ＮＨＫスペシャル
“奇跡”の子と呼ばれて～釜石 震災９年～

東日本大震災で岩手県釜石市の小中学校が津波にのまれた際、子供たちはいち早く高台に自主避難してほぼ全員が助かり、“釜石の奇跡”と報じられて称賛された。だが、津波で親や友人・隣人を失った子も多く、彼らは震災の記憶を封印するように生きてきた。あれから９年、就職に迷う人、仕事の壁にぶつかる人、親友の死を今も受け入れられず苦しむ人など、“奇跡”の子たちの素顔を見つめる。