平成25年度の放送
放送:平成25年 5月26日(日) 午後1:50〜2:55(65分)


津波によって多くの命と懐かしい故郷の風景が失われた東日本大震災から2年あまり。 NHKアーカイブスには、震災前の被災地の風景を記録した貴重な映像や、当時、地元で生きる人々のきずなや真摯な生き様を描いた番組が数多く残っている。NHKでは、「公開復興サポート」として、様々な番組が被災地に出向き、現地の人々とともにお伝えする試みを続けている。今回は、桜井洋子キャスターが岩手県大船渡市のリアスホールに出向き、地元出身の歌手・新沼謙治さんとともに公開収録でお伝えする。人々に愛されてきた三陸鉄道沿線の紀行番組や、大船渡の手仕事の技を伝える番組などを中心に、懐かしい震災前の風景を一緒にお楽しみいただく。厳しいながらも、三陸鉄道南リアス線の一部運行再開など、明るい兆しも見え始めた大船渡。番組に登場した人々の復興への歩みや、新沼さんが故郷への思いを込めた歌もまじえ、震災3年目の被災地の人々の思いを発信してゆく。

ゲスト:
新沼謙治さん(歌手 大船渡市出身) ほか地元の皆さん
地元出身者として、ふるさとの思い出や復興へ向ける気持ちなどを語る。さらに、自ら作詞/作曲し、出身校の大船渡市立第一中学校の生徒たちとともに歌った曲、「ふるさとは今もかわらず」を披露する。
キャスター:桜井洋子アナウンサー



■小さな旅「こころの各駅停車 〜岩手県 三陸鉄道〜」
(2009年11月22日放送 総合) ※一部抜粋
釜石駅から盛駅までの36キロを結ぶ三陸鉄道南リアス線。いくつものトンネルをぬけると、太平洋の絶景が広がる。過疎化で乗客は激減し、赤字経営が続いている。故郷の鉄道を守ろうと、自らの歌と舞いで観光客を楽しませる駅長。開通を誰よりも喜んだ亡き祖父の短歌にちなみ、駅名の変更を提案し採用されたホタテ漁師。海岸沿いを走る列車に寄り添う人々を訪ねる旅。

■「日本の素顔 第122集 大津波」
(1960年5月29日放送) ※一部抜粋
大船渡市は57年前のチリ地震による津波でも、大きな被害を受けた。自然との闘いを強いられてきた町の様子を記録した。

■ワンダフル東北「ここに技あり 春 三陸の巻」
(2007年6月12日東北ブロック放送 総合) ※一部抜粋
東北の暮らしを支えてきた手仕事の「技」を紹介する。6代続く大船渡の浜のかじ屋さんを訪ねる。お客さんの注文に丁寧に応じて、漁具・農具・包丁などを作り続け、地元にはなくてはならない存在だ。

ほか、番組に登場した人々のその後も取材し放送する。

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