| 静岡 |
駿河路
放送日:1965(昭和40)年5月17日
気候が温暖で自然豊かな東海道・駿河路を探訪する。そこには、姉さんかぶりの茶摘みや問屋回り競争、そして大井川の蓮台渡しの再現など、おおらかな日々の暮らしがあった。 |
三島
放送日:1968(昭和43)年8月5日
東海道の宿場として栄えた三島は、国道1号線の事故や公害に悩まされながらも交通の要所として健在。新幹線の三島駅の開業を翌年に控え、富士の湧き水の恵みを受けた潤いのある町でもある。 |
南伊豆
放送日:1969(昭和44)年2月17日
ワニの人工繁殖が行われている熱川、川端康成の『伊豆の踊子』の舞台となった湯ヶ島や下田、そして伊豆半島の南端・石廊崎などを訪れる。温暖な南伊豆の早春の風景と、そこに暮らす人々の姿はさわやかだ。 |
ベルト地帯の青春
―静岡県・浜松―
放送日:1970(昭和45)年6月15日
浜松市の人口が急増していた。オートバイ工場や織物工場で働くため全国から若者たちが集まってきたのである。多感な青春時代を浜松で過ごす若者たちの素顔を描く。 |
ミニ列車の走る峡
―静岡県奥大井―
放送日:1973(昭和48)年12月17日
峡谷をミニSLが走る大井川鉄道。沿線の人々は、ダム建設の不安を抱えながらマスの養殖や行商に打ち込んでいる。晩秋から初冬にかけて、山深い奥大井の暮らしを訪ねた。 |
| 岐阜 |
工匠の里
〜飛騨・高山〜
放送日:1972(昭和47)年5月1日
飛騨は木の国である。一位一刀彫をはじめ、匠たちがすぐれた作品を残し、その技は代々受け継がれている。12台の屋台で賑わう豪華絢爛な祭りを間近にひかえた町を訪ねる。 |
村の一座
〜岐阜県加子母村〜
放送日:1974(昭和49)年10月7日
木曽山脈のふところにある加子母村(かしもむら)には、芝居の舞台「明治座」がある。秋の気配が濃くなるころ、ここで村人たちが歌舞伎を上演する。村の大きな楽しみである。 |
まちの水音
〜岐阜県郡上郡八幡町〜
放送日:1976(昭和51)年7月12日
八幡町は、長良川・吉田川・小駄良川の三つの川が流れ、山の湧き水が水路をうるおす。古くから続く金物商を中心に、山峡の「水の町」の暮らしを伝える。 |
飛騨古川・一之町
放送日:1980(昭和55)年2月20日
岐阜県古川町は白壁土蔵や千本格子の古い民家が連なる古風な町。碁盤のように整備された町は、それぞれ一之町、二之町と名付けられている。飛騨の地に職人たちの姿を追った。 |
| 愛知 |
煙火師群像
〜愛知県 三河地方〜
放送日:1974(昭和49)年8月26日
徳川鉄砲隊の流れをくむ三河の火薬は、地元花火になくてはならないもの。いまや花火の生産量が全国一の三河で、煙火師たちが年に一度集まり夜空をカンバスに華麗な技を競う。 |
武者たちの眠る里
―愛知県・長篠―
放送日:1981(昭和56)年9月6日
長篠の合戦で、1万5000の武田の軍勢が倒れた愛知県の設楽原の農民たちは、お盆の行事に火踊りを行い、武者の霊を慰めている。古戦場に立つ信玄塚での火踊りを中心に、農民の素朴な心情を描く。 |
| 富山 |
売薬三百年
―富山―
放送日:1970(昭和45)年10月5日
300年の歴史がある越中富山の売薬さん。1年の3分の1を全国各地の販売先廻りに費やす昔ながらの薬売りは、年々減っていた。それでも身上の「忍耐と勤勉」は変わらない。 |
井波木彫師
〜富山県井波町〜
放送日:1972(昭和47)年12月18日
井波町は、欄間や置き物を彫る木彫師の町。街を歩けば甘酸っぱい木の香りが漂ってくる。300年の伝統を持つ町の木彫りの歴史と木彫師たちの暮らしぶりを伝える。 |
おわら風の盆
〜富山県 八尾町〜
放送日:1976(昭和51)年9月27日
越中おわら節の発祥地、富山県八尾町(やつおまち)は、山の尾根に沿って細長い坂が続く町。9月はじめの3日間、この町は人々が唄と踊りで夜を明かす、おわら一色に包まれる。 |
立山・わが岩と雪
〜富山県・立山町〜
放送日:1977(昭和52)年2月7日
幼少から山に登って伝統的な登山技術を身につけ立山の山岳ガイドになった一人の男性がいる。日本で最も厳しいと言われる立山の冬の景色と山案内人の姿を描く。 |
越中衆 地引き網
〜富山県黒部市生地〜
放送日:1978(昭和53)年2月20日
生地の漁師たちは、北海道などで「越中衆」と尊敬をこめて呼ばれてきた。冬、荒波と雪が降りしきる海岸では、胸まで海につかって地引き網をひく。越中漁師の心意気を描く。 |
息子たちの尾根
―北アルプス・薬師岳―
放送日:1980(昭和55)年9月10日
昭和38年、愛知県の大学の山岳部員たちが薬師岳で遭難し全員死亡した。事故後、遺族の中には薬師岳を毎年訪れる人がいる。美しく厳しい自然の中に、亡き肉親への思いを描く。 |
| 石川 |
金沢
放送日:1963(昭和38)年10月7日
前田利家が築いた百万石の金沢。代々受け継がれてきた加賀友禅や金箔作りなど伝統の技に迫る。白黒フィルムならではの映像の奥深さを感じさせ、色彩の想像力をかき立てる。 |
波濤の太鼓
―奥能登・外浦―
放送日:1971(昭和46)年1月18日
冬の奥能登。農家は田の神を迎える儀式を行い、輪島では修行中の若者が塗師として独立する。男たちが奇怪な面をかぶって打ち鳴らす御陣乗太鼓は、自然の厳しさを耐えてきた人々の叫びのようである。 |
五彩の窯
放送日:1972(昭和47)年2月21日
冬、どんよりした白と黒の単調な風景の加賀平野で、ひときわ彩りを増す九谷焼。起源が江戸初期と言われ五彩の輝きを放つ伝統芸術である。陶芸家の仕事ぶりと加賀の風土を伝える。 |
かざぐるまの男
〜石川県奥能登〜
放送日:1977(昭和52)年10月3日
旅先でバスの運転手からもらった小さな「かざぐるま」。誰がどんな思いで作ったのか。奥能登にその面影を訪ね、母の思い出を込めて“かざぐるま”をつくるバスの運転手や伝統の技を伝える老夫婦に出会う。 |
海女たちの夏
―石川県・舳倉島―
放送日:1981(昭和56)年8月23日
能登半島の沖50kmに浮かぶ舳倉島は海女の島である。アワビ漁の解禁が近づく夏、海女たちは出稼ぎから戻る。3代続く海女の一家を中心に、豊かな海の幸を求める海女たちを描く。 |
雪ん子のたより
―石川県珠洲市―
放送日:1982(昭和57)年3月3日
能登半島の突端にある珠洲市。山あいの小さな集落・南山地区のほとんどの家が、冬は出稼ぎに出る。残された子供たちが書く手紙を働きに出た親に届ける男性がいる。春の訪れを待つ雪国の子供たちを追う。 |
| 福井 |
三代の湖
―福井県・三方五湖―
放送日:1981(昭和56)年2月4日
美浜町日向の漁師に伝わる正月行事「板の上」「水中綱引き」。若狭湾の「大敷網(定置網)漁」。三方湖の「たたき網漁」。福井県三方五湖の日向湖から若狭湾までたどり、人々の多彩な暮らしを描く。 |
| 三重 |
伊勢・志摩
放送日:1967(昭和42)年5月1日
江戸時代から賑わう伊勢参り。現代の伊勢神宮は、伊勢志摩国立公園内の観光名所の一つ。英虞湾(あごわん)の真珠の養殖や、初めて海女として海に出る少女たちの姿を描く。 |
現代若衆宿
―三重県鳥羽・答志島―
放送日:1970(昭和45)年4月20日
答志島には、中学校を卒業した若者が結婚するまで、共同生活をする「若衆宿」がある。若者たちは、ここで先輩から島の伝統や一人前の男になるための作法を学ぶ。若衆宿とそこに暮らす若者を描く。 |
タコで伊勢エビをとる話
〜三重県南勢町〜
放送日:1974(昭和49)年10月21日
三重県南勢町には、タコを嫌う伊勢エビの習性を利用したエビ漁が伝わっている。伊勢エビが潜む岩場にタコを近づけ、エビを追い出し網でとるというユニークな伝統漁法である。漁を継ぐ2人の老漁師を追った。 |
がまんの丘物語
―三重県・志摩町―
放送日:1981(昭和56)年9月27日
志摩町の小さな漁村の高台にある「がまんの丘」。ここは、かつて海女として活躍したお年よりが集って、世間話をしながら一日を過ごす場所である。お年寄りのほがらかなおしゃべりと漁村の暮らしはおおらかだ。 |