平成25年度の放送
放送:平成25年 4月14日(日) 午後1:50〜2:55(65分)


2003年3月、「テロとの戦い」を掲げたアメリカなどによるイラク戦争の開戦から10年。
4月14日は、フセイン大統領の生地ティクリットが陥落、イラク全土が制圧された日である。同時多発テロから、アフガン戦争、そしてイラク戦争へと突き進んだブッシュ政権。しかし、戦争の大義とされた大量破壊兵器は見つからず、イラクでは大勢の市民そして双方の兵士たちが犠牲となった。占領統治時代もあわせると、その数は、17万人を超えている。
開戦から10年、アーカイブス映像を通して、開戦の知られざる真実、そして悲惨な戦場の現実を見つめ、何を歴史から学ぶべきなのか、識者とともに考える。

ゲスト:
藤原帰一さん(東京大学教授)、柳澤秀夫(NHK解説委員長)
キャスター:桜井洋子アナウンサー


■BS世界のドキュメンタリー「世界を戦争に導いた男」
(2011年9月13日放送 BS1) ※一部抜粋
1999年、ドイツに亡命を求めたイラク人技術者が、イラクが保有する大量破壊兵器について語り始めた。しかし、それは嘘(うそ)だった。証言は米国に伝えられ、9.11テロ後、イラク戦争を始める根拠として使われた。このドキュメンタリーでは、男を捜し出す一方で、この虚言を巡り、ドイツの情報機関と、CIA、米政府との間で、どのようなやり取りが行われ、米国が、どのようにして戦争へと突き進んでいったのかを描く。
■制作:DR/NDR デンマーク・ドイツ 2011年

■NHKスペシャル「リトル・バグダッド 〜急増するイラク避難民〜」 (2007年7月2日放送 総合) ※一部抜粋
アメリカ軍などによる攻撃後、イスラム教のシーア派とスンニ派の間で対立が激化し、イラクは内戦状態に陥ったともいわれる。戦禍を逃れ120万人のイラク人が避難したシリアのイラク人街、「リトル・バグダッド」を取材し、イラク戦争後に現れた過酷な現実を見つめる。「離婚しなければ殺す」と脅され、バグダッドから逃げてきた宗派の違う夫婦。夫と子供を誘拐された妻。激しい宗派対立が家族をも引き裂こうとしている。イラク戦争に翻弄される人々の苦しみを伝える。

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