平成25年度の放送
放送:平成25年 6月2日(日) 午後1:50〜3:00(70分)


50年にわたる軍事独裁政権による圧政から、民主化へと大きく舵を切り始めた"閉ざされた国"、ミャンマー。今、大きな転換点を迎えている。4月に民主化運動のシンボルであるアウン・サン・スー・チーさんが27年ぶりに来日。国会議員として政治活動を続け、2015年の大統領選をめざすことを宣言、変化が加速しようとしている。経済改革と市場開放も進み、安価な労働力を抱える生産拠点として、さらには6000万人を擁する消費市場として大きな注目が集まっている。「アジア最後のフロンティア」として、日本企業の進出も相次ぎ、6月5日からは、アジア版のダボス会議がミャンマーで開催される予定だ。
NHKには、多様な角度からミャンマーを描いた番組が残されている。1988年の軍事政権誕生当時の厳しい民主化弾圧やスー・チーさんの登場を描いたNHK特集や、軍事政権下でのミャンマーの経済開放を取材した番組など、貴重な映像を通して、大きく変わろうとしているミャンマーの今後を見つめる。

ゲスト:
工藤年博 さん (ジェトロ・アジア経済研究所主任調査研究員)
道傳愛子 解説委員(バンコク特派員を経て、東南アジアを担当)
キャスター:桜井洋子アナウンサー



■NHK特集「ビルマ・戒厳令下の記録 〜ラングーン・カメラ日誌〜」
(1988年11月21日放送 45分) ※一部抜粋
一切の映像取材が禁止された戒厳令下のビルマで、1台のカメラが密かにデモ隊や銃撃戦の様子を撮り続けていた。60時間におよぶ映像をもとに民主化要求で揺れ動くビルマを描く。

■NHKスペシャル「疾走アジア 第3集 開かれた黄金郷 〜ミャンマー〜」
(1997年5月23日放送 49分) ※一部抜粋
26年に及ぶ鎖国で様々な資源が手つかずに残され「最後の黄金郷」として注目を集めているミャンマー。大国の中国とインドに挟まれ、しなやかにしたたかに独自の道をめざすミャンマーの素顔を描く。

■クローズアップ現代「ミャンマー関連」
※一部抜粋
1996年6月3日「解けない対立 ミャンマー軍事政権 vs スー・チー」
2007年10月1日「“閉ざされた国”で何が 〜ミャンマー最新情勢〜」
2012年4月2日「“閉ざされた国”はどこへ ミャンマー 民主化の行方」

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