めてしまうので「手で優しくなでるように」すること
・そして、「入浴後の保湿剤」で、肌の水分の蒸発を防ぐことが大切なんです。
専門家によると、せっけんや保湿剤は市販のものでよいですが、季節によって、夏はさっぱり、冬はしっとり、など使用感がよい物をみつけてこまめに使って欲しいとの事でした。
今回の番組でアトピー性皮膚炎の診察を担当された、東京慈恵会医科大学附属第三病院の皮膚科診療部長・上出良一医師は、アトピーカフェという取り組みを行っています。
アトピーカフェ(無料)
アトピー性皮膚炎に悩む皆様からの質問に、上出医師がお答えしたり、アトピーに関する最新情報をお話し致します。また、参加者同士でも互いに話しあう、気楽な集まりです。泡洗浄を主体としたスキンケアのレッスンもあります。
この集まりには、慈恵医大病院で診察を受けていない方も含め、どなたでも自由にご参加いただけます。予約、参加費は必要ありません。患者さんご自身や、ご家族の方の参加も歓迎です。
慈恵医大アトピーカフェ
ホームページ:http://atopy.com/index.html
食物アレルギーの最新治療として、神奈川県立こども医療センターで栗原和幸医師らが取り組む『食べて治す』治療についてお伝えしました。現在のところ、治療には医師が立ち会わねばならず、どなたでもすぐに治療が始められる状況ではありません。ご紹介した神奈川県立こども医療センターでの治療は、かかりつけ医の紹介状が必要になっています。個人で直接、病院へ問い合わせることはご遠慮下さい。
「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2009」
(出版社:協和企画・2000円 税込み)
「食べて治す 食物アレルギー」
(栗原和幸著・診断と治療社・3400円)
今年振り込め詐欺が猛威をふるっています。10月の時点で既に被害額は去年を大きく上回り、100億円を超えています。中でも被害額が急増しているのが息子や孫など身内をかたる「オレオレ詐欺」。最近の手口では、まず「予兆電話」という探りを入れる電話がかかってくるといいます。しかし、被害者の多くは犯人の声を見分ける自信があってもだまされてしまっています。番組では、その「声が聞き分けることが難しい」理由を専門家の実験で分析。また今年秋から急増している新たな手口「手渡し型オレオレ詐欺」の実態についてもお伝えしました。
去年・・・約79億円
今年・・・約107億円
(警察庁調べ)
・「カゼをひいいている」など声がおかしいことを言い訳
・携帯電話の番号が変わったと伝える
・だまされない自信があった・・・91パーセント
・声を聞き分ける自信があった・・・100パーセント
(2011年 警察庁)
1.とにかく電話の内容に注意。「電話番号変わった」「多額の金が必要」このセットが出たらオレオレ詐欺だと思え!
2.怪しい電話がかかってきたら、その後に息子などの元の電話にかけ直す
3.電話を留守電にする(犯人と直接話さないため)
